(左から)清水崇監督、高島礼子、奥智哉、尾上松也、堀田真由、滝藤賢一、小藪千豊 写真:The Hollywood Reporter Japan
横溝正史の代表作で、累計発行部数5,500万部を超えるミステリー小説を映画化した『八つ墓村』のプレミアナイトと題した完成記念イベントが18日、東京・竹芝ポートホールで開催された。
過去に映画で石坂浩二、渥美清さんらが演じた名探偵の金田一耕助役で主演の尾上松也をはじめ奥智哉、堀田真由、小藪千豊、高島礼子、滝藤賢一、清水崇監督が出席。松也は「これほど有名な作品、役柄を演じることに非常にプレッシャーを感じたが、共演者、スタッフに導かれ新たな『八つ墓村』ができたと確信している」と自信のほどを語った。
映画『八つ墓村』清水崇監督×尾上松也、新たな金田一耕助に手応え
尾上松也 写真:The Hollywood Reporter Japan
莫大な遺産を相続することになった大学生の辰弥が、金田一とともに訪れた岡山の山奥にある八つ墓村で不可解な連続殺人事件に巻き込まれていく。松也は「映画として自分が出ていることは置いておいて、あっという間に時間が過ぎた。飽きる部分が一つもなかった」と強調した。
本作は、カナダのファンタジア国際映画祭でワールドプレミアが行われ、上映に立ち会った清水監督は「リアクションがでかくて、米国に住んでいる横溝先生のお孫さんも駆けつけてくれて大絶賛してくれた」と報告。「賛否があるのは覚悟の上。映画史の一部に収まるかは皆さん次第」と豪語した。

清水崇監督 写真:The Hollywood Reporter Japan

堀田真由 写真:The Hollywood Reporter Japan
すると、小藪が「作品は大丈夫。ちゃんと怖いし楽しめる」とフォロー。清水監督が「炎上しますよ」と気遣ったが、「そんなもん全部引き受けますから」と頼もしいところを見せた。
辰弥役に抜てきされた奥は、「ドローンを使ったり、いろいろな撮り方をして今までに経験のない現場だった。松也さんと堀田さんと行動することが多く、お芝居をしていて幸せだなと思う瞬間が多かった」と笑顔。堀田は、「奥くんは撮影当時20歳くらいなのに、洞窟で足元の悪い時に手を差し伸べてくれたりジェントルだったのが印象的だった」と振り返った。
奥智哉 写真:The Hollywood Reporter Japan
だが、松也が「裏を返せば、一緒にいた僕はノット・ジェントルということですね」と自虐。会場が笑いに包まれる反応を楽しみつつ「皆が盛り上げてくれて、早く見てもらいたいという気持ちが高まった。世代、性別を問わず刺さる作品。全てのセクションが繊細に情熱を持って作ってくれたおかげ。この作品に携われ、大役を任されたことを誇らしく思う」と感慨深げだった。
映画『八つ墓村』は、2026年9月18日に全国で公開される。
映画『八つ墓村』本予告【9月18日(金)全国公開】
取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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