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■プロフィール
北村有起哉/ 連城新次郎 役
1974年、東京都出身。1998年に『カンゾー先生』(今村昌平監督)に出演し映画デビュー。近年の主な映画出演作は『太陽の蓋』(16/佐藤太監督)、『オーバー・フェンス』(17/山下敦弘監督)。『長いお別れ』(19/中野量太監督)、『町田くんの世界』(19/石井裕也監督)、『新聞記者』(19/藤井道人監督)、『生きちゃった』(20/石井裕也監督)、『浅田家!』(20/中野量太監督)、『本気のしるし 劇場版』(20/深田晃司監督)、『ヤクザと家族 The Family』(21/藤井道人監督)、『すばらしき世界』(21/西川美和監督)など多数。公開待機作に『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(23/内田英治監督・片山慎三監督)、『有り、触れた、未来』(23/山本透監督)がある。

■イントロダクション
裏社会を生き抜く型破りな私立探偵が、
閉塞した現代のニッポンに風穴をぶち開ける
ハードボイルド・エンターテインメント!
とある街の喫茶店を事務所代わりにしてしがない探偵業を営む連城新次郎は、ギャンブル好きで酒癖の悪い中年男。ある日、闇の賭博場でトラブルを起こした新次郎は、顔なじみのヤクザである笠原組幹部の恭一から面倒な仕事を押しつけられる。それは笠原組が敵対する中国系マフィア、バレットの関与が疑われる放火事件の調査だった。時同じくして新次郎は、フィリピン人の両親を強制送還させられた過去を持つミチコから、謎の失踪を遂げた親友のクルド人女性の捜索を依頼される。やがて恭一や新次郎が何者かによってボウガンを撃たれる事件が発生し、笠原組とバレットの対立が激化。消えたクルド人女性は依然として行方知れずで、図らずも二大組織の抗争に巻き込まれた新次郎は、すべてが複雑に絡み合う一触即発の危機をいかに切り抜けるのか……。

危うい陰謀や欲望が渦巻く裏社会を、持ち前の度胸と腕っぷしでしぶとく生き抜いていく“私立探偵”は、ハードボイルド系の映画、TVドラマでおなじみのキャラクターだ。とりわけ昭和の時代に絶大な支持を得た「傷だらけの天使」(主演:萩原健一、水谷豊)、「探偵物語」(主演:松田優作)で描かれた古き良き探偵たちは、今なお根強い人気を博している。借金を抱え、酒やギャンブルの悪癖を引きずる半面、情にはもろく、弱きを助け、強きを挫くまっすぐな気性の持ち主。そんな連城新次郎という魅力的な主人公を新たに創出した『終末の探偵』は、ハードボイルド・ジャンルの伝統的な醍醐味を現代に甦らせたクライム・エンターテインメントである。

困っているヤツを見過ごせない!
男も女も惚れるアウトロー探偵を、
北村有起哉が哀愁と色気を漂わせて体現
ヤクザと中国系マフィアが激しくいがみ合う街を舞台に、次々と厄介な依頼を背負い込むはめになる新次郎に扮するのは、映画、ドラマ、舞台で縦横無尽の活躍ぶりを見せている北村有起哉。西川美和監督作品『すばらしき世界』、藤井道人監督作品『ヤクザと家族 The Family』といった近年の話題作でも確かな存在感を示した名優が、型破りなアウトロー探偵を熱演。哀愁と色気が入り混じった独特のたたずまい、困っているヤツを見過ごせない熱き男気、男も女も魅了する不思議な愛嬌を併せ持つキャラクターを、このうえなくいきいきと体現した。

また、本作は単なる懐古趣味ではなく、昭和の高度経済成長期とは様変わりした21世紀の今を色濃く投影した探偵映画でもある。暴力団対策法によって昔ながらのヤクザは衰退の一途をたどり、団地や商店街などの地域コミュニティーは高齢化で崩壊の瀬戸際。さらに外国人差別などの問題にも目を向け、社会で居場所を失い、生きづらさを抱えた登場人物たちそれぞれの葛藤を映し出す。自らの探偵稼業を「裏社会のどぶさらい」と称する新次郎が、そんな閉塞した時代に風穴を開けていく型破りな暴れっぷりは、あらゆる観客に爽快なカタルシスをもたらすに違いない。

謎や陰謀が複雑に絡み合う人間模様、
泥臭くもリアルなアクション・シーンを
鮮烈に生み出したスタッフ&キャスト
脇を固めるキャストには、豊富なキャリアを持つ実力派とフレッシュな若手俳優が配された。『燃えよ剣』『すばらしき世界』の松角洋平、女優/モデルとして活躍の場を広げている武イリヤ、『うみべの女の子』「カムカムエヴリバディ」の青木柚、『ベイビーわるきゅーれ』の髙石あかり、『SP 野望篇/革命篇』の古山憲太郎。加えて、ベテランの川瀬陽太、高川裕也、麿赤兒らが味のある助演を披露している。

監督を務めたのは、数多くの海外映画祭に出品された『東京失格』や『キミサラズ』の気鋭、井川広太郎。そして『ディストラクション・ベイビーズ』『ベイビーわるきゅーれ』のアクション監督、園村健介が携わったチェイス&バトル・シーンにも目を奪われる。とりわけ主人公、新次郎が敵陣に単身殴り込みをかけるクライマックスの格闘アクション、裏社会の二大組織を率いるリーダー同士が生き残りをかけて火花を散らす決闘シーン、その泥臭くもリアルな迫力に息をのまずにいられない。

■ストーリー
連城新次郎(北村有起哉)はとある街に流れ着き、そのまま住みついた一匹狼の中年男だ。今は喫茶店「KENT」を事務所代わりにして、しがない探偵業を営んでいる。ギャンブル好きで酒癖が悪く、おまけに喧嘩っ早い。この日も闇の賭博場でトラブルを起こし、その代償として顔なじみのヤクザである笠原組の幹部、阿見恭一(松角洋平)から面倒な仕事を押しつけられる。笠原組の事務所でボヤ騒ぎを起こした犯人を突き止めろというのだ。暴力団対策法の影響で苦境に立たされている恭一は、この街で急速に勢力を拡大させている中国系の新興マフィア、バレットの仕業ではないかとにらんでいた。

自らの住みかでもある「KENT」に戻った新次郎は、店員の凜(髙石あかり)から新たな依頼人が来ていることを告げられる。その若い女性ガルシア・ミチコ(武イリヤ)は、突然消息不明になったベヒアという親友のクルド人女性を捜していた。ミチコが報酬を払えないと知った新次郎は素っ気なく断るが、ミチコの顔にはかすかに見覚えがあった。

街でバレットに関する聞き込みを開始した新次郎は、そのさなかに恩人である団地暮らしの自治会長、安井(麿赤兒)のもとに立ち寄る。「今や日本人は少数派。昔からの住人は乗っ取られた気持ちだよ。俺たちの居場所は、もうここにはない」。そう嘆く安井からこの街の複雑な事情を聞かされた新次郎は、安井のもとでボランティアをしている翔(青木柚)という高校生と出会う。

バレットの連中がたむろするクラブに赴いた新次郎は、リーダーのチェン・ショウコウ(古山憲太郎)に笠原組のボヤ騒ぎの一件を直接問いただすが、チェンは一切の関与を否定し、「今度、俺の前に顔を出したらただじゃすまない」と凄みを利かせる。そしてフィリピンパブで働くミチコと再会した新次郎は、不法入国したフィリピン人の両親を強制送還された過去を持つ彼女のつらい境遇を察し、ベヒアの捜索を請け負うことに。

こうして厄介なふたつの依頼を背負い込むはめになった新次郎の行く手に、次々と緊迫の事態が巻き起こる。恭一が何者かによってボウガンを撃たれる事件が発生し、笠原組とバレットの対立が激化。消えたクルド人女性は依然として行方知れずで、図らずも二大組織の抗争に巻き込まれた新次郎は、すべてが複雑に絡み合う一触即発の危機をいかに切り抜けるのか……。

■キャスト
北村有起哉
松角洋平 武イリヤ 青木柚 髙石あかり 水石亜飛夢 
佐藤五郎 茨城ヲデル 松沢蓮 牛丸亮 諏訪太朗
古山憲太郎 川瀬陽太 高川裕也 / 麿赤兒  ほか

■スタッフ
監督:井川広太郎 脚本:中野太 木田紀生 音楽:大坪直樹 アクション監督:園村健介
製作:人見剛史 原澤遊風 エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介 企画・プロデュース:木滝和幸 プロデューサー:角田陸 音楽プロデューサー:古川ヒロシ ポストプロダクションプロデューサー:豊里泰宏
撮影監督:今井哲郎 録音:豊田真一 装飾:山崎千鶴 編集:堀善介 音響効果:田中俊 オンライン編集:河野文香 助監督:江良圭 スタイリスト:岡村春輝 ヘアメイク:須見有樹子 特殊メイク:大野愛美 制作担当:後藤剛 写真:三宅英文 アソシエイトプロデューサー:高瀬博行 宣伝プロデューサー:小口心平(TAIRA)

製作プロダクション・配給:マグネタイズ 配給協力:ミカタ・エンタテインメント
制作協力:シャイカー 製作:ライツキューブ マグネタイズ バックアップ
2022年/DCP/5.1ch/16:9/カラー/80分
©2022「終末の探偵」製作委員会
syumatsu-tantei.com
12月16日より東京・シネマート新宿ほかで公開。

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