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NHK 2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」初のご当地イベントを群馬・高崎で開催
NHKは10月31日、高崎芸術劇場(高崎市栄町)で2027年放送開始の大河ドラマ「逆賊の幕臣」のご当地イベント「大河ドラマ『逆賊の幕臣』プレリュードin高崎」を開催した。会場には抽選で選ばれた約1800人が集まった。
(写真左から)甲本雅裕、青木崇高、上白石萌音、草川拓弥
「逆賊の幕臣」は明治新政府によって「逆賊」の汚名を着せられ、歴史の闇に葬られてしまった江戸幕府の天才官僚・小栗忠順の生涯を幕府側の視点から描くエンターテインメント作品。物語の舞台は激動の幕末。江戸を中心に、小栗が渡るアメリカや最期を過ごすこととなる上州(現在の群馬県)など、日本国内から世界までを股にかけた壮大なスケールで物語が展開する。原作はなく、完全なオリジナルストーリーで連続テレビ小説『おかえりモネ』や『きのう何食べた?』などの安達奈緒子氏が脚本を担当する。主人公・小栗上野介忠順を演じるのは大河ドラマ初主演の松坂桃李。“勝海舟のライバル”とも称され、日本初の遣米使節として新時代の文明を体感した小栗は、卓越した経済センスと先見の明を発揮し、横須賀造船所の建設や株式会社の設立など、日本の近代化の礎を築いた天才エリート官僚として活躍する。その一方、数字に強く論理的であるものの、空気を読まずに上司へ直言しては免職と復職を繰り返すといった不器用でオタク気質な一面も人間味豊かに表現される。
ステージには、小栗の妻・みち役の上白石萌音、小栗の盟友・栗本鋤雲役の青木崇高、小栗の従者・荒川祐蔵役の草川拓弥、上州権田村の名主・佐藤藤七役の甲本雅裕、制作統括の勝田夏子が登壇し、小栗忠順の人物像やそれぞれが演じる役柄の魅力、作品への意気込みを語った。

小栗忠順の菩提寺・東善寺を訪問した甲本、青木、上白石
イベント最後には主演・松坂桃李からのメッセージ映像が上映されたほか、サプライズとして同作の語りを青木崇高が務めること、さらに初回放送日にパブリックビューイングを開催することが発表された。またイベント終了後は上白石、青木、甲本は小栗忠順の菩提寺である東善寺(高崎市倉渕町)を訪問した。
俳優陣がコメント
上白石萌音(みち役)
「きょうのイベントのお客様は、毎回ちょっとしたことで拍手してくださるので、すごく心が温かくなりました。権田村で過ごした時間や、その後の逃避行のときも、この町の人にすごく助けてもらったということが言い伝えとして残っているので、そういう土地柄も関係しているのかなと感じました。その残り香を感じられるような今日の時間を大事に覚えておきながら、みち役を演じようと思います。また、ゆかりの高崎市倉渕の地を訪れてみますと、すごく穏やかな空気を感じました。みちさんにも、この地で忠順と穏やかに過ごせた日々が少しはあったと聞いていますので、同じ空気を感じることができて、とてもよい一日になりました」
青木崇高(栗本鋤雲役)
「放送前にも関わらず多くの方に来場してくださったこと、本当に感謝しています。高崎市全体が熱を帯びていることを肌で感じましたので、私たちは『逆賊の幕臣』でお返しができたらなと思いますし、撮影はまだまだ続くのでまた高崎に足を運ぶ機会があればうれしいです。このイベントに登壇したことも、今後の撮影の一つの糧となりました。またイベント内で語りを務めることも発表しました。誰が語りを担当するかのクイズでは、ほとんどの皆さんが上白石さんだと予想されていたので、良いサプライズになったのではないかなと思います(笑)。目立ちすぎず、小栗忠順に寄り添うような語りを届けたいと思います」
草川拓弥(荒川祐蔵役)
「大河ドラマのイベントに登壇することは初めてだったので緊張しましたが、出演者の皆さんと一緒に登壇できたことがまずうれしかったです。そして今日ご来場いただいた皆さんの温かさにも触れて、早く『逆賊の幕臣』を届けたいという気持ちになりました。特に温かい拍手が印象に残っていて、祐蔵というキャラクターをより立体的に届けたいという思いも新たにしました。イベント内でのクイズも出演者の皆さんと楽しむことができましたし、観客の皆さんの予想を裏切るクイズもあって楽しかったです(笑)。高崎市にはお仕事で何度か訪れていますが、この温かいすてきな地でまた皆さんと再会できるように頑張りたいと思います。ぜひ『逆賊の幕臣』を楽しみにしていてください」
甲本雅裕(佐藤藤七役)
「きょうイベントに来ていただいた方は、10倍という応募があったと聞きましたけど、いろいろなところから集まってくださったにもかかわらず、ステージ上から見ていると、すごく皆さんの一体感を感じました。その様子に触れて、自分たちがこれから作品作りをしていく上で、もっともっと一体感を持って、撮影に臨みたいと思いましたし、それを見ていただければなと思いました。イベントの後、訪ねた権田村は、藤七が生活していた村なので、懐かしいという思いになりました。小栗さんのお墓を前にしたときは“まだまだ撮影が続いておりますので、これからも一緒に歩んで行ってください”という気持ちで手を合わせました」
2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」は2027年1月10日(日)より放送開始予定(初回15分拡大版)。
この記事を書いた記者![]()
村上潤一
テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当
