8年後の2030にSDGsの目標を達成するために、各スポーツ・アウトドアブランドが様々な地球に配慮した取り組みを始めている。そこで、グローバルブランドが推進する気候変動に関わるサステナブルなアクションを取材🌍

①パタゴニア
全体の89%の素材が再生素材やオーガニックコットンなどを採用した素材のものでウェアを生産するパタゴニアは、2025年までに100%を目指す。現在は、海に捨てられた漁網を使ったネットプラスという素材や、土壌の健康を高めることに優先されたリジェネラティブ・オーガニック農法を採用したコットンや食材(プロビジョンズ)の生産などにも着手。また、ソーラーシェアリングで発電した電気を使用するなど、発電事業にも参画する。今後、新しい資源を使わないことを表明し、持続可能の先を超え、循環型に置き換えた生産プロジェクトへと動き出している。

土壌を修復し、動物福祉を尊重、また農家の生活を向上させることを目指すリジェネラティブ・オーガニック農法を採用したコットンのTシャツ¥5,500(5月下旬入荷予定)、リサイクル素材を採用したリバーシブルスイムショーツ¥11,000/パタゴニア Tel: 0800-8887-447

②ナイキ
スポーツブランドとして環境に配慮した製品を生み出していくことが、スポーツの未来を守ることであるという理念を持つナイキ。環境に配慮された各製品にはMove to Zeroのアイコンが。これは重量の20%以上がリサイクル素材を採用している目印である。これまでにデザイン性の高さで話題を呼んだスペース ヒッピー シリーズや、デザインの高さはそのままに、パフォーマンスの高さも妥協せずに作られたネクスト ネイチャー シリーズなど、サステナブルな製品をニュース性を持って世の中に打ち出してきた。今後は、二酸化炭素排出量及び廃棄物ゼロを目標に、生み出されていく製品を、寿命を終えた時に、どう分解できて、価値あるものに変えることができるかを逆算する形でデザインしていくという。ナイキは全てのフットウェア生産過程から生まれた廃棄物の99%を、廃棄せず再活用すると明言。また、2050年までに、ナイキ所有及び運営する施設の100%再生エネルギーでの稼働を目指し、現在は80%まで達成しているそうだ。

それぞれのモデルには、重量比20%以上のリサイクル素材を使用。Move to Zeroアイコンのついた「ナイキ サン クラブ」のシューズ¥13,750、ワンピース¥14,300、ブラトップ¥7,700/ナイキ 0120-6453-77

③ホカ
ホカでは、トレイルランニング・ハイクのシューズを中心に、地球に戻るような素材やリサイクル素材を採用。また、扱うレザーは環境に配慮した持続可能で適切なビジネス活動を推進することを使命とするレザーワーキンググループ(LWG)のものを採用する。信頼のおける企業とパートナーシップを組むことでマテリアルを調達している。デッカーズは2016年に国連グローバル・コンパクト(UNGC)に加入。使用すべき素材、使用すべきでない素材を選定し、パッケージなどにも配慮しながら環境への負荷を減らしていけるような取り組みを進めていく予定だ。

メッシュやシューレースにリサイクルポリエステル素材を採用した防水仕様のレザーハイクシューズ 。レザーワーキンググループの認定を受けた軽量レザーを使用していてボリューム感のある見た目ながら、驚きの軽さ 。シューズ「ANACAPA MID GTX」¥30,800/ホカ(デッカーズジャパン0120-710-844)

Photo: Takeshi Abe Hair&Make: Naoyuki Ohgimoto Model: Shizuka Jasmin

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