
記者会見に出席した小八重葵美(左)と西川美和監督
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女優の小八重葵美(13)が1日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で初の主演映画「わたしの知らない子どもたち」(16日公開、監督西川美和)の記者会見に出席した。
戦後の混乱期、自らの性別を隠して少年として生きることを選んだ少女とすべてを失った女性教師(二階堂ふみ)の2人の再生を描いた今作。第51回トロント国際映画祭のコンペティション部門に出品され、小八重も参加し初海外を経験した。「凄い奇麗なところで楽しかった」と振り返りながら「ポテトもおいしかった」とあどけない笑顔を浮かべて会場を和ませた。“少年”を演じるにあたって参考にした人を聞かれると「小5の弟が口悪くて…」と口にして笑いを誘う場面もあった。
今作には役所広司、、田中裕子、岡田准一ら豪華キャストが名を連ねている。最も印象に残った大人キャストには、先月28日に大阪で舞台あいさつなどを一緒にした岡田の名前を挙げた。その時に初めて、岡田が大阪・枚方の遊園地「ひらかたパーク」(通称ひらパー)の公式キャラクター“ひらパー兄さん”であること、かつてアイドル活動していたことを知ったという。「アイドルは(現在と)ギャップあって凄いと思ったけど、ひらパーって何?ってなって面白かった」とほほ笑んだ。また、マクドナルドをおごってくれたこともうれしかったと明かした。
会見には西川美和監督も登壇し、オーディションの裏側や戦争孤児を題材にした背景などを伝えた。西川監督は今作の構想を考えた2020年に「どんどん過去の戦争が遠くなってきた。それに連なって子供たちが戦争に触れる機会が少なくなってきた」と感じていたという。「過去の戦争を本当に遠い過去として忘れてしまっていいのか」という思いが、今作を描いた大きな理由だった。
まさに戦争から遠い世代の小八重は今作に携わる前は「戦争はただ怖いもの。遠い存在」と思っていた。だが、作品を通して「戦争でどんなことがあったか、戦争でどんな人たちが苦しんだか」を学んだという。そして、「ご飯を食べられて家があるのも当たり前じゃないって分かって、今を大事に生きようって思いました」とかみしめるように話した。
最後には「何回見ても感動する良い作品だから皆に教えてください!10月16日公開なので見に行ってくれるとうれしいです」と元気に呼びかけた。
