トリー バーチ(TORY BURCH)の2027年リゾートコレクションが発表された。
クラシックを“自由な発想”で再解釈
2025年秋冬シーズン、2026年リゾートシーズンに続き、クラシックを再解釈する今季のトリー バーチ。シャツやカーディガン、ペンシルスカート、トレンチコートなど現代女性のリアルな装いをベースにしながら、素材や配色で意外性を効かせ、型にはまらない自由な美しさを表現している。
自然界×スパイス着想のカラーパレット
コレクションを象徴するのは、自然界とスパイスに着想を得た鮮やかな色彩だ。ライムグリーンのVネックニットにサフランイエローのハイネックを重ねたり、コーラルレッドのシャツを差し込んだりと、弾けるようなカラーが主役を担う。そこにベージュのワイドカーゴパンツやマッシュルーム、トープといったやわらかなニュートラルカラーを添え、華やかさと落ち着きを両立させた。
花柄ジャカードにシャープな仕立て
素材の主役は、壁紙のような光沢を放つチンツの花柄ジャカード織。甘くなりがちな表情を、シャープな仕立てで引き締める。なかでも目を引くのがシャツドレスだ。整然と並んだくるみボタンと、腰の低い位置に据えたベルトが、ミッドセンチュリーのエレガンスを呼び戻す。
花びら広がるロゼット風フォルム
ドレーピングとツイストの技法を応用したのが、ロゼット風のトップスやスカート、ドレス。生地が渦を巻きながら広がり、花びらのようなフォルムを描く。透け感のあるチェックのシフォンドレスでは、軽やかな生地がロゼットの立体感を際立たせた。
父の名を冠した「バディ」バッグ
バッグの主役は、トリーの父にちなんで名付けられた「バディ」。ヴィンテージのトラベルポーチに着想を得たデザインで、ふっくらと丸みを帯びたフォルムが特徴だ。タイガーストライプ柄のカーフヘアで仕立て、短いハンドルとパドロックがクラシックな趣を添えた。
アイウェアは、レトロなフレームで懐かしさを漂わせる一方、両腕に重ねたビーズのカフは大ぶりなシルエットで新鮮さをまとう。小物にまで異なる表情を持たせることで、多彩な要素を自在に取り込んだ装いを完成させた。



