9月4日よりIMAX先行上映が行われているクリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』。9月11日(金)からは、全国871スクリーンと“国内最大規模”の上映スクリーン数で公開される。これに先駆け、9月10日に東京のグランドシネマサンシャイン池袋にて「<超・映画体験>TOKYOプレミアIMAX上映イベント」が開催され、岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、平愛梨、声優の平田広明が登壇した。

    【写真を見る】シックでフォーマルな衣装で登場した岩田剛典、平愛梨、平田広明【写真を見る】シックでフォーマルな衣装で登場した岩田剛典、平愛梨、平田広明

    古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩を、『インターステラー』(14)や『オッペンハイマー』(23)のクリストファー・ノーラン監督が映画化した本作。長編映画として初めて全編IMAXフィルムカメラで撮影された大作で、トロイア戦争後の英雄オデュッセウス(マット・デイモン)による10年におよぶ帰還の旅が描かれている。

    イベントには、ノーラン監督作品のファンであり、『TENET テネット』(20)では本人にインタビューもしたことがある岩田が登場し、本作の見どころをアピールした。

    マット・デイモン演じるオデュッセウスの吹替えを担当した平田は「彼のお芝居が大好き」と話していたマット・デイモン演じるオデュッセウスの吹替えを担当した平田は「彼のお芝居が大好き」と話していた

    岩田は、「僕はノーラン作品を全部観てきた身として、『オデュッセイア』はノーランっぽくないなと感じました。いままでとはちょっと違う切り口の映画だなと。もしかしたらいおままでで一番“王道のエンタメ”を表現しているのかなと思いました」とコメント。

    その“ノーランっぽさ”については、「ノーラン監督作品はいつも難解じゃないですか?ストーリーも演出も1回観ただけでは全部わからないからもう1回観て、その時また新たな視点というか発見もある…みたいなことがすごく楽しい。そういう印象なんですけれども」と説明しつつ、今作については「わかりやすいんです」と断言。

    続けて、「1個1個、まず次になにが起こるかっていうことをストーリーテリングしてもらって。でもそのあとに想像を超えてくる…という楽しさなので、そういった意味でノーランっぽくないなと。脚本を映像化した時に、その人の想像を超えてくる部分、そこはやっぱりすごい。それと、映像美もすばらしいんですけれど、おとぎ話を映画としてリアリティある形で表現する演出や音響などもすごくこだわっているのが伝わってきました」と、独自の見解を披露していた。

    ノーラン作品の魅力を熱弁した岩田ノーラン作品の魅力を熱弁した岩田

    さらに、オデュッセウスの帰還を待つ妻ペネロペ(アン・ハサウェイ)の視点で作品を鑑賞したという平は、MCから「戦っている夫(サッカー日本代表の長友佑都)をずっと信じて待っているという点では、通じるものもありましたか?」と問われると、「自分が選んだ相手をただただ信じたいんですよ。結婚して夫婦になって、家族になって、どんな困難があったとしても、最終的に信じたいんですよ」と力強く回答。

    「実生活で言うと、(夫が)『練習に行ってくるよ』と言って一歩外に出たら、練習に行っていることはわかっていても、お互いにどこでなにをしているかわからないじゃないですか。そんななかでもとにかく信じたいんですよね。だから、これを観た時に『私の答えが見つかった』と思いました」と、自身のエピソードも交えてトークを繰り広げていた。

    オデュッセウスの帰還を待つ妻ペネロペの視点で作品を鑑賞したという平オデュッセウスの帰還を待つ妻ペネロペの視点で作品を鑑賞したという平

    現在、世界中で空前の大旋⾵を巻き起こしている『オデュッセイア』は、全⽶映画ランキングで初登場1位を獲得し、2026年実写映画No.1のスタートを樹⽴。ノーラン監督作品および主演マット・デイモン作品としても過去最⾼の成績をたたき出し、さらには『アバター』(09)を超えてIMAX史上No.1、『デッドプール&ウルヴァリン』(24)を超えてR指定映画歴代最⾼の世界興⾏収⼊(2026年8月20日Variety 調べ)を記録している。

    取材・文/平井あゆみ

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