
木村拓哉(左)と中居正広氏(C)日刊ゲンダイ
キムタクこと木村拓哉(53)の義援金をめぐり、様々な見方が飛び交っている。10月26日、千葉県庁を訪れた木村は、8月の千葉豪雨と9月の台風25号の被災者支援として義援金2000万円の目録を熊谷俊人知事に手渡し、こう語った。
「(印旛沼の)堤防が決壊した空撮映像を見たときにびっくりした。幼少期、印旛沼まで自転車で行っていたくらい。少年時代を過ごした千葉は自分の基盤を作った場所。これからも自分たちがやるべきことをやらせていただければ」
SNSでは《さすが》《地元思いのキムタクらしい》《幼少期のエピソードがリアルでいい》といった称賛が相次いだ一方で、《結局は目録を渡しただけ》《スマイルアップの義援金を渡しただけやんな》《顔出しだけ?》といった冷ややかな声も少なくない。
報道によると、義援金は一般社団法人Mindfulが運営する「Cheerful Project」によるもの。これは現「SMILE-UP.」(旧ジャニーズ事務所)の社会貢献活動を引き継いだプロジェクトで、所属のSTARTO ENTERTAINMENTも賛同している。
「有名人が寄付すると、額ややり方によっては逆に批判されることもある。昨今は『顔を出すか出さないか』が評価を左右したりもする。芸能人の寄付全般に対して昔からある『偽善』『売名行為』という批判の流れは、東日本大震災前後や熊本地震の頃から残念ながら強まっています」
とは、スポーツ紙の芸能デスク。
「もっとも、今回は千葉にゆかりのある木村さんだからこそ、代表して贈呈式に臨んだと本人も語っている。義援金は大きなけがをした人や死亡者、家屋に大きな被害を受けた世帯向けに使われるそうですが、反響が《さすが》一色にならなかったのは、目録贈呈という演出が『仕込まれた感』を作り出してしまったのかもしれません」(同)
■安室奈美恵は5000万円、宇多田ヒカルは8000万円
芸能人の災害寄付は東日本大震災以降、金額が注目されやすくなった。2011年当時の主な例を挙げると、
・浜崎あゆみ:3000万円超
・安室奈美恵:5000万円
・宇多田ヒカル:8000万円(献血も)
といったところだ。2024年1月の能登半島地震では、同じ元SMAPの中居正広氏(54)が「新しい地図」と日本財団の「LOVE POCKET FUND」を通じて個人で3000万円を寄付。稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の「新しい地図」も同プロジェクトに5000万円を出している。木村自身も能登半島地震では現地で物資配布や交流に動いたと伝えられる。
「芸能人の寄付は『金額ランキング』などで比較されがちですが、本当に被災地に届くのは、顔出しの有無や数字より、継続した関心と透明性でしょう。木村さんの言う『できるときにやるべきことをやる』スタンスは堅実です」(芸能関係者)
あとは、それらが被災者にどう届くかどうか。県の運用に要注目である。
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