逮捕状発付に向けた審査に出席する芸能事務所ワンハンドレッド代表のチャ・ガウォン氏=8月3日、ソウル中央地裁(c)news1

    韓国の芸能事務所「ワンハンドレッド」代表で、不動産開発会社「ピアークグループ」会長のチャ・ガウォン氏が、約300億ウォン(約35億4000万円)の詐欺罪で起訴された事件の初公判が13日、ソウル中央地裁で開かれる。チャ・ガウォン氏は身柄を拘束されたまま起訴されている。

    ソウル中央地裁は13日午前10時半、特定経済犯罪加重処罰法違反(詐欺)に問われたチャ・ガウォン氏の初公判を開く。

    起訴内容によると、チャ・ガウォン氏は所属芸能人の知的財産権(IP)を活用した事業を韓国企業「ノーマス(Knowmerce)」に提案して契約を結び、前払い金242億ウォン(約28億6000万円)を受け取りながら、事業を履行しなかったとされる。

    また、知人と互いの所有する住宅について、韓国の住宅賃貸制度「チョンセ」による契約を結ぶと約束し、保証金54億ウォン(約6億4000万円)を受け取ったものの、自身は契約を履行しなかった罪にも問われている。

    チャ・ガウォン氏側は以前、疑惑について、ワンハンドレッドに対する敵対的な合併・買収(M&A)工作の一環だと主張し、否認していた。

    チャ・ガウォン氏は2023年、歌手のMCモン氏とワンハンドレッドを共同設立した。同事務所や傘下レーベルには、THE BOYZ、イ・スンギ、イ・ムジン、VIVIZ、EXO-CBXなどが所属していたが、報酬の未払い問題を巡り、専属契約の解除に関する訴訟が相次いで起こされた。

    一方、チャ・ガウォン氏は、対立の末に2025年7月に会社を離れたMCモン氏に対し、貸付金120億ウォン(約14億2000万円)の返還を求める訴訟も起こしている。

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