森田剛、主演映画『見上げてごらん』完成披露上映会舞台挨拶に登場(MOVIE WALKER PRESS)

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    巨匠漫画家の万年アシスタントで42歳の土屋輝一(森田)が、漫画編集者や年頃の娘らと織り成す優しくも不思議な群像劇。森本&佐藤の共同監督による一作だ。本作の感想を求められた主演の森田は「えっと…僕はわからないんです。この映画の魅力をどう伝えていいものか」と摩訶不思議な作品であると自負しながら「でもなんだろう、とにかく好きなんです。それは僕もそうだし、出演している皆もだし。両監督もすごく気に入っています。だから観ていただければわかります。あとからジワジワくるんで。いい映画だと思います」と呼び掛けていた。

    本作のストーリーには、森本監督の長きにわたる助監督経験も色濃く反映されているという。これに森田は「脚本も森本さんが書いているので、森本さん自身というか分身みたいな気持ちで土屋を演じたつもり。初めて森本監督にお会いした時から『これは監督のことだ』と思った」と明かすと、森本監督は「撮影前に森田さんから『坊主頭とかどうですか?』と言われたことも」と森田からの大胆なアイデアに驚いていた。

    輝一の妻・莉花役の松本も、本作にゾッコンの一人。「ファーストシーンから最後まで画面の中がずっとおもしろい。なにかすごいことが起きるわけじゃないのに、ずっとおもしろく観ていられる。これって本当にすごい事。あまり映されたくないところをずっと映している映画で、普通だったらカットされちゃうリアクションもずっと映っている。それがたまらなくおもしろい。観ていてニヤついちゃうというか、でもそれがリアル。もう本当にご堪能ください!という感じてございます」と熱弁していた。

    器用貧乏なマンガ編集者・潮田ユキ役の森川は「熱すぎず、淡々と進んでいく感じが好きで、これを撮ったら、そして自分が演じたらどうなるのだろうか?そんな興味からやってみたいと思いました」とW監督によるオリジナルストーリーに興味津々。マンガ家デビューを夢見る山田ぽてと役の川上も「私は佐藤監督の映画『泣く子はいねぇが』が大好きで。それが一番の決め手。あと森本さんのほうは…うーん、その時は存じ上げなかったけれども、それが決め手です」と笑いながらエピソードを明かしていた。

    取材・文/石井隼人

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