Amazonが展開するPrime Videoによる戦略発表会「Prime Video Presents 東京」が2026年9月3日、フェアモント東京にて行われました。発表会では、Prime Videoが掲げる今後の成長戦略についての発表や、2026年後半以降の配信作品から豪華キャストやクリエイター陣が登壇し、作品の撮影秘話などのトークが繰り広げられました。

    登壇者

    プライム・ビデオ ジャパンカントリーマネージャー 大石圭介氏

    プライム・ビデオ ジャパンコンテンツ事業本部 本部長 石橋陽輔氏

    Amazon MGM Studios 日本責任者 バディ・マリーニ氏

    プライム・ビデオ インターナショナル ヴァイスプレジデント ケリー・デイ氏

    プライム・ビデオ アジア・オセアニア ヴァイスプレジデント ゴラフ・ガンジー氏

    『ブレス』大西流星さん

    『地雷グリコ』森七菜さん、蒔田彩珠さん、関和亮監督

    『ぼくの地球を守って』広瀬アリスさん、三木孝浩監督

    『沈黙の艦隊 目覚めよ、ニューヨーク』上戸彩さん、中村蒼さん、津田健次郎さん

    『薬屋のひとりごと』芦田愛菜さん

    まずはプライム・ビデオ ジャパンカントリーマネージャーの大石氏、ケリー氏(プライム・ビデオ インターナショナル ヴァイスプレジデント)、ゴラフ氏(プライム・ビデオ アジア・オセアニア ヴァイスプレジデント)が登壇し、成長戦略についての発表が行われました。大石氏からは、MLBやボクシングなど“スポーツ”、Amazon MGM Studiosとしてのアニメ製作委員会初参入となった『ルックバック』や国内外で好評を博した『日本三國』などのアニメ作品、そして独占配信やオリジナルコンテンツがPrime Videoの柱となっていることを説明。そして、さらなる展開として今後2年間で日本オリジナル作品への投資額を2倍にすることを発表。ドラマやアニメといった日本のコンテンツにより注力していくことが明かされました。

    ▲大石圭介氏(プライム・ビデオ ジャパンカントリーマネージャー)

    ▲左からケリー氏、大石氏、ゴラフ氏

    続いて登場したバディ氏(Amazon MGM Studios 日本責任者)からは「Prime Videoは日本のコンテンツの投資をさらに加速し、世界に誇れる物語を日本から生み出し届けていくことが私たちのミッション」、石橋氏からはオリジナル作品だけでなく、国内外の作品を厳選した独占コンテンツも大幅に拡充されると話されました。

    ▲バディ・マリーニ氏

    ▲石橋陽輔氏

    Prime Videoオリジナル作品のキャスト&スタッフが登場するトークセッションへと移ると、まずは『ブレス』から主演を務める大西流星さんが登壇。メイクアップアーティストを目指す主人公の作品ということで、メイク好きという部分ではリンクする部分があったと話した大西さん。演じるうえでメイク時の所作などは意識された部分だったそうで、「改めてメイクを勉強させてもらいました」と真摯に向き合ったことも明かされました。

    ▲大西流星さん

    また、今回実際にメイクさんの仕事場にも足を運んだそうで、「どのような準備があるのかとか、モデルさんと会話しながら心で通じ合いながらメイクを作り上げていくというのを生で実感して、感動しました」と体験談を披露。また、今回メイクアップアーティストという役を通じて、「メイクすることでモデルさんに活力や勇気を与える」というメイクに対する考え方の幅も広がったことも話していました。

    続いて、青崎有吾氏の同名ミステリー小説を実写化した『地雷グリコ』からはW主演を務める森七菜さん、蒔田彩珠さん、監督の関和亮氏が登壇。関監督は今回の実写化の魅力について話が振られると、原作で描かれたデスゲームを全て映像化していることを説明。タイトルにもなっている“グリコ”や“ジャンケン”といった馴染み深い遊びがどのような映像に仕上がっているかも注目となりそうです。

    ▲森七菜さん

    ▲蒔田彩珠さん

    ▲関和亮監督

    射守矢真兎役の森さんは、演じることへのプレッシャーもあったことも語りつつ、「自分なりにゲームを楽しみながら演じていこうと思いました」とコメント。蒔田さんは「(森)七菜が演じる真兎とのバランスを見て話し合いながら演じました」と撮影を振り返りました。

    また、撮影時の現場は和やかだったようで、森さんと蒔田さんが撮影中ずっと喋っていたことが監督から語られ、「本当の高校の友達みたいでした」と微笑ましい撮影の裏側も伝えられました。

    最後に監督からは「”誰も死なないデスゲーム”がどう展開されているのかというのと、ふたりの青春ストーリーに注目してほしい」と作品の魅力について話しました。

    日渡早紀さんの名作漫画を実写ドラマ化した『ぼくの地球を守って』からは、広瀬アリスさんと三木孝浩監督が登壇。監督は原作のファンだったことを話し、監督の話がきた際は驚かれたそう。その話を受けて、「私監督が好きになった理由を知ってますよ」と切り出した広瀬さん。「(監督が)学生の頃に好きだった女の子がこの作品が大好きで、会話のきっかけを作るために読み込んだらその子よりもハマってしまったんですよね」と暴露される一幕もありました。

    ▲広瀬アリスさん

    ▲三木孝浩監督

    広瀬さんは原作は母の話で知っていたものの読んだことはなかったとのことで、演じた木蓮という役どころには「いろいろ想像しながらじゃないと演じられない役だったので難しかった」と苦労を明かしました。

    そして、ステージでは作品の映像も公開され、監督からは「自分自身もファンなので、超本気で気合を入れて作らせてもらいました」と自信を伺わせるコメントも。また、「今の自分と向き合うというのが作品のテーマなので、ぜひ今の若い方々にも見てもらいたい」という思いも語られました。

    ▲左から三木孝浩監督、広瀬アリスさん

    プライム・ビデオ完全オリジナル作品として展開される『スーパーモブニンジャ』からは、山田裕貴さん、山田杏奈さん、阪元裕吾監督が登場。阪元監督とは今回は初仕事だったという山田裕貴さんは、監督がモニターの前で笑っている姿が印象的だったそうで、「監督が一番楽しんでくれるのは僕たちにとっては凄くありがたいこと」と回顧。しかし、撮影時はどんどんアドリブが足されていくなかで、笑いすぎて喋れなく監督に「自分が書いた脚本なのに?」とツッコミを入れることもあったそうです。

    本読みの時から「面白くなるぞ」と感じていたという山田杏奈さんは、阪元監督の撮影現場をまえに「現場でこういうふうに面白い案が生まれていくんだというのを間近で見られて凄く幸せでした」と撮影を振り返りました。

    ▲山田裕貴さん

    ▲山田杏奈さん

    ▲阪元裕吾監督

    本作の魅力についての話が聞かれると、阪元監督は「僕の頭のなかにあるオリジナル映画なんですけど、5年をかけて映像化することができました。日本が世界に誇る漫画のエッセンスが実写に輸入されている作品で、生身の人間が戦う面白さをアクション監督の園村健介さんとふたりが体現してくれて、見たこと無いようなアクションが楽しめる作品になっていると思います」とコメントを残しました。

    主演の大沢たかおさんによるメッセージ映像でタイトルが発表された『沈黙の艦隊』シリーズ最新作のドラマシリーズ『沈黙の艦隊 目覚めよ、ニューヨーク』からは、上戸彩さん、中村蒼さん、津田健次郎さんが登場。

    ▲大沢たかおさん(映像メッセージでの出演)

    ▲左から中村蒼さん、上戸彩さん、津田健次郎さん

    上戸さんは今回「人と人とがぶつかり合うシーンが多かった」と話し、大沢たかおさん演じる海江田四郎と対峙する緊迫したシーンは日数を取りながら撮影が行われたそう。「たくさんの方にあのシーンを見てほしい。世界を大きく揺るがすシーンになっています」と期待が高まるコメントを残しました。中村さんも「今回は海江田さんの思想だったり、世界を変えようとする動きがあるので是非期待して欲しい」と前作からスケールアップしている物語であることを説明。

    また、今回はドラマシリーズということで津田さんはキャラクターひとりひとりが深く描かれていることを話し、「本当の平和とはなんなんだろうと凄く揺さぶられる内容になっていると思います」と作品の魅力も語られました。

    ▲上戸彩さん

    ▲中村蒼さん

    ▲津田健次郎さん

    そして、イベントでは2028年配信予定の実写ドラマ『薬屋のひとりごと』が発表され、ステージには主人公の猫猫を演じる芦田愛菜さんも登場。出演が決まった時の感想を質問された芦田さんは「原作小説から大ファンだったので緊張もありましたが、大好きな作品の大好きなキャラクターを演じられるのはこの上ない幸せだと感じました」と喜びを顕に。

    ▲芦田愛菜さん

    イベントでは原作の日向夏先生からのコメントも読み上げられ、撮影現場に足を運んだ際に、あまりに豪華なセットを見て「一体いくらお金がかかっているんだ」と驚いたという裏話も。また、余談として撮影を見学した際に壬氏役の方を前に日向夏先生の姪っ子が笑顔になり、「目が肥えてしまう」とのことで甥っ子の瞳を覆ったというエピソードも披露。日向夏先生も“リアル壬氏”と太鼓判を押す、キャスト陣にも注目が集まりそうです。

    最後に「いちファンとして猫猫への愛を沢山詰め込んで撮影させていただきました。原作やアニメを愛してくださっている方にも、初めて作品に触れる方にも『薬屋』の魅力が伝わるような作品になっていたらいいなと思います」と芦田さんからファンへメッセージが送られ、締めくくられました。

    今回の発表会ではこのほかにも、交際経験のない男女10名の共同生活を描く恋愛リアリティ番組『初めての恋人になってください』や、三国に分かれた近未来の日本を舞台にした小学館の漫画作品『日本三國』のアニメ続編制作決定。嵐のドームツアーを是枝裕和監督が追ったドキュメンタリー作品『5 -嵐という時間-』も公開。日本発のコンテンツにより一層力を入れるPrime Videoの展開から目が離せません!

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