「うたたねや魚になって登高す」 幻椏

    季語 高きに登る/登高 【秋】 生活 行事

    5節句の一つ旧暦9月9日の「重陽」を、古くは「菊の節句」と呼んでいた。
    (重陽。旧暦の9月9日は、2021年の、10月14日)

    酒に菊の花弁を浮かべて飲む秋の宴、これが菊酒であり、菊の宴である。
    中国の古俗に、重陽に茱萸(ぐみ)を詰めた袋を提げて高丘に登り、
    菊酒を飲むと災いを祓い長寿に成れると言い伝えられて来た。
    これを「登高」と言い、「高きに登る」は秋の季語に成っている。

    古俗を踏まえて俳人は、何処をどう登るかと言う想像力の中で
    「登高」を新たな季語として捉え直す事が出来る、と思っている。

    秋の日に、白いシーツに包まってうたた寝をする。
    夢に魚となって登高すれば、浮遊感と開放感の中に至極の微睡を得る。
    秋の転寝心地良し、である。
    可能ならばBGMは、遠くから聞こえる井上陽水のリバーサイドホテルが宜しい。
    全てを放念し、眠る身に沁み込む歌をそっと抱えれば、
    秋の微睡はこの上なく豊饒な安らぎに成るのである。(幻椏)

    俳句&エッセイ: 時田幻椏  https://tgenna.exblog.jp/

    ナレーション: 八神てんきゅう

    画像: ぱくたそ https://www.pakutaso.com/

    画像: 素材AC https://www.photo-ac.com/

    画像: pixabay  https://pixabay.com/

    BGM: おとわび https://otowabi.com

    BGM: 北野淳 https://kitanojun.jimdofree.com/
    JI-「いっそセレナーデ」 https://youtu.be/QFqwSQ4kD-Y

    Edit: 中原久遠
    #俳句love #haiku #俳句 #秋の季語

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