今年4月の改名以来、葉野かほの活動ペースには目を見張るものがある。11月までの連続デジタル・リリース企画に加え、季節ごとに計4回実施される自主企画、その名も”四季”を開催。さらには文筆家としての活動にも意欲的と、その勢いは止まらない。連続リリースのまっただ中、そして”四季【夏】 下北沢からの帰り道”を控える今の彼女に、活動への想いをメールで訊いた。
-Skream!初登場ということで、自己紹介をお願いいたします。
新潟市出身、シンガー・ソングライターの葉野かほです。10年程”果歩”という名前で活動してきましたが、4月に”葉野かほ”に改名しました。現在は音楽活動と並行し、作家活動も少しずつしています。
-改名にはどのような想いがありましたか? また、新しい名前で活動することでご自身の中で変化したことはありますか?
約10年活動をするなかで、思うようにいかないことも増えてきました。この先どうしようかなと思っていたとき、環境の変化がきっかけで、”もう一度しっかり音楽に向き合いたい”と強く感じました。また、以前から執筆にも興味があったため、改名を後押ししてくれたと思います。
“葉野かほ”になってから、自分が音楽をしてきたことで、出会えた人や見れた景色、こんなに支えられていた事実があったことに気付きました。「ベイビーベイビー」という曲が書けたことは自分の中の大きな変化です。それから、そういう人たちに恩返しをしたいと思うようになりました。今まで”歌うのが好き”という気持ちが強く、続けていればどうにかなると思っていましたが、10年続けてきてやっと今、目標みたいなものが自分の中に生まれたように感じています。
-音楽活動を始めたきっかけや、アーティストを志した経緯を教えてください。
小さい頃から”歌手になること”が夢でした。きっかけは特になく、昔から決まっていたみたいに自分の中で当たり前に”歌手になるんだ”と思っていました(笑)。
なので、昔からオーディションに参加したり、中学2年生のとき、歌手になるためにYUIやmiwaがギターを持ってたからギターを始め、高校1年生でライブハウスに電話をかけてライヴを始めました。それから疑うこともなく、18歳で上京をし今も歌を歌っています。
-ルーツとなるアーティストやよく聴いている音楽等教えてください。
YUIとmiwaが大好きでした。あの2人がギターを持っていなかったら、私はギターを弾いてなかったと思います。その後バンドを聴くようになりGOOD ON THE REELをよく観に行っていました。物語のような繊細さに強く惹かれました。
音楽を聴くことは減ってしまいましたが、だいたいラジオで見つけて良かったものを繰り返し聴いています。最近はBialystocksの「近頃」をよく聴いています。
-そういったアーティストや音楽と出会ったきっかけはなんだったのでしょうか?
YUIとmiwaは当時TSUTAYAで借りて聴いていました。テレビっ子なので、テレビで歌を聴いたんだと思います。GOOD ON THE REELをはじめ、バンドもTSUTAYAで試聴したりなんとなくジャケットで選んで大量に借りて出会いました。”声が好き”から好きになることが多いです。
最近は、ラジオをきっかけに聴き始めたり、小説に出てきた音楽をいちいちちゃんと聴きます。
-4月から11月まで連続デジタル・リリースを行っていますが、この企画を始めようと思った理由や、1年を通して届けることに込めたテーマを教えてください。
お世話になっていた環境が変わり自由に活動できるようになったことと、改名もしたため、どどーんと何かやりたい! と思いました。曲を書くことが大好きなのでまだまだ世の中に出していない曲があったし、これからどんどん曲を作っていきたい、そして自分を鼓舞するために企画しました。もっともっと、たくさんの人に音楽を聴いてもらえるように、成長していきたいし、自分の中で止まっていた時間や感覚を、活動をすることを通して取り戻したいです。いや、上回りたいです!
-現在、自主企画”四季”を開催されていますが、このイベントにはどのようなコンセプトや想いを込めていますか。また”四季【夏】 下北沢からの帰り道”の見どころも教えてください。
1年を通し四季を感じられる企画です。約10年活動してきたなかで、できた曲は自分が実際に感じたことや体験したものが多かった。なので、それを四季ごとに分けて歌ってみたいと思います。音楽は、聴いている人がタイムスリップできたり、においや手触りを感じられたりするものだと思います。また、物販もそれぞれの季節でZINEやコーヒーを作りました。皆さんと一緒に四季を過ごしたい、生活の一部を作りたい、そんな思いで企画しました。
“【夏】”は3マン・ライヴです。ゆいにしおちゃんと大東まみさんに出演してもらいます。2人とも、とっても夏が似合う明るい色の持ち主だと思います。だけど、それぞれが歌う夏の景色はちょっとずつ違う。そういう面白さを、来て感じてもらえると嬉しいです! 私は夏が苦手ですが、夏の曲はとても好きです。ぜひ、お越しください!
-ライヴを観に来る人に一番受け取ってほしいことはなんですか?
観に来て良かったなって思ってもらいたいです。音楽は今、どこでも聴けます。だけど、今のあなたに今の私が歌うことによって、ぶっ刺さる何かが生のライヴにはあると思います。そういう、”良かったな”を持って帰ってもらえるとすごく嬉しいです。
四季折々で、工夫してライヴをしますので、ぜひそのときの温度を、湿度を、感じに来てください!
-そのほかのライヴやツアー等、これから予定されている活動はありますか?
2026年は”四季”というタイトルでライヴをしています。”【夏】”8月30日昼公演、下北沢 DY CUBEで3マン・ライヴ。”【秋】”はこれから解禁。”【冬】”は12月12日夜公演、渋谷 LOFT HEAVENにて弾き語りワンマン・ライヴです。
原点の弾き語りは10年間ずっと大切に育ててきました。
冬のワンマンに向けて盛り上げていきたいです!
-この先ライヴをしてみたい場所はありますか? 具体的な場所や、音楽シーンでも構いません。
東京キネマ倶楽部でライヴをしたいです。初めて観に行ったとき、会場の雰囲気や空気感等含め、すごく好きになりました。まずはキネマ倶楽部をパンパンに埋めたい! それからもっともっと大きな場所を目指して歌いたいと思っています。
-音楽だけでなく文章を書く活動もされています。今後はどのような表現者になっていきたいと考えていますか?
“誰かのことを描く”ことは、自分のスタイルとは少し違うような気がしていて、ちゃんと生活の中で生まれた感情や物事を、自分の言葉で描く。それは、今までと変わらないと思います。だけど、それを通して誰かの生活に触れたり包み込んだりするものを作り続けたい。誰かの心がじんわりあったかくなったらいいなと思います。これからも自分に正直に、表現をしていきたいです。
-今後の展望や目標とする場所はありますか?
“音楽をやっています”と胸を張って言えるようになりたいです。そのために、たくさんの人に音楽や言葉を届ける。一生続けたいからこそ着実に、まずは”四季”というライヴを成功させます!
-最後にSkream!読者にメッセージをお願いします。
活動を始めて10年が経ちました。当たり前にやってくると思っていた未来は簡単に訪れませんでした。だけど、こうやって音楽を続けていたからあなたと出会えました。これからも、しぶとくしぶとく音楽を続けていきますので、応援していただけると嬉しいです!
ライヴには自信がありますし、私の曲はなかなかいいはずです(笑)!
今後とも葉野かほを、よろしくお願いします!
RELEASE INFORMATION
葉野かほ
DIGITAL RELEASE
『きみと町中華』
bigup14498601/¥250
NOW ON SALE
[neconico]
DIGITAL RELEASE
『世田谷ミッドナイト』
¥250
2026.8.26 ON SALE
[neconico]
LIVE INFORMATION
“四季【夏】 下北沢からの帰り道”
8月30日(日)下北沢 DY CUBE
OPEN 12:30 / START 13:00
出演:葉野かほ / ゆいにしお / 大東まみ
[チケット]
¥3,300(+1D ¥700)
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