俳優の出口夏希さんと蒔田彩珠さんがダブル主演を務め、「チェンソーマン」などで知られる藤本タツキさんのマンガが原作の映画「ルックバック」(是枝裕和監督、9月11日公開)の完成報告イベントが8月20日、東京都内で開かれた。

     出口さんはオファーが来たときに「こんなにたくさんの方に愛されている作品が自分に来たので、うれしいのももちろんあったんですけど、怖いが勝っていた」と語った。蒔田さんは「マンガが発売されたくらいで監督から本をいただいていて4、5年たっていた。ついに実現したという気持ち」とコメントした。

     「ルックバック」は、集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で2021年7月に発表され人気を博し、2024年には劇場版アニメ化され、興行収入が約20億4000万円を記録するなどヒット。第48回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞に選ばれた。マンガへのひたむきな思いが2人の少女をつなげるが、全てを打ち砕く出来事が起きる……というストーリー。

     実写映画版は4コママンガが得意なクラスの人気者の藤野を出口さん(子ども時代は七瀬ふうりさん)、藤野と同学年で、引きこもってひたすら絵を描いていた京本を蒔田さん(子ども時代は岡田六花さん)がそれぞれ演じている。

      今作は、9月2~12日(現地時間)にイタリア・ベネチアで開催される第83回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門への正式出品が決定しており、現地へ是枝監督とともに出口さんと蒔田さんも参加予定。是枝監督は4度目、出口さんと蒔田さん共に同映画祭には初めての参加となる。

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