こちらは無料放送版のため、前半のみとなります。
後半有料版:https://youtu.be/tsZwvPxSbz8
メンバーシップ入会: https://www.youtube.com/channel/UC0_ZXOHTaFGkvpxrsMT3sog/join
ニコニコ:https://live.nicovideo.jp/watch/lv339934856

出演:細谷雄一(慶應義塾大学法学部 教授), 森本あんり(東京女子大学 学長), 松本佐保(日本大学国際関係学部 教授)

*『反知性主義(新潮選書)』の森本あんりさんと『アメリカを動かす宗教ナショナリズム (ちくま新書)』の松本佐保さんをお迎えし、アメリカにおける宗教と政治の関係について議論します。

*前半30分は無料放送、後半90分は会員限定放送となります。

====目次====
0:00 開始前
1:57 番組開始~CM動画
3:07 本編スタート
13:53 カルトと宗教の違い
15:50 統一教会について
24:54 本日の参考図書『反知性主義』『不寛容論』
25:44 『反知性主義』p24 宗教の伝播とウィルス感染
35:54 本日の参考図書『アメリカを動かす宗教ナショナリズム』
40:33 エヴァンジェリカルとは
52:49 『アメリカを動かす宗教ナショナリズム』p177 宗教と安全保障との関係
55:32 『反知性主義』p118 アメリカ的な政教分離の真意
1:03:08 『反知性主義』p93 信仰復興と「アメリカ」の成立
1:09:57 次回告知

7件のコメント

  1. 宗教とカルトの境目はハッキリしないだなんて嬉しいですねぇ。なかなか言い切る方いないですから。特に一神教3代宗教こそ現代諸悪の根源で、マフィアビジネスの支配誘導手段だと理解。

  2. 興味深い内容でした。日本は問題を狭くしてしまうと思いました。同調指向が強い日本と思いました

  3. とっても勉強になります。内容と関係ない事ですが学者さんが常に言う専門じゃないけどっていう前置きがあんまり好きじゃないんですよ。

  4. 議会制民主主義とか資本主義と言うのは米国の表の顔であって、米国の本質はキリスト教だと思います。それもかなり原理主義的なキリスト教です。アダムとエバが人類最初のカップルであり、それは今から6000年前の事でそれ以前には人類はいなかった事、イエスが処女から生まれ(処女懐胎)十字架にかけられて死後3日後に復活した事などを歴史的事実として認識している米国人がとても多いです。 十戒はモーセ受け取ったとされるシナイ山で神が自らの手でタブレットに書かれたものとされています。その十戒の中で「汝、殺すなかれ。」と言う神の言葉があります。これを単純に人殺しをしてはいけませんとと言う意味ではありません。これは同じ信仰を持つ者(即ちユダヤ人)を殺すなと言う意味で、異教徒を殺すなと言う意味ではありません。事実モーセの後継者であるヨシュアは神の命令に従って罪人とされるカナン人の住むエリコの街を攻撃し「彼らは町にあるものを、男も女も、若い者も年寄りも、また牛、羊、ろばも全て剣の刃で聖絶した。」(旧約聖書:ヨシュア記第6章第21節)とあります。

    私は以前仕事の関係で広島に2年ほど住んでいた事があります。私の職場は平和公園のすぐ近くになり、私は原爆資料館に何回か訪れた事があります。そこで私が思った事は米国は民主主義の国で人権を重んじる国であるはずなのに、どうして民間人をこれほどまで大量に残酷な方法で殺したのだろうかと言う疑問です。当時広島には確かに陸軍の本部がありましたが、原爆投下目標は民間人の多くいる相生橋でした。1945年3月10日未明、約300機以上のB-29戦略爆撃機が通常爆弾ではなく焼夷弾を用いて木造家屋の多い東京の下町を絨毯爆撃し、わずか2時間の間に約10万人の民間人が命を落としました。アウシュウィッツでは4年間の間に約110万人のユダヤ人が殺されています。アウシュウィッツと比較しても東京大空襲の凄まじさが分かります。でも今や日本人の間でも広島や長崎と比較してあまり東京大空襲の事は語られません。通常兵器による殺戮だからでしょうか。でも東京大空襲の死者は長崎を上回っています。米軍の日本人民間人の殺戮は日本の主要都市殆どに及び、1945年の名古屋大空襲では私の父方の祖母が父の目の前で殺されています。一方私の母はまだ当時幼かったですが、空襲の後の浜松市を訪れた際、どうして黒いお人形が沢山落ちているのだろうと思ったそうです。勿論これは殺された民間人の焼死体です。 ここからは私の個人的な憶測ですが、広島や長崎などへの核兵器や焼夷弾を用いた民間人殺傷は旧約聖書のヨシュア記第6章第21節を想起させます。当時のトルーマン米大統領は長老派の敬虔なクリスチャンでした。敬虔なクリスチャンである米国人から見れば日本人は、国家神道と言う得体の知れない邪教を信奉する罪人であり、同じクリスチャンを殺すよりも良心が痛まないで済むからだったのかもしれません。米国がどうしてイスラエルをあそこまで支持するのかは、もちろんイスラエルのロビイストの暗躍や米国内のユダヤ資本も理由に挙げられるでしょう。でも本当の理由はユダヤ教とキリスト教の違いはあれど共に神の国を建設しようという点で共通の理念があります。イスラエルは神に約束されたカナンの地に、米国は新天地アメリカ大陸に聖書に基づく神の国を建設しようとしているのかもしれません。そう言った意味で戦後の米国の動向は説明できるかもしれません。米国を政治・経済・安全保障・ポップカルチャーの観点から学び分析する日本人は数多くいますが、キリスト教と言う観点から米国を分析しようとする日本人はほとんどいません。キリスト教は日本人のブラックボックスです。そう言った意味で米国はロシアや中国等と異なり、利権だけで動いている国家ではありません。ある意味敵に回すと最も怖い国かもしれません。日米関係はかつてなく緊密なものになっていますが、実際は「呉越同舟」だと思います。

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