ミラノコレクション・リポート:「ジル サンダー(JIL SANDER)」の会場は、薄紫色の光で照らされ、床も椅子も同じ色でまとめられた長いトンネルのような空間。「ショーが大好きだし、その制作過程をとても楽しんでいる」と以前語っていたルーク&ルーシー・メイヤー(Luke & Lucie Meier)による1年半ぶりのリアルショーに期待が高まります〜。ショーで目を引いたのは、序盤に登場したボクシー&オーバーサイズのノーカラージャケットとスカーフ襟が片方に流れるシャツ。コットンドリルや滑らかなレザーのパンツと合わせたスタイルが印象的です。縦のラインが際立つトップス&ロングスカートのセットアップやドレス、スモッキングやクロシェを駆使したクラフトへのこだわりを感じるアイテムなど得意とするスタイルは健在ですが、今季はタイガープリントのコートやペイズリーモチーフとスパンコールをあしらったガウンといった新たな一面を感じさせるアイテムも提案。ウエアだけでなく空間にまで取り入れたパステルカラーや心地いい音楽も相まって、どこか優しく癒されるコレクションでした。

全ルックは @wwd_jp のプロフィールのリンクから

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