過激描写で退席者続出‥この映画にある魅力とは

     メガホンを取ったのは、『ホステル』シリーズや『グリーン・インフェルノ』(2013)などで知られるイーライ・ロス監督。

     本作では、謎めいたアイスクリーム売りが配るアイスを口にした子どもたちが、次々と凶暴化し、大人たちを襲い始めるという悪夢のような物語が描かれる。

     公開後、SNSや海外メディアには「途中で吐いてしまった」「最後まで観られなかった」といった反応が相次いだ。

     ロス監督自身も米メディア「Variety」の取材で、観客が悲鳴を上げ、なかには劇場を飛び出して嘔吐する人もいたと明かしている。

     そのうえで、「こういう映画にとっては最高の褒め言葉だ」と語り、強烈な反応をむしろ作品への手応えとして受け止めているようだ。

     実際の予告編からは、恐怖を正面から押し出すというより、どこか奇妙で薄気味悪い世界観が印象に残る。

     グロテスクな描写はもちろん、陽気なアイスクリーム売りの笑顔と、その裏側からじわじわとにじみ出す不穏さ。その不気味さと嫌悪感の絶妙なバランスこそが、本作ならではの魅力なのかもしれない。

     なお、日本での劇場公開については、現時点で正式な発表はない。

     過激な描写が苦手な人には厳しい作品かもしれないが、ホラーを求めるファンにとっては、思わずその中身を確かめたくなる一作となっている。

    (文・編集部)

    編集部

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