知床沖観光船沈没事故からまもなく半年。乗船者の家族が10月20日、オンラインで会見を開き、運航会社や国の責任について見解をのべました。
乗船者の家族:「桂田精一社長は事故の被害者と家族に誠意ある謝罪をし、生涯をかけて償う覚悟を持ってほしい」
乗船者の家族の有志が開いたオンライン記者会見。
事故後、個別に謝罪をしていないという運航会社の桂田精一社長に謝罪を求めたほか、通信手段を十分に確認しなかった国やJCIに対し、人命軽視の検査体制だとし、双方の責任を訴えました。
一方、海上保安庁には沿岸部などの捜索を強化し、残る行方不明者6人を発見してほしいと話しました。