救命救急の医療現場で命に向き合う医師や看護師たちの姿を描く本作は、1999年の誕生以来、連続ドラマを5シリーズ、スペシャルドラマを5作品放送。第6シリーズとなる今作により、現代を舞台にしたフジテレビ制作の連続ドラマにおいてシリーズ、最多記録を更新する。

     本作の制作は2013年の第5シリーズ以来約13年ぶり。さらに、孤高の天才救命医・進藤一生を演じる江口洋介と、かつて彼の下で学び数えきれない命を救ってきた救命医・小島楓を演じる松嶋菜々子の再集結は、2010年のスペシャルドラマ以来、約16年ぶりとなる。令和初の制作となる今回は、初の「月9」枠で放送される。

     誕生から27年、時代の変化とともに変わる医療業界の状況や問題が描かれるのも見どころのひとつ。今作では「働き方改革」や「世代間の違い」「次世代の成長」、そして「命の選択」などの題材が描かれる。

     2024年4月に医師の働き方改革の新制度が施行され、残業時間の規制が進む一方で、人員確保のための予算不足など現場の実態は厳しさを増している。かつての熱量や自己犠牲だけでは通用しなくなった時代。タイパ(タイムパフォーマンス)を重視し、合理性を求める若手医師、看護師たちと、進藤と小島の世代との間には、働き方や患者との向き合い方にも価値観の違いが生まれている。変わるべきものは変えながら、それでも医師として失ってはいけないものとは何なのか…。進藤と小島は若者たちとぶつかり、時には自らの価値観も問い直しながら、救命医として大切なことを伝えていく。

     また、医療技術が進歩したからこそ、「救う」という言葉の意味そのものも変わり始めている。高齢化が進行する日本において、救命救急に運ばれる高齢者も年々増加している。高度な医療技術で心拍を再開させることが可能になった一方で、自発呼吸や意識が戻らない状態で生きているケースも増え、救命医は「心臓が動けば“救った”ことになるのか?」という究極の選択を日々迫られている。数々の命と向き合ってきた進藤と小島は、変わりゆく激動の時代に生きる個性豊かな若手医師たちとどのように向き合っていくのか。

     脚本は第2シリーズなどを手がけた田辺満。プロデュースは『僕たちの校内放送』(フジテレビ系/2023年)、『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(フジテレビ系/2024年)などを担当した足立遼太朗、演出は『オクラ~迷宮入り事件捜査』、『ラムネモンキー』(フジテレビ系/2026年)などを担当した柳沢凌介という新たな陣容で臨む。

     さらに、TVerでこれまでの『救命病棟24時』第1シリーズ、第2シリーズの無料配信がスタートした。

    <江口洋介、松嶋菜々子 コメント>

    ◆『救命病棟24時』の制作が決まった際のお気持ちは?

    江口:かなり久しぶりになりますが、逆にすごく新鮮に捉えていて。“どんなドラマになるのかな”という期待感が大きかったです。

    松嶋:毎シリーズ、テーマがあるのですが、”今回は何を取り上げるのかな”とワクワクした気持ちでした。

    ◆共演は2010年のスペシャルドラマ以来、いかがでしょうか?

    江口:スクラブを着ると、“また始まるんだな”と気が引き締まります。お互い全然違う役をたくさんやってきて、今やるとどんな雰囲気になるのか、すごく楽しみです。

    松嶋:楓はポジションが変わって、成長していたりします。進藤先生との関係性も少し変わってくると思うので、どんなふうになるのか楽しみです。実はプライベートで、たまたまお会いしたことが何度かあって。16年ぶりにお会いしたわけではないんですよね(笑)。

    江口:たまたま会ったんだよね(笑)。スクラブを着て、カメラ前に立つのは16年ぶりになります。

    ◆あらためて、『救命病棟24時』はご自身にとってどのような作品ですか?

    江口:医療ドラマの中でも“救命”という即断力を求められる現場なので、“特別なドラマを始めたな”と、スタート時はすごく思いました。世界中で医療ドラマは制作されていますが、共通しているテーマは、“患者とどう向き合うか”、“命とどう向き合うか”ということ。だからこそ、視聴者の方に”感動した”と言っていただけたり、希望を届けられたりする作品が作れるのだと思います。離れていた時間があったからこそ、強く感じています。

    松嶋:第1シリーズは、楓は研修医として進藤先生とぶつかるところから始まって。あれから6シリーズ目ともなると、自分も俳優としてのキャリアを重ねつつ、役としても医局長を経験して立場が変化しています。役と共に俳優としても成長してきたなと、変化を感じることができる作品です。

    ◆久しぶりの現場に向けて、準備されていることは?

    江口:前回の出演から長い時間がたっていますし、新しい作品をやるような思いでいます。スタッフもキャストも変わりますし、2026年版の新しい『救命病棟24時』になるのではと、すごく楽しみにしています。

    松嶋:進藤先生とは研修医と指導医という関係から始まって、今も先輩は先輩で変わらないんですけど、楓自身もベテランの域に達しているので。気持ちの余裕とか、人として成長をした楓が、進藤先生とどう向き合っていくのかなと、いろいろ考えているところです。2人の関係性にも変化があると思うので、私が少しラフな感じで進藤先生に絡んでいこうかなとか(笑)。

    江口:そう考えてるの!?(笑)これまでの進藤はクールで、周りの人に対してすごく厳しいタイプだったので、時間がたってどのぐらいラフにやれるか、僕も考えてみます。

    ◆視聴者へメッセージ

    江口:医療が抱えている問題だけでなく、今の日本が抱えるさまざまな問題が描かれていくと思います。 いろいろな事情を持つ患者さんが物語の中に出てきます。そうした中で、医師たちがどう奮闘するか、どう向き合うかという姿を通して、希望の光を少しでもお届けできる作品になるんじゃないかなと思っています。ぜひ、期待してください!

    松嶋:医療器具など日々進化していますが、今回リハーサルなどを通して、あらためて最新の医療現場を知り、とても驚いています。そういった今の医療現場のリアルも、視聴者の皆様へお伝えできたらと思います。

    <プロデュース:足立遼太朗(フジテレビスタジオ戦略本部 第1スタジオ)コメント>

    1999年から始まり、第6シリーズを迎えた『救命病棟24時』。これまで、生死と隣り合わせの命と向き合う救命救急で戦う医師たちを描き続けてきました。時代は移り変わり、目の前の患者と向き合い続けることさえ難しくなってきている激動の今の時代に、もがきながらも懸命に生きる救命医たちの奮闘をお送りしていきます。命の前で時代は関係ない、そう言わんばかりの様を背中で見せてくれる進藤一生と小島楓。“10000回だめでも10001回目は何か変わるかもしれない”その不屈の精神を胸に、2人がまた走り出します。今日も救命救急の現場で戦う全ての方々に敬意を込めて。毎週“月曜”よる9時です。ぜひご覧ください。

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