2027年3月5日に発売予定の「GUNDAM ROGUE ORBIT」(PC / PS5 / XBOX Series X|S)は,これまでのガンダムシリーズとは別の新たな世界を描くゲームだ。謎のシリコン生命体「アポカリプス」に対抗しうる特別なモビルスーツ「ガンダムヘリックス」と,そのパイロット「レクス」の戦いを描く。
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本作は「フォトリアル」「ハイスピード」「アクロバティック」がキーワードとなっており,ガンダムヘリックスは「アサルトソード」「ウィップソード」「ソードランス」といった近接武器を振るってアポカリプスをぶちのめす。
重い機体を重力制御技術や各所のスラスターで無理やり高機動させるため,速さのなかに重量感がある独特の操作感が心地よい。「ブースト」での高速移動や,攻撃の特殊技「タクティカルスキル」,回避の特殊技「タクティカルムーブ」を組み合わせれば,立体的な攻防が可能となる。
ハイスペックなガンダムヘリックスでアポカリプスを翻弄するのが爽快だった。詳細は前回の試遊レポート(関連記事)を読んでほしい。
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ロボットゲーム好きとして気になるのは,機体にどんなカスタマイズができるかだろう。試遊会の会場では,プロデューサーの富山勇也氏と,ディレクターの芹澤義行氏から,機体のパーツを組み合わせるカスタマイズ要素「アセンブル」について説明が行われたほか,プリセットされた機体でミッション「砂の惑星」を試遊する機会も設けられた。
富山氏と芹澤氏の解説によれば,ガンダムヘリックスは「ヘッドユニット」「ボディユニット」「アームユニット」「レッグユニット」「スラスターユニット」のパーツを組み立て,自由にカスタマイズできるという。特にヘッドはブレードアンテナ付きの“ガンダム顔”から,単眼の量産機風まで個性的な外見のものが揃っている。
パーツのカラーリングはあらかじめ用意された配色から選ぶ形式で,機体の内部フレームや発光部,関節の色も変えられる。うまく使えば,イメージの異なるさまざまな機体を作れそうだ。
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ガンダムファンのなかには,歴代作の機体が恋しくなる人もいると思うが,そんなときには「MODスキン」を使えばいい。これはRX-78-2 ガンダム(要するに初代ガンダムだ)をはじめとした歴代作の機体へ,見た目だけを変更できる要素である。
RX-78-2 ガンダムのMODスキンはゲーム内で入手でき,フリーダムガンダム,ガンダム・バルバトス,ウイングガンダムゼロは「デジタルデラックスエディション」に付属するほか,DLC「デラックスアップグレードパック」として購入可能だ。
MODスキン「RX-78-2」。State of Play 日本(動画リンク)より
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もちろんカスタマイズはガンダムヘリックスの性能にも影響を及ぼす。それぞれのパーツには「耐久力」「消費出力」というパラメータが設定されており,全体の消費出力が「ジェネレーター出力」内に収まるように組み合わせなければならない。
また,パーツには「エンハンス」と呼ばれるアビリティが備わっており,「近接攻撃のダメージを増加」「ブーストゲージの回復速度を上昇」「被ダメージを軽減」など,さまざまな効果がある。組み合わせによって,いろいろなビルドができるわけだ。
特に影響が大きいのがスラスターユニットであり,地上ステップや空中ブーストの特性が変化する。「地上ステップを3連続で行え,噴射炎がダメージを与える」「空中ステップの距離が長く,自動射撃を行う」「着地時に衝撃波を放つ」など,個性がかなり強い。
長押しのタメで強力な一撃を放てるアサルトソード,武器を剣状のソードモードと攻撃範囲が非常に広いウィップモードに切り替えられるウィップソード,離れたところから当てるほど威力がアップするソードランス。武器の種類によって特性が違うため,試行錯誤するのが楽しそうだ。
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残念ながら,今回の試遊で実際にカスタマイズはできなかったが,ブレードアンテナのガンダム顔,角の付いたライバル機風,そして単眼を持つ量産機風の機体が用意されていた。
特に量産機風は,ガンダム顔と同じゲームとは思えないほどイメージが異なっており,ほかにどんなヘッドユニットがあるのか楽しみになった。
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印象的だったのが,ボス戦における部位破壊だ。このミッションではカマキリのような姿をした「キマイラ」というボスアポカリプスが登場する。キマイラの身体は黒い甲殻に覆われており,攻撃を当てて破壊すれば,露わになった“中身”に,より大きなダメージを与えられる。さまざまな場所の甲殻を破壊できるのに加え,尾を落とすことも可能だ。
ガンダムヘリックスの立体的な機動力を使えば,キマイラの前後左右や上方から自由自在に攻め込める。高速で戦いつつ,次に攻撃すべき場所を判断し,位置取りを考えるのが実に楽しい。
大抵のゲームにおいて部位破壊は1つの部位につき1回きりだが,キマイラは尾を再生するため,何度でも壊せる。これが嬉しいところだ。再生中は甲殻がない剝き出しの状態であり,攻撃を当てれば大きなダメージの数字が飛び出してくるので爽快感も抜群だった。
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大型アポカリプス「キマイラ」
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画面上部,オレンジ色の部分は再生中の尾。再生中は甲殻がない剝き出しの状態で,甲殻の上から攻撃するより大きなダメージを与えられる。また,尾は何度でも再生する。部位破壊をうまく決める腕があれば,攻撃のチャンスを何度でも作り出せるということだ
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このミッションでは,火星に住む砂の海賊「レッドグリット」も登場し,本作における世界設定の奥深さが垣間見えた。レッドグリットたちはモビルスーツを使ってアポカリプスを狩るほか,奪ったモビルスーツを売りさばくこともある。
モビルスーツが広く行き渡り,軍関係者以外でも入手できる世界のようだ。彼らがどのように関わってくるのかも楽しみになった。
砂の海賊「レッドグリット」。彼らの機体のバックパックは,ガンダムヘリックスのカスタマイズパーツとして登場するものと同一に見える
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