Stray Kidsが米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」において、9作品連続で頂点に立つという前代未聞の記録を打ち立てた。単なるK-POPグループのチャート実績を超え、21世紀のグループの中で最も多くの1位アルバムを保有するチームとして名を連ね、グローバル音楽市場における独自の歴史性を証明した。

    Stray Kids(ストレイキッズ)、『ビルボード200』9作連続1位を達成-21世紀の新たな記録へ

    JYPエンターテインメントは17日、米ビルボードの予告記事を引用し、Stray Kidsの最新ミニアルバム「THIS & THAT」が8月22日付の「ビルボード200」で1位を獲得したと発表した。

    「ビルボード200」は、単なるアルバム販売量だけで順位を決めるチャートではない。実物およびデジタルアルバムの販売量に、ストリーミング回数をアルバム販売量に換算したSEA、デジタル音源のダウンロードを換算したTEAなどを合算し、アルバムの総合的な消費規模を測定する。

    Stray Kidsは今回のチャートで、アルバム販売量35万7,000枚、SEA 1万1,000枚、TEA 1,000枚を記録し、計36万9,000ユニットを確保した。前作より25%増加した数値であり、発売初週の米国市場で自己最高販売量を記録すると同時に、通算9度目の「ビルボード200」1位という大記録を達成した。

    何より注目すべき点は「連続性」だ。一、二度の突発的なヒットではなく、2022年の「ODDINARY」から始まった1位の行進が、9作品目まで続いているからだ。

    Stray Kidsは「ODDINARY」で初めて「ビルボード200」の頂点に立った後、その後発表した8つの作品をすべてチャート1位に直行させた。2024年の「合 (HOP)」で6連続1位という当時の全世界アーティスト初の記録を立てたのに続き、2025年の「KARMA」と「DO IT」でその記録を再び更新した。そして2026年の最新作「THIS & THAT」で、自らが打ち立てた記録を再び塗り替えた。

    これにより、Stray Kidsは2020年代の全アーティストの中で「ビルボード200」1位アルバム最多記録においてテイラー・スウィフトと肩を並べることになった。グループ単位に範囲を広げると、ビートルズに次いでローリング・ストーンズのような9つの1位アルバムを保有することになった。特にビートルズ以降、9つのアルバムを最も短い期間で「ビルボード200」の頂点に上げたアーティストという記録も樹立した。

    このような成果が意味深い理由は、Stray Kidsの音楽的アイデンティティがチャート戦略に依存しなかった点にある。彼らは毎アルバム、自分たちの音楽を直接作り、プロデュースする方式を堅持してきた。今回の「THIS & THAT」も、グループ内のプロデュースチーム3RACHAがタイトル曲「This & That」をはじめ、全8トラックのクレジットに名を連ねている。

    グローバル市場で着実に通用する音楽を外部から供給される代わりに、自分たちの言語と感覚で構築してきた結果が、世界最大の音楽市場の一つである米国で繰り返し頂点に立つという結果に繋がったわけだ。

    韓国国内でも販売記録は急激な上昇を見せた。「THIS & THAT」はハントチャート基準で初動328万9,269枚を記録した。前作「DO IT」より約100万枚増加した数値だ。米チャートの成績と韓国国内のアルバム販売量が同時に上昇したという点で、Stray Kidsのファンダム規模とグローバルな消費力が依然として拡大していることを示している。

    「THIS & THAT」は「あれこれ全てやり遂げる」という自信を音楽とビジュアルに込めたアルバムだ。3RACHA特有のプロデュースを基盤に、チルでクールな雰囲気のビジュアル、トレンド感のあるサウンドを結合させ、既存のStray Kidsの強みを維持しながらも新しい色合いを試みた。

    結局、今回の記録は単に「9度目の1位」という数字だけで説明することは難しい。Stray Kidsがビルボードの頂点に初めて立った2022年以降、4年間にわたって一度も1位の行進が途切れていないという事実そのものが核心である。チャートの頂点は、一度登るよりも、維持し続けることの方がはるかに難しい。

    特にグローバル音楽市場においてグループの寿命が短くなり、アーティストの流行周期が急速に変化する中で、自分たちの音楽的色彩を維持しながらも毎回新しい消費を生み出したという点は注目に値する。

    Stray Kidsが刻んだ記録は、K-POPの現在を示すと同時に、グローバルポップ市場において「グループ」という形態がいかに強力な音楽的叙事詩を作り出し得るかを示す事例でもある。「ビルボード200」9連続1位は、もはや一つの記録ではなく、Stray Kidsというチームが自ら構築してきた音楽的世界が、世界市場で継続的に機能しているという最も鮮明な証拠となった。

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