ビジネスやアカデミア、アート界の第一線で活躍する先駆者に、茶道との関わり方をお聞きする本連載。今回は古典文化と現代アートを融合した作品を手掛けるナカヤマン。氏に、茶事をリレーショナルアートとして展開する活動についてお聞きしました。(聞き手は、日経BP 総合研究所上席研究員 大塚葉)

ナカヤマン。 現代アーティスト
1974年京都市生まれ。神戸大学で化学を専攻後、マーケターとして活躍。ファッション業界を中心に活動し、ルイ・ヴィトン、シャネル、グッチなどのブランド戦略に従事する。2007年以降、ソーシャルメディアを活用したマーケティング、コンテンツ制作、データ分析を用いた戦略立案で活動範囲を広げ、2019年からは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に戦略ディレクターとして参画。2021年以降、現代アーティストとしての活動を始め、茶の湯などの伝統文化を現代アートの文脈でグローバルに表現している
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ナカヤマン。さんは、もともとはマーケティングやデータ戦略に関わっておられました。アーティストとして、茶道を取り入れるようになったきっかけを教えてください。
ボクは京都出身で、茶道文化に関わる多数の知人たちとも交流がありました。現代アーティストとしてのデビューは2022年です。前年の2021年に西本願寺(京都市)の国宝、飛雲閣で個展を企画していましたが、コロナ禍で人を招くことが難しくなりました。そこで展示ではなく招待制のオンラインプレビューに切り替え、コロナ禍そのものや、その環境下でのコミュニケーションを鏡写しにする映像の作品化に取り組みました。飛雲閣で撮影した映像を、緊急事態宣言下の渋谷駅前スクランブル交差点の大型ビジョンをジャックして再生し、さらにその模様をロックダウン下のパリの劇場で無人上映したりしました。
その作品が、2022年にロサンゼルスで開催した「Frieze Week」(世界3大アートフェアとしてロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドン、ソウルで開催されるイベント)の公式プログラムとして招かれることになりました。これが実質、アーティストとしてのデビューになります。フェア前日にFrieze主催のプレミアディナーをロスのシャトー・マーモントホテルで開催し、冒頭でアート業界の関係者やVIPに向けて13分の映像作品をお披露目しました。
参加者は上映後、食事をしながら4時間ほどネットワーキングをするのですが、話題は作品に限らず多岐にわたります。これを見て「せっかくディナーという名目で参加者の時間を4時間もらえたなら、4時間13分のコンセプチュアルな会が構成できたのでは」と感じ、「茶事」を思い出しました。茶事ではテーマが設定されることが少なくありません。そして、亭主が設定したテーマを客が道具などの間接情報から読み取ることがあります。帰国の飛行機の中で早速、茶事の形式を引用した作品の企画を書き始めました。
茶事とリレーショナルアートの接点
茶事は懐石料理や濃茶、薄茶の点前(てまえ)などで3~4時間かかりますし、亭主がテーマに沿った道具を準備するコンセプチュアルなイベントといえますね。
ボクはマーケターとして「企画屋」の仕事を25年以上しており、コンセプトの伝達を重視しています。そのためには多面的な情報の配置が不可欠ですし、それを何時間かけて体験してもらうか、つまり滞在時間は非常に重要です。この視点に茶事がとても合っていると考えました。
まず茶会にはテーマを設定して座をしつらえるという、コンセプチュアルアートとの類似性があります。それに加えて、茶事の「主客一体」や「一座建立(いちざこんりゅう:主客が互いに心を合わせて場をつくること)」と表現されるコンセプトと、1990年代に起こったリレーショナルアートという表現形式に、強いオーバーラップを見いだしました。茶事は、西洋の文脈からも読み取れるポテンシャルを持つ、日本文化の構造体といえます。
2022年にMIHO MUSEUMの「懐石の器」という展示で、三代中村宗哲(江戸時代中期の塗師)作の「吉野椀(わん)」を見て、純粋に「使いたい」という衝動に駆られました。その日に食事の約束をしていた「茶美会(さびえ:茶の湯文化を現代の視点で探究する文化活動体)」を主宰する裏千家の伊住禮次朗さんに話をしたのを機に、その吉野椀を使わせてもらえることになりました。
この経験を起点に企画したのが、2023年10~11月に大徳寺(京都市)の芳春院で開催した「(跡見:) 追儺 黒節分 / (Atomi:) WHITE2BLACK」です。これはボクの個展でもあり、「茶美会」の茶事でもあるというプレゼンテーションでした。その中で初めて、茶事を引用したリレーショナルアート作品を発表しました。
3日間開催した茶事では、お客は各日3人ずつを完全招待制で、その後の跡見[注]と称した展示では3日間各日27人ずつをボクのインスタグラムからの予約制でお招きしました。
[注]「跡見」とは「跡見の茶事」のことで、正式な茶事に参加できなかった人のために、同じ趣向と道具で改めて開く茶会
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伝統文化のルールや情報伝達への問いかけ
伝統文化のルールや情報伝達への問いかけ
茶道をテーマにした初の個展だったのですね。新しい試みとしてどんなことをしましたか。
ノンコウ(茶碗師、樂家三代目)の「萬代」という銘の黒楽茶碗や、1960年代の白黒アニメ『鉄腕アトム』のセル画(掛軸として使用)と子ども用のご飯茶碗などを取り合わせました。
また茶道では「禁花」(香りが強過ぎたりトゲや毒があったりするため、茶席で避けるべきとされる花)であるバラを花入に生けました。この時、花入は茶席ではなく、下足箱の手前の露地に置いています。「禁花として扱われる要因を回避した時にも、それは禁花とされるのか」という、茶道に多数存在するルールそのものへの問いを示しています。
ボクが継続的に扱うコンセプトに、「情報伝達とその(沈着した)歪曲(わいきょく)」があります。情報は伝達過程で多かれ少なかれ歪曲されます。ましてや数百年の年月を経ることで、理由や経緯を飛ばして事実として扱われてしまうことも少なくありません。史実と正史のようなものですね。個人的には、茶道文化に向き合う時に最も重要な視点だと考えています。
2024年11月、同形式の新作披露としてニューヨークのザ・マーサーホテルで「(跡見:) 黒節分 / (Atomi:) WHITE2BLACK ∈ DIVISION」を開催しました。茶事は3日間で各日3人、展示は1日で81人を招きました。

露地の花入に生けたバラ(大徳寺・京都、写真:Kisshomaru Shimamura)
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点前などの稽古を始めたのはいつですか。
2022年です。作品を考えるにあたり、茶の湯の文化構造や言語を理解したいと思ったためです。ボクは新しいことを始める時に、まずはその体系を理解します。例えばウェブサイト制作の事業を始めた時には、簡単なものを自分でコーディングできるところまでやりました。3Dモデルを扱う際には、Blender(3DCG制作ソフト)でプロトタイプを作れる程度までは勉強しました。自分でやることが目的ではなく、その専門家と一緒に質の高いものを作る際に、相手の言語で話して、その構造の限界を理解し、ギリギリを攻めたいからです。
茶道は特殊です。論理性と身体性の両方が作用しますし、その2つの相互通信の限界があるのも面白いポイントです。そもそも身体性が入ると、人から聞いて理解することには限界がありますよね。ましてや、「沈着してしまった歪曲」は自分の主観で見いだすしかありません。茶道の高みにおられる方は、2026年時点の茶道体系を肯定し、実践なさっていることが多いのも事実です。その方に、何も勉強していないスタンスで「茶道のどこがおかしいと思いますか?」などと聞くのは失礼ですから。
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千利休とガンダム「ニュータイプ」の共通点
千利休とガンダム「ニュータイプ」の共通点
以前は、「軽くて速いもの」つまり業務効率やそれによる利益最大化を重視していた時期があったそうですね。茶道は対照的に「重くて遅いもの」ともいえると思いますが、お考えをお聞かせください。
ボクも20〜30代の頃は、軽さ、速さ、回転数を重視していました。資本主義においては拡大、成長、利益の最大化が正義です。しかもマーケターという仕事はそれを担いやすい。ただ、40代になり、終着点のない拡大志向や成長志向に疑問を感じるようになりました。もちろん高効率が社会に与える利益は理解していますが、それ以降は、効率と非効率のバランスも考えるようになりました。現代アーティストとして生きること自体が、ボクにとっては非効率の受容でもあります。
そして、「軽くて速いもの」と「重くて遅いもの」のバランスが保たれた状態を望んでいます。そのためには茶道文化のように、時間をかけて理解、習得、あるいは探究していく「重くて遅いもの」の価値を示すことは、重要だと考えています。
2024年に続き2025年12月13~15日に、茶事としてのリレーショナルアートの3作目を、ザ・マーサーホテルの「一陽来復 / BLACK2WHITE ∈ NEWTYPE」で発表しました。3日間、各日3人を招く完全招待制の茶事形式だけの実施で、跡見は実施していません。また、茶事構成に加えて「ポエトリーリーディング」のパートを導入しました。
作品タイトルは「冬の夜を ひとり寝覚に おきたれば おなじ心に 雁も啼くなり BLACK2WHITE 12222022」です。平安時代の女流歌人、賀茂保憲女(かものやすのりのむすめ)の和歌を引用しています。
賀茂保憲女は重度の天然痘を患ったこともあり、才能がありながら宮仕えや歌会などいわゆる「宮中コミュニティー」に加わらない生活をしていたようです。社会や制度、セレブコミュニティーと距離を置き、独自路線を歩んだマイノリティーといえます。彼女の和歌のほとんどはその視点を示していますね。この和歌も自分の姿を一羽の雁に重ね合わせていて、マイノリティーの孤独、共感や相互理解が感じ取れます。
コンセプトは前回そのままに、茶道文化とアニメ文化を並置して観測する形で企画しています。古典文化と近代文化に共通する要素として日本文化特有の生成モデルを指摘し、「原初的シンクレティズム」として示しています。ポストコロニアル文脈のシンクレティズムと比較することでマイノリティーともリンクする構造です。
シンクレティズムとは、異なる宗教などが交ざり合い、新しい形になることですね。
そうです。茶道は宗教的要素だけでなく文化的側面でも、独自のシンクレティズムの結晶です。本作では、千利休の主観的美意識によるシンクレティックな編集を、日本の茶道文化の起点としています。
ただしシンクレティズムという語彙が指すものは、必ずしも「対等で平和な足し算」ではありません。中心と周縁、支配と被支配の緊張の中で、新しい意味を生成するものとして考えられるのが一般的です。
例としてローマ帝国が挙げられます。4世紀以前のローマ帝国は多神教の世界観で、被支配地域の宗教や文化がシンクレティックに併存していました。歴史の教科書でも学ぶ通り、領土拡大が進む中で宗教的統一と文化的統一をしていきますね。帝国の規模が一定を超えた時に、効率的統治のために統一が必要になるともいえます。逆にいえば、シンクレティズムとは非効率的なものです。しかし、そこに豊かさもあります。
本作が問題化するのは、現代社会を駆動する拡大主義と効率主義です。異質な要素が共存可能であるシンクレティックな構造が、その過程の中で効率化のために上書きされ消去されるのではないか、という問いを出発点としています。その上で、現代の私たちが失いつつある複数性と非効率性を鏡写しにするための装置として茶事を用いています。
茶道は禅の精神と結びついていますが、それだけではありません。神道や儒教の要素も相当に強く、裏千家の前家元はキリスト教の考えも入っていると指摘していました。文化的に見ると、中国から渡来した茶道具の価値が高い時代があり、次にカウンターカルチャー的にドメスティックな道具が登場しました。しかしその後、両者の価値が逆転するかというと、渡来の「名物」の価値が下がることはなく、ドメスティックと「並置」になります。
千利休は唐物(からもの)と呼ばれる中国伝来の茶入を使う一方で、朝鮮渡来の職人に国産の楽茶碗を焼くよう指導するなど、伝来物と国産を併存させていましたね。
まさにそうです。侘び茶を大成させた千利休には総じて、「シンクレティックな生成規範」が見られます。
そしてシンクレティズムは日本のアニメやストリートファッションの文化生成にも顕著に表れています。個人的には、この生成モデルこそが日本人の特性だと考えています。また、このシンクレティズムは、今グローバルで重要なキーワードにもなっています。

ザ・マーサーホテルでの茶事(ニューヨーク、写真:Kazuhei Kimura)
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マイノリティーについては賀茂保憲女の例がありましたが、アニメではどのような例がありますか。
本作では『機動戦士ガンダム』を引用しています。ガンダムにおいて数人しか登場しない「ニュータイプ」は、その少数派が時代を左右する可能性を示唆している物語とも読み取れます。本作の展示では、ニュータイプを拡大主義・効率主義によって均質化される社会に対する対抗鏡像として扱っています。
ガンダムではシリーズが進むにつれて、ニュータイプが兵器として制度に回収されていく点も興味深いです。「社会構造がマイノリティーをいかに定義し、排除し、あるいは未来の可能性として回収するのか」という問いにしています。これは間接的に千利休を鏡写しにする構造です。
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ビジネスと茶道は両輪として機能する
ビジネスと茶道は両輪として機能する
茶道はビジネスに役に立つでしょうか。また、ビジネスパーソンに訴求すると思われますか。
役に立つと思います。ひとつは、元来コミュニティーを形成するタイプの楽しみ方があるということ。よくいわれる、ゴルフやサウナに近いという点ですね。
そして何より、ビジネスに直結するというよりも、ビジネスを頑張る人ほど「茶道的な何か」を学ぶことで両輪がそろうと考えます。ボクぐらいの年齢になると、ある程度余裕がある友人が増えてきます。しかし正直、「何かを取りこぼした」と感じている人が多いですね。効率化し回転数を上げることでビジネス的な成功や資産を手にしたものの、それは「遅くて重いもの」を排除することで成立したという矛盾です。彼らは賢いので、それに気付いてしまいます。
また日本人に欠落しやすいマイノリティーへの視点や、ポストコロニアル、シンクレティズムなどへの興味の入り口に、茶道はとてもいいと思います。これらへの視点を持っていること自体、グローバルにおいては「成功者のたしなみ」ともいえますから。
今年の6月7日、ニューヨークのメトロポリタン美術館とのコラボレーションで、新作とアーティストトークを披露しました。
新作は引き続き賀茂保憲女の和歌を引用して、「蓮葉の 繁る池水 所無み 旅空なる 人が宿さず (NØT) FLASH」というタイトルです。十六代樂吉左衞門の黒茶碗(銘「萬代」)や、世界的アーティストであるシアスター・ゲイツさんからドネーション(寄付)していただいた水指(銘「艮門」)、ボクが作成した茶杓(銘「座屈」)に加えて、プロモデラーのDOOVAさんにご協力いただき、あるコンセプトで改造した「バンダイ旧キットの1/100シャア専用ザク」のプラモデルを用いて「献茶としてのリレーショナルアート」作品を披露してきました。
アーティストトークでは、先ほどもお話ししたような日本文化の生成モデルの話をしました。なぜ日本文化はグローバルから理解しづらいのか、オリエンタリズムに回収されがちなのか、ということを伝えてきたつもりです。「日本は、もっと面白い」ということが理解されていることを望みます。
以前、オリエンタリズムは、ステレオタイプな視点や偏見を生むという弊害を指摘しておられましたね。
グローバルでは、オリエンタリズムという規範は「差別」に近い印象を与えます。日本人はあまりそれに気付いていませんね。興味を持ってもらうことを素直に喜び、またそれで多少のビジネスが成立すること自体は悪いことではありません。しかし本質が理解されないデメリットにも気付くべきです。日本酒の市場がワインのようには拡大せず、日本の伝統工芸が評価の割に市場を獲得できない状況があります。マーケターとして見ればここにその一因があります。
ボクは現代アートという西洋の言語体系で茶の湯を再構築することで、日本の文化や思想がグローバルの文脈で理解されるための活動を今後も続けていきます。

「ビジネスを頑張る人ほど『茶道的な何か』を学ぶことで両輪がそろうと思います。日本文化は、もっと面白い。その魅力を世界に伝えていきたいですね」
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ナカヤマン。氏がお薦めする茶道を理解するための本

ドイツと日本の哲学者、マルクス・ガブリエル氏と中島隆博氏による対談。現代における全体主義の台頭を、哲学によってどのように阻止すべきかを論じる。両氏はその答えを、東アジア哲学の中に見いだそうとしている ※画像のクリックでAmazonページへ

世界が終末を迎えようとしているある日、街中に突然現れた「ありがとう、チャック!」という看板広告。チャックとは何者なのか――。無名の人物の人生を通して、生と死について考えさせられる怖くて切ない物語 ※画像のクリックでAmazonページへ
「『全体主義の克服』(マルクス・ガブリエル、中島隆博著/集英社新書)はボクが尊敬する哲学者同士の対話です。ボクは茶道を、まずは450年間伝達・継承されてきた重くて遅い情報であると捉えます。次に現代社会における茶道のポジションを想像します。そして効率的な生活における茶事の非効率な3時間の価値について考えます。それは、全体像に対するイレギュラーや少数派の価値の在り方に重なると見ています。
特にグローバル、つまり全体の中の茶道文化を考える時に、西洋哲学の中の東洋思想という視点は非常に重要です。その意味で、哲学の本ですが、ボクらの生活と茶道文化の関係性に重ねて読める非常に面白い一冊です。
『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』(スティーヴン・キング著、安野玲、高山真由美訳/文藝春秋)は「サンキュー、チャック」というタイトルで映画化され、ボクは先に映画を見ました。ボクにとって1999年公開(日本では2000年公開)の「アメリカン・ビューティー」は「アメリカ人が表現した仏教的解脱」映画としてナンバーワンですが、それに並ぶ面白さです。
真理を語る際に考える複雑なメタ構造をたった3つのエピソードに分割し、2時間にまとめた手腕は、創作物として感動ものです。それもそのはず、原作がスティーヴン・キングなんですよね。映画を見た後に小説を読んで、こんなクリエーションが可能なのかともう一度感動しました。茶道文化の表現でも「宇宙」という言葉はよく使われますが、実際その視点を言語化、視覚化するのは難しいものです。それを、小説と映画で見ることができてしまいます。圧倒されます。
茶道文化を構造的にメタで捉えるには『全体主義の克服』、思想的にメタで捉えるには『チャックの数奇な人生』がお薦めです。」(ナカヤマン。氏)
取材・文/大塚葉(日経BP 総合研究所) 構成/南浦淳之(日経BOOKプラス) 写真/稲垣純也
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