日本人メンバーのKENSHINを擁する7人組K-POPボーイズグループのCLOSE YOUR EYESが、4枚目のミニアルバム『256th Note』をデジタルリリースし、タイトル曲「Drop That!」のMVを公開した。今作の軸はジャズだ。(フロントロウ編集部)

    「256分音符」が意味するもの

    タイトルの「256分音符」は、音楽で最も短い瞬間を表す音符のこと。日常の中でふと湧いては消えていく、儚くてありのままの感情を、この言葉に重ねている。

    下敷きにしたのは、楽器それぞれが自由に響き合い、その場かぎりの表現が生まれるジャズの感覚だ。感情を決まった型に押し込むのではなく、自然に生まれる瞬間をすくい取ることに焦点を当てたという。収録された7曲は7音音階になぞらえられ、アルバム全体でひとつの流れを描く構成になっている。

    CLOSE YOUR EYES『256th Note』ジャケット写真CLOSE YOUR EYES『256th Note』ジャケット写真© UNCOREタイトル曲は90年代ヒップホップで韓国ジャズファンクを再解釈

    タイトル曲の「Drop That!」は、韓国のジャズファンクの先駆けの一つとされるユン・シネの「이 밤을 즐겁게」を、1990年代のストリート・ヒップホップのスタイルで組み直した一曲。予測できないジャズの要素に、ヒップホップのサンプリングの手法を掛け合わせている。

    先行公開された「Open Your Eyes」は、ジャズの即興性をヒップホップやR&Bと溶け合わせた曲で、ピアニストのYohan Kimと、ジャズサックス奏者のJacob Scesneyが演奏に加わった。ほかにも、ブラジルのボサノバから着想を得てR&BアーティストのHyerin Jooが参加した「Baby Bossa Nova」、ローファイな質感のR&B「Fool For You」など、ジャンルの幅は広い。

    ラストの「Eternity」は、メンバー7人全員が作詞に参加したバラード。ファンの呼び名である「CLOSER」への変わらない思いが込められている。

    デビュー9日で音楽番組1位、新人賞9冠

    CLOSE YOUR EYESは、グローバルオーディション番組『PROJECT 7』から生まれたグループ。1,700万票を超える投票でメンバーが選ばれ、そのうち91%を海外からの票が占めた。KENSHINに加え、JEON MINWOOK、MA JINGXIANG、JANG YEOJUN、KIM SUNGMIN、SONG SEUNGHO、SEO KYOUNGBAEの日中韓出身の7人で構成されている。

    CLOSE YOUR EYESのメンバー7人CLOSE YOUR EYESのメンバー7人© UNCORE

    2025年4月のデビュー以降の勢いは数字にも表れている。デビュー曲「All My Poetry」は、デビューからわずか9日で初の音楽番組1位を獲得。デビューミニアルバム『ETERNALT』は発売初週に31万6,000枚を売り上げ、続く『Snowy Summer』は発売初日だけで20万枚以上を記録した。2025年11月の3枚目のミニアルバム『blackout』では初週売上がハーフミリオンを突破し、韓国の主要授賞式では新人賞9冠を達成している。

    クリエイティブの中心にいるのは、KISS OF LIFEの元クリエイティブディレクターで、グループのクリエイティブディレクター兼エグゼクティブプロデューサーを務めるLee Haein氏。今作では音楽の幅を広げつつ、グループが得意とする叙情的な感性にあらためて焦点を当てた。

    『256th Note』は韓国で9月30日(水)に発売され、日本盤は11月4日(水)に発売予定。Pulse Ver.(Photobook)4,620円(税込)、Tenuto Ver.(Jewel)2,750円(税込)、Digging Ver.(Ticket)1,760円(税込)、Jam Ver.(MD)15,950円(税込)の4形態がそろう。

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