ドラマ『HEROES/ヒーローズ』や『ナッシュビル』への出演で知られる米女優のヘイデン・パネッティーアが現地時間8月16日、米サウスカロライナ州グリーンビルで死去した。36歳だった。

    ヘイデンはサウスカロライナ州グリーンビルのアパートで、知人によって意識不明の状態で発見された。同日午後1時51分頃に知人から911番通報を受けた救急隊が駆けつけ心肺蘇生措置を行ったが、午後2時32分に現場で死亡が確認されたという。初報の段階では死因は明らかにされておらず、事件性を示す兆候もなかったため、警察は死を取り巻く状況に不審な点は見られないと述べていた。

    today season 73

    NBC//Getty Images

    訃報を受け、ヘイデンの父アラン・“スキップ”・パネッティーアはメディアを通じて声明を発表、「最愛のヘイデンが悲劇的な形で他界したことを、深い悲しみとともにお伝えします。彼女は素晴らしい光であり、知る人すべてや画面を通じて彼女を見ていた何百万もの人々に計り知れない愛と喜びをもたらす存在でした」とコメントし、家族のプライバシーへの配慮を求めた。

    その後、グリーンビル郡検視局は8月17日に声明を出し、通報対応時の状況を説明するとともに、同日完了した司法解剖の結果を公表した。検視官マイク・エリス氏によると、救急隊員らが現場に到着した時点で心停止状態の女性を発見し、高度心肺蘇生措置を開始したものの蘇生には至らなかったという。解剖の結果についてエリス氏は、「死因に寄与するような外傷の痕跡は発見されなかった。死因および死に至った経緯については、さらなる調査と追加研究の完了を待つ必要がある。この調査は現在も継続中であり、現時点ではこれ以上の詳細は公表できない」としている。

    一方、ピープル誌は、911の緊急通報の音声記録から、死亡時刻頃に対応に当たった関係者らが「薬物過剰摂取」と「心停止」について言及していたことが確認されたと報じており、Page Sixなども同様に通報内容を伝えている。もっとも、捜査当局は現時点で過剰摂取が直接の死因であるとは断定しておらず、毒物検査を含む追加調査を進めているという。

    heroes season 1

    NBC//Getty Images

    ヘイデンは生後11か月でコマーシャルに出演、子役としてキャリアをスタートさせた。2006年放送開始のドラマ『HEROES/ヒーローズ』でチアリーダーのクレア・ベネット役を演じて世界的なブレイクを果たし、主演を務めたドラマ『ナッシュビル』ではゴールデングローブ賞助演女優賞に2度ノミネートされた。映画『タイタンズを忘れない』や『スクリーム』シリーズなどにも出演し、2026年5月には幼少期からのキャリアや依存症との闘いを綴った回顧録『This Is Me: A Reckoning』を出版していた。元婚約者である元プロボクシング世界王者ウラジミール・クリチコとの間に11歳の娘カヤがいる。なお、弟で俳優のジャンセン・パネッティーアは2023年2月に28歳で急逝している。

    Chevron Left IconChevron Right Icon

    Share.

    Comments are closed.