ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.14 10:28
今回の映画で制作室長としても名を連ねたキム・ミニは「私たちが一緒に暮らすことは、私たちが一緒に映画を作ることであり、私たちが一緒にする仕事。ご飯を作って食べるのと同じような感覚」とし、「それ以上望むものはない」とも話した。
5日に開幕した映画祭で、コンペティション部門17作品のうち後半に公開された『目のやり場がない』に、海外メディアはおおむね好意的な反応を示した。米映画メディア「In Review Online」は「人物中心のプロットの深さと複雑さだけを見れば、それほど興味深い作品ではないかもしれないが、ホン・サンス監督が慣れ親しんだ映画文法を構造的に転覆するという概念を拡張し、映画の劇的な題材をどのように伝えているのかに注目すべき」と評価した。インドの総合時事誌「Outlook India」は「キム・ミニの繊細で鋭い演技のおかげで、サンヒが他人の視線に翻弄されるたびに無意識に漏らす鋭い息遣いまで繊細に捉えられている」と指摘した。
1946年に始まったロカルノ国際映画祭は、作家主義・実験的な映画を主に発掘してきた。韓国映画は1989年、ペ・ヨンギュン監督の『達磨はなぜ東へ行ったのか?』で初めて金豹賞を受賞した後、ソン・ガンホの功労賞(2019年)など、継続して受賞実績を上げてきた。
ホン・サンス、キム・ミニのカップルにとっては格別な映画祭だ。『目のやり場がない』はホン監督にとって5作目のコンペティション部門進出作となる。映画『ソニはご機嫌ななめ』(2013)でロカルノ国際映画祭のコンペティション部門に初進出して監督賞を受賞したホン監督は、続いて『正しい日 間違えた日』で同映画祭最高賞の金豹賞と俳優賞(チョン・ジェヨン)の2冠に輝いた。『川沿いのホテル』(2018)主演のキ・ジュボン、『スユチョン』のキム・ミニも相次いで俳優賞を受賞した。今年、金豹賞を受賞した場合、7万5000スイスフラン(約1470万円)の賞金も受け取ることになる。
一方、今年のコンペティション部門では、ベトナムのレ・バオ、シンガポールのネルソン・ヨーなど、アジアの次世代を担う巨匠たちの新作を含む計17作品が受賞を競う。昨年の受賞作は女優シム・ウンギョンが主演を務めた日本映画『旅と日々』だった。今年の受賞結果は15日夕方(現地時間)の閉幕式で発表される。
『目のやり場がない』は今年下半期に韓国で公開される予定だ。
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