
「家族・信仰・労働・隣人など“身近ゆえに壊れやすいもの”を題材に、人間が生活の果てに生み出す“静かに崩れてゆく世界”を描く」という、韓国インディーズ・ジャンル映画の新たな潮流を牽引する作品を取り挙げる特集「ハングル・ニューウェーブ映画祭2026」。
かつて社会構造を“外側”の視点から告発するダイナミックな作品を生み出し、世界有数のジャンル映画大国としての地位を確立した韓国。しかし現在、韓国インディーズ映画界では人々が営む日常により一層クローズアップし、社会に刻一刻と刻まれていく亀裂を“内側”の視点から見つめ直すという新たな潮流が生まれつつある。
心理サスペンス、音楽スリラー、文学的ロマンス、隣人スリラー……多様なジャンルの計4作品が、社会という広大にして狭小な世界に生きる人々の恐怖、愛、孤独、欲望、救済の模様を映し出していく。
2026年5月より栃木・兵庫と公開してきた特集「ハングル・ニューウェーブ映画祭2026」が、このたび2026年8月14日(金) Morc阿佐ヶ谷での劇場公開が新たに決定。さらに大阪のシアターセブン、愛知のシネマスコーレでの近日公開も決定された。新たな上映館決定を記念し、本特集の新・ポスタービジュアルと新・予告編が解禁となった。
上映作品
『マザーズキングダム』
©2023 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED
(2024/韓国/96分/原題:엄마의 왕국)
【キャスト】ナム・ギエ、ハン・キジャン、ユ・ソンジュ
【スタッフ】監督:イ・サンハク プロデューサー:パク・ジンソ 撮影監督:チェ・ソンミン
提供:プルーク/日本配給:Cinemago
全州国際映画祭2024 コンペティション部門 正式出品
自己啓発書『真実の力』の著者ジウクは、理髪店を営む母ギョンヒと長年同居している。父は彼の幼少期に失踪し、母はその話題に触れるのを長年禁じていた。しかし、認知症を発症したギョンヒの「私があなたの父さんを殺した」という告白が、《王国》を崩壊に導いていく……。韓国社会史に根付くキリスト教信仰を背景に、家庭という閉鎖的空間に沈み続けていた記憶と真実の行方を掘り起こす心理サスペンス。







©2023 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED
『Forte~フォルテ~』
©Reel suspects/Cinemago
(2023/韓国/76分/原題:포르테)
【キャスト】イ・チェヨン、イ・ジョンウン、キム・ジェホン、キム・ジュンソク、チャ・セジン、チェ・ソウン
【スタッフ】監督・脚本:キムボ・キム 共同脚本:ソン・ヒュソン、キム・ジファン、イ・ダジョン 共同プロデューサー:マキシミリアン・セリム、ジョヴァンニ・フム 撮影監督:パク・ジョンミン 音楽:フレデリック・アルバレス
日本配給:Cinemago
富川国際ファンタスティック映画祭2026 正式出品
シッチェス・カタロニア国際映画祭2025 正式出品
音楽の才能を信じて上京したヨンジは、憧れの作曲スタジオ「フォルテ」に採用される。しかし、彼女に与えられたのは“ゴーストライター”としての仕事だった。やがて同僚の怪死事件をきっかけに、スタジオに漂う不穏な空気と「呪われたグランドピアノ」の存在が明らかになる。欲望を抑圧されてきたヨンジは衝動のまま、血塗られた旋律を奏で始める──。主人公の美しくもグロテスクな狂気を、映像と音の融合によって描き出す。






©Reel suspects/Cinemago
『黴の花』
©All Rights reserved Sinae film
(2022年/韓国/104分/原題:너를 줍다)
【キャスト】キム・ジェギョン、ヒョヌ、キム・リュルハ、ソ・ユンジ、キム・シニョン
【スタッフ】監督:シム・ヘジョン 脚本:シム・ヘジョン、イ・スジン プロデューサー:キム・スンテ
日本配給:Cinemago
全州国際映画祭2023 韓国コンペティション部門
CGV賞/Watcha’s pick:長編映画賞 2冠受賞
恋愛に傷を抱えるジスは「ゴミに人間の本性が表れる」と信じ、他人のゴミを収集していた。ある日、隣人ウジェの几帳面なゴミ袋に惹かれ接近し、二人は心を通わせていく。しかし、ジスがゴミ袋を持ち帰る姿を目撃したウジェは彼女の秘密を知ってしまう。翌日から部屋は暗闇に閉ざされ、彼は姿を消したジスを探し始める。









©All Rights reserved Sinae film
『501号室の男 -ある作家の記録-』
©All Rights reserved Ubnetwork
(2022年/韓国/106分/原題:사잇소리)
【キャスト】リュ・ファヨン、パク・ジヌ、チョン・ドンフン、イム・ジンテク、オ・ヨンシル、チェ・ヨンジョン
【スタッフ】監督:キム・ジョンウク
日本配給:Cinemago
作家志望のウンスは度重なるコンテスト落選と、上階の501号室から響く異常な騒音に悩まされていた。騒音を題材にしようと考えた彼女は友人チソンと共に501号室の住人ホギョンを観察し始める。しかし執拗な尾行は本人に気づかれ、やがてウンスは騒音の裏に隠された恐るべき真実へ辿り着く。その発見は、彼女自身を危険へと追い込んでいく──。











©All Rights reserved Ubnetwork「ハングル・ニューウェーブ映画祭2026」
2026年8月14日(金) Morc阿佐ヶ谷で劇場公開!
シアターセブン&シネマスコーレで近日公開!
主催:Cinemago 共催:プルーク、JIGGY FILMS 企画:Cinemago
(オフィシャル素材提供)
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