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    愛する人が「学校銃撃」を計画していたら…『ドラマなふたり』が描く結婚直前の告白と“やり直せない過去”

    元吉 烈

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    2026.8.19(水)

    アメリカ 芸術文化

    結婚式を迎えた2人(画像:2026 Dramatic Movie Rights LLC. All Rights Reserved.、以下同)

     映画「ドラマなふたり(原題:The Drama)」のポスターを初めて目にしたとき、婚約指輪をこちらに向けて不敵に微笑むゼンデイヤと、戯けた表情のロバート・パティンソンを配したスナップ写真風のポスターから、人気の2人を起用したロマンティック・コメディを予想していた。しかし、本作は、筆者の呑気な予想を裏切る、現代のアメリカに巣くう恐怖をイジり倒すロマンティック・ホラーだった。

    「ドラマなふたり」ポスター

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     映画は、カフェに入ったチャールズ(パティンソン)が店のカウンター席で本を読んでいるエマ(ゼンデイヤ)に一目惚れするというシーンから始まる。

     チャールズはエマがコーヒーをお代わりするために席を外した瞬間に、テーブルの上にある本の表紙を撮影、スマホで本の概要を調べると、あたかも読んだことがあるような顔をして「その本、面白いよね」と言いながらエマに接近する。

     しかし、エマは、その問いかけに答えることはない。彼女は右耳に難聴があり、右後方から話しかけたチャールズの声に気付かなかったのだ。無視してしまったことに気付いた彼女は、チャールズに声を掛けるまでの行動を「もう一度やってほしい」とお願いする。

     この出会いのシーンから、早くも「やり直し」が描かれるように、本作はやり直すことの可否というテーマを幾度も変奏する形で物語が進んでいく。

    カフェで読書をするエマ

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     以下、ネタバレがありますので、ご注意ください。

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