糸賀一雄記念賞第二十五回音楽祭を、2026年11月29日(日)(14:00開演)に滋賀県立文化産業交流会館イベントホール(米原市)で開催します。

    糸賀一雄記念賞音楽祭は、障害福祉の父・糸賀一雄氏が遺した「この子らを世の光に」の理念のもと、糸賀一雄記念賞の受賞者をお祝いするとともに、舞台芸術を通じて「人がありのままに存在すること」の素晴らしさを追求する音楽祭です。2002年の誕生から歩みを重ねて四半世紀。県内の各地域で表現活動を行う障害者のワークショップグループの出演や、国内外の第一線で活躍するプロミュージシャンとのコラボレーションによる本格的な作品創造など、25年にわたり情熱あふれる創造的な活動を積み重ね、障害のある人たちの表現の喜びを支えてきました。

    障害の有無やプロ・アマの垣根を超えて、「居場所を探している人も、演じる人も観る人も、すべての人たちが集い、一緒に歌い踊り、いきいきと輝く」。これこそが、私たちが25年間一貫して守り抜き、体現してきた本音楽祭の真骨頂です。

    25回の節目を迎える今回は、総合演出にダンサー・振付家の北村成美氏を迎え、新たに地域の演劇集団、ダンスチーム、吹奏楽団が参画。互いの表現フィールドを自在に往来しながら、共に表現を紡ぎ、新しい物語を編み出します。

    劇場の「枠」を超え、あふれ出るエネルギーをアリーナという広大な「湖」へ解き放ちます!滋賀県立文化産業交流会館の広大な空間を「湖」に見立て、出演者も観客も一体となって会場全体を熱気で包み込みます。障害や年齢、国籍、そして演者と観客にあるあらゆる「壁」に風穴をあけ、通い合う熱量で知らず知らずに境界線を溶かしていく——壮大なコラボレーションを滋賀・琵琶湖の地から世界へ発信します。

    ボン・ボヤージュ!! さぁ出航だ!! ~湖(うみ)をわたるものがたり~

    糸賀一雄記念賞第二十五回音楽祭

    ◆開催日時

    2026年11月29日(日)

    13:00開場 14:00開演 16:30終演予定

    ◆会場

    滋賀県立文化産業交流会館 イベントホール

    (滋賀県米原市下多良2丁目137)

    アクセス

    ◆入場料

    [一般] 前売2,000円/当日2,500円

    [高校・大学生] 前売800円/当日1,000円

    [障害者] 前売600円/当日750円

    自由席

    ※障害者の付添者、中学生以下の方は無料(無料の方もチケットが必要です。)

    ◆チケットのご購入

    1.電子チケット販売  teket

    2.ご予約(当日精算、現金のみ)

     電話 0748-46-8100(平日9:00~17:45)

     メール kikaku@glow.or.jp

     Webフォーム

    3.窓口での購入

     滋賀県立文化産業交流会館(現金のみ)

    ◆実施体制

    主催/糸賀一雄記念賞第二十五回音楽祭実行委員会、社会福祉法人グロー(GLOW)~生きることが光になる~

    共催/滋賀県立文化産業交流会館

    後援/滋賀県、滋賀県教育委員会、米原市、米原市教育委員会

    協力/滋賀県聴覚障害者福祉協会

    助成/滋賀県(障害者地域生活移行促進事業)、滋賀県(障害者芸術文化活動支援センター事業)

    ◆出演団体

      近江学園ワークショップグループ

      大津ワークショップグループ

      湖東ワークショップグループ

      湖南ワークショップグループ

    ◆コラボ団体

      Dance Lab S.D.C.(ダンス)

      キラリ☆ウィンドポップス(吹奏楽)

      特定非営利活動法人はまかる(演劇)

    ◆公募ワークショップ参加者の皆様

    ◆手話出演

      北薗 知輝(日本手話表現)

      佐沢 静枝(日本手話翻訳・監修)

    ◆ゲストミュージシャン

      小室 等(フォークシンガー) 

      坂田 明(アルトサックス)

      高良 久美子(パーカッション)

      谷川 賢作(ピアノ)

      吉田  隆一(バリトンサックス)

      河野 俊二(ドラムス)

      こむろ ゆい(うた、ウクレレ)

    ◆コミュニティ・アーツ・ディレクター(総合演出)

      北村 成美

    ◆スーパーバイザー

      小室 等

    舞台の「枠」を超え、全員が響き合う「新しい創造空間」を創りたい!

    これまでの25年間、私たちは劇場の舞台の上で、障害のある人たちの溢れ出る表現の熱量と奇跡のような瞬間を幾度も体験してきました。今回の音楽祭では、決まった舞台の間口や奥行きという「フレーム」を飛び出します。

    挑戦するのは、滋賀県立文化産業交流会館イベントホール(米原市)の広大なアリーナ全体を雄大な「湖」に見立てる、まったく新しい演出です。

    障害者のワークショップグループ、プロミュージシャン、俳優、ダンスチーム、吹奏楽団、公募ワークショップに集まった方々、そして観客の皆さん——。ステージと客席という境界を取り払い、そこにいるすべての人たちが同じ「湖上」に立ち、お互いの熱を感じ合いながら物語を共に編み出していく。

    誰かが一方的に見せる/観る関係を超えて、誰もが「ありのまま」で存在し、命の輝きを響かせ合える場所。そんな「全員参加型の巨大な表現フィールド」を、皆さんと一緒に創り上げたいのです。

    会場にいるすべての人で創るフィナーレ

    巨大コラボレーション! 谷川俊太郎×小室等『ほほえむちから』

    音楽祭の最後には、歌やダンス、朗読など、どんな形でも参加でき、演者も観客も一緒になってつくるフィナーレのステージを実現します!

    糸賀一雄氏の生誕100年を記念し、詩人の谷川俊太郎氏が作詞、そして第十一回音楽祭から総合ディレクターを務め、今回の音楽祭はスーパーバイザーを務める小室等氏が作曲を手掛けた楽曲『ほほえむちから』。これまでの音楽祭でフィナーレを飾ってきたこの曲を、歌う人、踊る人、演奏する人、朗読する人、そして聴く人、観る人に至るまで、会場にいるすべての人が参加して、新たな物語を紡ぎます。

    そして、最後は、会場全体がひとつとなり、音楽祭を締めくくります。

    ――「特別な場所」を作るのではない。人間のすべてを溶かし合わせ、50年・100年先の文化を編み出すために。

    これまでの24回にわたる歴史の中で、私たちは、障害のある人たちが体現する凄まじい「熱」と、パフォーミング・アーツ(舞台芸術)としての本質的な凄みを目の当たりにしてきました。

    私たちが目指すのは、障害者のために「特別な枠組み」を作ることではありません。 いわゆる「健常」と言われる人たちがつくる表現領域に、障害のある人も当たり前に参画し、共に表現を紡ぎ合う社会です。

    人間の「喜び」も、「悲しみ」も、「憂い」も、「美しさ」も。すべてを一つの舞台に集結し、共生する。その融合や化学反応の中から、未だ誰も見たことがない、体験したことのない圧倒的な感動を創り出したいのです。

    25年という四半世紀の重み、糸賀一雄氏をはじめ先人たちが繋いできた歴史への深い敬意、そして平和への祈り。様々な思いを胸に、私たちはこの音楽祭を通して、新たな文化を編み出していく「人」を育てていくことを目指します。

    立ちはだかる「壁」に風穴をあけ、通い合う熱量で知らず知らずに境界線を溶かしていく——。 この表現の世界から、50年、100年先の未来へ届く確かな歩みを、いま滋賀・琵琶湖の地から踏み出します。

    【資金の使い道と挑戦へのご支援のお願い】

    舞台の「枠」を超え、アリーナをひとつの「琵琶湖」へ

    25周年の節目、私たちは劇場の舞台を飛び出し、アリーナ全体を「琵琶湖」に見立てる前代未聞の舞台制作に挑みます。出演者と客席の境目をなくし、全員が一体となる空間をつくるため、今回は通常の何倍もの舞台スケールと専門スタッフの体制を用意しています。

    ■ 資金の具体的な使い道
    アリーナを「琵琶湖」に変貌させる演出・美術費
    琵琶湖の自然を映し出すプロジェクションマッピング・映像・照明演出

    湖上を往来し、最後には波をかき分けて進む象徴的な「船」の大道具制作

    繊細な音から大合奏までを届ける「高度な音響設備費」

    打楽器の繊細な響き、吹奏楽の音色、細やかな台詞まで、アリーナのどこにいても自然に心へ届く音響エンジニアリング費用

    舞台と安全を支える「専門スタッフの体制拡充費」

    演出・進行・安全管理を支える専門スタッフを増員し、すべての出演者が100%の力を発揮できる環境整備

    ■ 私たちがこの資金で実現したいこと

    単に豪華な演出をしたいわけではありません。 障害のある人たちが放つ圧倒的な表現の熱量を真っ向から受け止め、新たな創造のエネルギーへ昇華させること。そして、この本気の舞台を通じて関わるすべての人々の共感を呼び、共に新しい文化を育んでいくためです。

    ■ 小暮宣雄(京都橘大学名誉教授)

    見たことのないものが生まれる環境づくり 

    見過ごされたものを見つける喜びのために

    この音楽祭は、歌って踊って演奏する障害者たち主役のお祭りです。もどかしい身体、引っ込みがちの心が、ステージでは魔法のように花開きます。

    音楽やダンスのプロフェッショナルたちは、初めはどきまき。でも、グループごとのワークショップに加わるようになると、予期しないことの連続で、どきどきわくわくして本番までを過ごします。

    見たことのない世界が予想を裏切って創られ見られることでしょう。見過ごしてきた細部、見ることを避けていた世界が私たちを祝福します。

    この創発する環境を持続的に支えるために、ぜひ、資金参加してください。そして、ステージや映像に震えてください。

    ロゴ掲載のサイズ目安

    【税制上の優遇措置(寄附金控除)について】

    サポーターコース、ビッグサポーターコースは税制上の優遇措置(寄付金控除)の対象となります。詳しくは、以下の説明をお読みください。

    <個人のみなさん>

    当法人は「特定公益増進法人」に該当するため、本プロジェクトへのご寄附は確定申告により所得税の「所得控除」および一部自治体の住民税控除の対象となります。

    所得控除額の目安:(年間寄附合計額 - 2,000円)

    ※課税対象となる寄付をした年の総所得金額から差し引かれます。

    年間の寄付合計額は、年間の総所得金額等の40%(住民税は30%)が限度です。

    個人住民税の控除対象となるかどうかはお住まいの各自治体にお問い合わせください。

    プロジェクト成立後、確定申告に必要な「寄附金受領証明書」を郵送いたします(2026年12月発送予定)。

    <企業・法人のみなさん>

    当法人は「特定公益増進法人」に該当するため、ご寄附は一般の寄附金枠とは別に「特別損金算入限度額」が適用されます。一般寄附金に比べて損金算入される寄付金の限度額が高くなります。

    詳しい内容につきましてははお近くの税務署又は顧問税理士にお問い合わせください。

    ご支援完了後、速やかに「寄附金受領証明書」を発行・郵送いたします。

    貴社の社会貢献活動・地域貢献の一環として、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

    楽しもうとする、楽しいふりをすることはできるけど、ホンマに楽しむって、すごく難しいんです。ズバ抜けて楽しんでいるのは、出演している皆さんだから、中途半端に楽しそうにしていると、じゃまになるんです。負けんように、ちゃんと表現しよう、常識を持ち込まないようにして、同じ目線で一緒に楽しもうって。その後の、私自身の支援観につながっていった部分でもあるし、音楽祭を通じて学んだ部分でもありました。非常に大きな経験でしたね。〈WSグループの支援者〉

    舞台最前列に並べられたマイク。コネクタの部分が弱く、踏んだりぶつかってしまうと、すぐに壊れてしまいます。でも、舞台上でどんなに跳びはねていても、不思議とマイクにはぶつからないんです。一度も壊れたことはありません。でも、出演者はマイクに興味津々。マイクの前まで行ってかがんで「あー」と大きな声を出すこともありました。音響さんがびっくりするんですよね。〈舞台監督〉

    15年ぐらい続けていますが、最初は声のみの出演。舞台袖から出られずに「おおーい」とか「うわー」とか声だけが聞こえていました。いつからか自分の出番がわかって、めっちゃ足をならすとか、自分なりの表現ができるようになったんです。ずっと、とおる君にあこがれてきました。とおる君が天をあおいで手を突き上げるところが、すごくかっこええ。あんな感じにはできないけど、この人なりの表現やなと、なんでもありやなと思って楽しんでいます。〈出演者の母〉

    第2回にゲスト出演した林英哲さんの大きな太鼓が舞台裏に置かれていました。出演者の中に太鼓が大好きな男の子がいて、舞台袖でスタンバイしたときから気になって仕方がない様子。一度は舞台に立って演奏をはじめたものの、気持ちを押さえられずに、ついに舞台裏へ駆け出しました。「どーーん!」と思いっきり叩いた後は、満足した様子で再び舞台へ。何もなかったかのように、演奏を続けていました。〈WSグループの支援者〉

    第1回音楽祭は合唱団の出演が主でした。合唱曲の詞が公募されて、受賞者が表彰されました。私の作詞した「人」は第4回までテーマ曲のように歌われていました。障害者が健常者を、健常者が障害者をお互いに助け合うことができる世の中になってほしいと願いを込めて書きました。スーツ姿で表彰状を受け取った瞬間が、人生最高の思い出にです。〈WSグループ洞山象一さん〉

    大学生のときに第12回を鑑賞、湖南のパフォーマンスを見て衝撃を受けました。最も印象的だったのは、全出演者が再登場して江州音頭を踊ったフィナーレ。1人だけ上半身裸の男性が出てきて、不安そうに舞台の中央で立ち尽くしていました。とてもにぎやかなフィナーレだったのですが、私は彼から目を離すことができませんでした。〈観客〉

    コラボレーションしたミュージシャンにとっても、音楽祭は気づきや変化をもたらすきっかけになりました。あるときオーケストラピットで演奏の準備をしていたミュージシャンのところに障害のある女の子が近づいて大きな声で言いました。「私たちは命かけてやっているんで、よろしくお願いします!」その一言で、ミュージシャンの空気が変わりましたね。プロもアマも、障害の有無も関係ない、お互いの本気がぶつかり合う舞台が生まれていきました。〈音楽祭事務局〉

    打楽器を奏でながら物語を紡いでいく湖東WSのスタイルは、小室等プロデュースで表現の質が高まりました。第12回「地獄のそうべえ」では、サックス奏者の坂田明さんが地獄から聞こえるうめくような声で参加してくれて、三途の川を渡るおどろおどろしい場面の演出に、一役買っていました。〈WSグループのナビゲーター〉

    音楽祭が大好きなのに、そのタイミングで入院してしまった女性がいました。どうしても出演したくて、医師と相談した上、病院から駆けつけて車椅子で出演することになりました。舞台袖では、万が一に対応するために医師が待機。演奏が終わると満足したように、病院へ戻っていきました。〈WSグループの支援員〉

    ある日、突然、ほんまにダンサーになりました。小室等さんの生歌が大好きで、いつも小室さんの前をキープしているんです。1人だけ舞台に残って、小室さんの歌にあわせてすーっとはけていく。我が子ながら、絶対に計算しているなって思います。障害とか関係なく、「うちの子見て!ほらまん中にいる」って自慢しています。〈出演者の母〉

    最初は余暇支援でダンスに参加していたんです。何かやることがあったらいいなという感じ。「何でみんなと同じように動けないんだろう?」って思ったこともあったけど、ソロを何回か見たときに、「この子は本物のダンサーやな」って。それから口出しすることはなくなりました。音楽を聴いて感性で踊っていることがわかったので。〈出演者の母〉

    小室等さんがプロデュースするようになって、最後に「ほほえむ力」を歌うようになりました。初めて聞いたとき、すっごく感動したんです。いつからか客席のみんなで手を上げて左右に振るようになりました。客席の向こうから波がうわーって起こって、みんなが同じ動きをするのってすごいなと感動しました。〈出演者の母〉

    親としては観客席で見るのも嫌でした。ドキドキではなく迷惑をかけているようにしか見えなかったので。娘は自分の舞台みたいに好き勝手動いている。みんな「頑張ってますよ」って言ってくれるけど、「本当かな?」って。でも、だんだん慣れました。あるときファンレターをもらったんです。私、戸惑ってしまって。娘は返事書けないし、私が書くのもおかしいよなぁって。みんなどうしてはるんでしょうね。(出演者の母)

    Q1.返礼品はいつ頃届きますか?

    「チケット付きコース」は、11月20日頃を目途に送付いたします。
    「サポーターコース」「ビッグサポーターコース」は、12月を予定しております。

    Q2.「チケット付きコース」で支援します。一緒に行く人のチケットを申し込みたいのですが……?

    チケット付きコースのリターンは、一般チケットとなります。

    一緒にご来場いただく方のチケットは、チケットのご購入からお申し込みください。

    中学生以下の方、障害者の付添者(障害者お一人につき付添いお一人)は、入場無料となりますがお申込みが必要です。「チケットのご購入」のWebフォームまたは電子チケット購入(teket)からお申込みください。

    Q3.プロジェクトのお問合せ先は?

    社会福祉法人グロー 法人企画局地域共生部(糸賀一雄記念賞音楽祭事務局)

    メール:itogamusicfestival@gmail.com

    電話:0748-46-8100

    障害のある人もない人も、子どもも大人も、あらゆる世代、あらゆる国の人々も、演じる人も観る人も、全ての人が集い、一緒に歌い踊り、いきいきと輝く「共生社会」の祝祭を、滋賀・琵琶湖から発信したい。

    滋賀県立文化産業交流会館のイベントホール(アリーナ)を琵琶湖に変貌させるチャレンジです。

    みなさまのご支援を心よりお願い申し上げます。

    Share.

    Comments are closed.