コレクション・リポート:長野の淡い春を映し出す「マメ クロゴウチ」22年春夏 デビューコレクションのドレスも復刻

黒河内真衣子が手がける「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は、霧の中をモデルが行き交う幻想的な映像で2022年春夏物を発表した。舞台となったのは、黒河内の出身地である長野県の県立美術館。同美術館はこの6〜8月に、ブランド設立10周年を記念する展覧会を開いた場所でもある。黒河内が展覧会準備のために過ごしたという春の長野で目にした、草花が芽吹いて散っていく光景や空の色合いを、繊細で緻密なテキスタイルや染めの技術などと表現した。

美術館屋外に備えられた、アーティスト中谷芙二子による「霧の彫刻」。人工的に噴出された霧が、その時々の風向きや気温で刻一刻と流れを変えていく作品だ。その中から、ライラックやピンクといった色合いのドレスやセットアップ姿のモデルたちが現れては消えていく。今季のテーマは「Land」。「土地の歴史、個人の記憶の深部(中略)に耳を傾け、静かに霧の中に浮かび上がる淡い春の景色」を映している。

詳細は @wwd_jp プロフィールのリンクから

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