意外と身近な霜害
(解説:#気象予報士 #穂川果音)
日に日に気温が低くなり、季節が進んでいるのを感じますね。
朝の冷え込みも強くなってきましたが、
これからの季節は「霜」に注意が必要です。
そもそも霜はどのようにして発生するのでしょうか?
夜の間、晴れて、風の弱い日に発生しやすいです。
地面付近の熱が上空に逃げて行く放射冷却現象が起き、
朝にかけてぐんぐんと気温が低くなり、
空気中の水分が0℃以下の地面や植物に付着し、
凍って結晶化したものが霜です。
ちなみに、予想気温が3℃を下回った日はこの霜が発生する可能性が高いです。
というのも、この気温というのは高さ1.5mで観測しています。
ですので、地上で1.5mで気温が3℃ですと地面の近くでは0℃下回ることも多いんです。
こういった気象条件がそろえますと気象庁では「霜注意報」を発表します。
農作物への影響が順位が必要ということで、こういった情報が発表されるんですね。
ただ、この霜注意、農家の方だけでなく、
私たちも生活でも注意が必要なところがあるんです?
まずは車です。車のワイパーをそのままにしておくと、
車の窓ガラスに霜がついて、
ワイパーが窓ガラスに付いたままになってしまうことがあります。
無理矢理熱湯をかけて溶かそうとすると
窓ガラスが割れてしまうこともあるんです。
そして、野菜に影響が出ることはもちろんですが、
そうすると、野菜の価格高騰にもつながります。
また、近年では日本でもコーヒー豆の栽培しているところがありますが、
コーヒー豆の木は、この霜害によって影響を受けると
2~3年ほどのダメージを戻すのに時間がかかると言われています。
ですので、生活にもかなり影響をもたらす霜注意報は、
充分に注意をしてチェックしておきたい情報です。
この霜注意報は今の時期から春頃にかけて発表されます。
こういった季節はぜひ霜注意報の情報にも注目するようにしてください。
さて、今年ですが、12月並みの強い寒気が南下してきたりと
気温の変化が大きいです。
すでに北日本では初霜が観測されており、
いずれも平年よりも2~3週間ほど早い状況です。
今週は山梨で初霜が観測されました。
この先、西日本やまだ発表されてない関東地方でも
平年よりも早めに霜の被害が発生する可能性があります。
最新の霜注意報なども確認し、対策をするようにしてみてはいかがでしょうか?
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