10月30日から11月1日までの全国映画動員ランキングが発表。公開5週目を迎えた『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』(公開中)が今週も引き続き首位の座を守り抜き、これで返り咲きから3週連続、通算4度目のNo. 1に輝いた。
勢い止まらない『ママせか』、21世紀の邦画実話ラブストーリー最大のヒットに!
3週連続No. 1に輝いた『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』[c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』の週末3日間の成績は、観客動員20万5000人、興行収入2億6700万円。前週の成績と比較してみると動員は73%(興収は、11月1日が割引料金のファーストデイだった関係で68%と下がっている)と変わらず高い維持率をマーク。累計成績では動員241万人&興収34億円を突破している。
前週の時点で『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)の最終興収28億2000万円を上回っていたが、今週の時点では最終興収30億円だった『余命10年』(22)、さらには同31億5000万円だった『余命1ヶ月の花嫁』(09)をも上回ることに成功。“実話を基にした邦画ラブストーリー”というジャンルにおいて(事実に基づくフィクションと銘打たれている2007年公開の『恋空』を除けば)、2000年以降で最大のヒット作となったようだ。
10月9日に公開され、初週末は4位スタートだった『汝、星のごとく』[c]2026「汝、星のごとく」製作委員会 [c]凪良ゆう/講談社
現状では興収50億円に届いてもおかしくないペースで推移している『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』。そのムーブメントのかたわらで、ひそかにもうひとつのムーブメントを起こそうとしているのが、『余命10年』の藤井道人監督が手掛けた『汝、星のごとく』(公開中)。10月2週目の公開初週末に4位からスタートした同作は、翌週から2週連続で3位となり、公開4週目を迎えた今週は2位に浮上している。
初週末には動員23万4000人&興収3億5100万円(ダブル主演の一角である横浜流星が出演した『国宝』の初動成績とほぼ同じぐらい)でスタートし、2週目では前週対比74%、3週目では同82%、そして4週目では前週対比75%の動員10万7000人、興収1億5100万円を記録。こちらも公開から1か月近くのあいだ安定した成績をキープしており、累計成績では動員115万人&興収16億円を突破。
【写真を見る】藤井道人監督×横浜流星の“黄金タッグ”の底力!口コミの拡大で累計興収16億円を突破[c]2026「汝、星のごとく」製作委員会 [c]凪良ゆう/講談社
根強い人気を誇る藤井監督と横浜のタッグ作ということもあり、公開後からSNSなどではじわじわと口コミの拡大が見受けられ、凪良ゆうの原作小説との相互作用(映画を観て原作を読み、もう一度映画を観る)などで支持を伸ばしている傾向も。トップ3圏外からのスタートで順位を上げていく点は昨年公開の『366日』(24)を彷彿とさせるものがある。次週にはビッグタイトルの公開が控えているため、同作のような首位浮上は難しいだろうが、その動向は見逃せない。
