初代モデルが1997年に登場したミズノの「WAVE RIDER(ウエーブライダー)」は、その優れたクッション性と安定性で、フルマラソン完走を目指す多くのランナーをゴールへと導いてきたロングセラーモデルであり、日々のジョギングを支えるミズノが誇る定番デイリートレーナーとして愛されている。
ミズノが大切にしている走り心地“スムーズネス”を体現するシューズであり、初代モデル登場以来、“スムーズなライド感”をコンセプトにアップデートを重ねてきた。
記念すべき30作目となる「ウエーブライダー 30」は、ゼロベースで設計を刷新し、スムーズな走行感をさらに進化させたという。新しい「ウエーブライダー」は一体どんなシューズに仕上がったのだろうか。
「ウエーブライダー」が目指すべき本質にフォーカス
「ウエーブライダー30の開発は、2024年の初夏にスタートしました。開発が始まった当初、ウエーブライダーは本当にランナーを満足させることができているのか、本当にランナーを最高に楽しませる設計になっているのかといったことが議論になりました。
伝統を守ることは大切である一方、ただそれを守り続けるだけというのはメーカーのエゴでしかありません。踵から爪先まで、流れるようなスムーズなランニング体験をというウエーブライダーの本質にフォーカスし、ゼロベースで設計を見直すことになりました」とミズノ株式会社 グローバルフットウエアプロダクト本部 チーフエンジニアの吉田陽平さん。
スペック上(ソール厚、重量、使用する素材、搭載するパーツなど)の「ウエーブライダー」はこうあるべきという固定観念を取り払い、今できる最高の設計を徹底的に追求したのだという。
「ウエーブライダー30に関しては、15モデルほど同時に試作をし、そこからテストを繰り返して取捨選択しながら開発を進めていきました」
日本のみならず、世界中のランナーの声を聞き、そのフィードバックも開発に生かされたという。
