「第23回ラテンビート映画祭 IN TIFF」開催 『La Bola Negra』『ハエ』など4作品を公開(CDJournal.com)

     上映されるのは、スペインやラテンアメリカの最新話題作、全4作品。注目作品は、3つの時代を交錯させながらクィア男性たちの人生と欲望を描いた『La Bola Negra(原題)』。第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて監督賞を受賞し、第99回アカデミー賞国際長編映画賞のスペイン代表に選ばれた話題作です。ほかにも、年齢も境遇も異なる男女の心の交流を描き、エキュメニカル審査員賞とベルリナー・モルゲンポスト読者審査員賞を受賞した『ハエ』、1986年メキシコW杯準々決勝アルゼンチン対イングランド戦を題材にしたスポーツ・ドキュメンタリー『あの試合』、ニュー・ジャーマン・シネマを代表する女優にして歌手のイングリッド・カーフェンが、2025年にパリのブッフ・デュ・ノール劇場で披露した一夜限りのコンサートを収めたドキュメンタリー『私の人生の16の瞬間』がラインナップ。

     チケットは、10月17日(土)より販売開始となります。詳細は、第23回ラテンビート映画祭 IN TIFFの公式サイトをご確認ください。

    [コメント]
    今年の上映作では、対照的なふたつの「ボール」が存在感を放っています。ひとつは、マルビナス(フォークランド)紛争後のアルゼンチン対イングランド戦で、マラドーナが決めた伝説のゴールをめぐる『あの試合』。もうひとつは、ロルカ的なシュルレアリスムに彩られたスペインを舞台に、差別の象徴として描かれる『La Bola Negra(原題)』です。次に、自由奔放に生きた時代への郷愁を誘う『私の人生の16の瞬間』は、女優・歌手であり、ドイツの映画監督R・W・ファスビンダーの妻でもあったイングリット・カーフェンのコンサートを記録したアルベルト・セラ監督の新作です。『ハエ』は、チャップリンを思わせるユーモアを織り交ぜたメロドラマとなっています。最後に、ガラ・セレクション部門で上映されるロドリゴ・ソロゴイェン監督作『愛しい人』は、撮影現場を舞台にした人間ドラマで、ラテンビートは字幕製作として協力させていただいています。
    ――ラテンビート映画祭 プロデューサー/プログラミング・ディレクター アルベルト・カレロ・ルゴ(Alberto Calero Lugo)

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