82MAJORの世界規模での知名度と人気が、着実にアップしてきている。昨年10月に韓国ミニアルバム『Trophy』をリリース、2月には日本での東阪ライブ『82MAJOR CONCERT <BEBEOM : BE THE TIGER> in JAPAN』を成功させ、その後はヨーロッパに渡り各地で熱狂を巻き起こし、4月に韓国でリリースしたミニアルバム『FEELM』も絶好調。新世代K-POPの主役を目指して、6人は日々たくましく成長を続けている。
SPICEでは、6月に来日したメンバーを緊急キャッチ。グループの“今”を中心に、様々な質問に答えてもらった。SEONG BIN(ソンビン)とDO GYUN(ドギュン)を筆頭に、日本語の理解力がぐんぐん上がっていることに驚かされた、最新インタビューをお届けしよう。
――このインタビューは“NOW”がテーマです。今メンバーがやりたいこと、考えていることを日本のファンに伝えるのが目的です。OKですか?
全員:OKです!
――まず、今一番新しいアルバム『FEELM』について。あらためて、好きなところ、聴いてほしいところをアピールしてもらえますか。

HWANG SEONG BIN(ファン・ソンビン)
SEONG BIN:(日本語で)まず僕は、このアルバムの中で「CIRCLES」という曲が一番好きです。この曲は“愛”について歌っていて、感情を込めて叫ぶように歌っているところがすごく好きです。

PARK SEOK JOON(パク・ソクジュン)
SEOK JOON(ソクジュン):僕も「CIRCLES」が好きです。ビートはすごくシンプルなんですが、感情を入れるポイントがすごく生きていて、イージーリスニングできる曲でもあるので、誰が聴いても好きになってくれる曲だと思います。

YOON YE CHAN(ユン・イェチャン)
YE CHAN(イェチャン):僕も「CIRCLES」が好きで、すごく楽しく作った曲なんです。最初は、ソロ曲の形で作ったんですが、みんなで作り上げることで、本当に良い曲になったと思います。

NAM SEONG MO(ナム・ソンモ)
SEONG MO(ソンモ):タイトル曲の「Sign」という曲が一番好きです。もちろん曲だけ聴いてもいいんですが、振り付けと合わせて楽しんでいただけると、さらにかっこよく、もっといい曲になるので、お薦めです。特にサビの部分、手首の振り付けがすごく印象的なので、ぜひチェックしてみてください。

KIM DO GYUN(キム・ドギュン)
DO GYUN:(日本語で)僕も「Sign」が好きです。♪tiki taki takと歌うところや、メロディがとても中毒的です。

CHO SEONG IL(チョ・ソンイル)
SEONG IL(ソンイル): 僕は「W.T.F」です。イントロがとてもかっこよくて、曲にフィットしているんですよね。YE CHANさんがビートを作ってきてくれて、メンバー全員が曲作りに参加したことで、クオリティが非常に上がったと思います。最初から「これはいい曲になる」と思っていたんですが、みんなで仕上げることで「やっぱりイメージ通りだった」と思った、すごくかっこいい曲になりました。

――82MAJORの曲は、メンバーはもちろん、何人ものクリエイターが参加する、Co-Write(コライト=共同制作)のスタイルで作られていますよね。それが82MAJORの曲の、クオリティの高さに繋がっていると思います。コライトの面白さを、どういうところに感じていますか?
SEONG BIN:(日本語で)僕は、みんなで音楽を作ることは、一人ひとり個人のアイディアが一つひとつ集まれば、いい曲ができると思いますから、それが長所だと思います。
SEOK JOON:何よりも、自分たちがやりたい音楽をやっているので、自分たちが直接そこに参加して仕上げていくことに、とても意味があると思います。
YE CHAN:コライトのいいところは、たくさんのクリエイターの方が参加してくれるんですが、国籍も違いますし、音楽性も違う人たちが集まって、心を一つに合わせて作っていくところが魅力的だと思います。何よりも、音楽を愛する気持ちで、みんなで一つになれるのが、一番のいいところじゃないかなと思います。

L⇒R:KIM DO GYUN、NAM SEONG MO、HWANG SEONG BIN
SEONG MO:たくさんのアイディアが行き交う中で、学びがあるというところが、一番大きい魅力かなと思います。僕たちよりもっと経験があって、いろんな種類の音楽をたくさん聴いてきた方たちと一緒に作業するので、同じビートの上に乗せているのに、「こういうメロディラインにもなれるんだ」とか、アプローチの仕方がそれぞれ違うので、それを見ていると、とても学びがあるなと感じています。
DO GYUN:コライトで作っていると、いいアイディアがたくさん生まれてきます。関わる人が多いので、それは当然だと思うんですけど、時にはアイディアが多すぎて、一つにまとまらない時もあります(笑)。でもSEONG MOさんが言ったように、僕もそこから学ぶことがたくさんありましたし、同じビートの上で、みんなでアイディアを出し合いながら、「こういう試みもできるんだ」「こういう感じにもできるんだ」ということをたくさん学べるので、コライトはとても良い経験になっていると思います。
SEONG IL:コライトは、何よりも気持ちがフリーであること、オープンマインドになることが大切だと思っています。それを持って参加すれば、一人ひとりが持っている長所はそれぞれ違いますし、その魅力を思う存分出し切ることができると思います。何かの枠にはまることなく、感じたことを自分が思うがままに表現できるところが、コライトの一番の魅力じゃないかなと思います。

L⇒R:CHO SEONG IL、YOON YE CHAN、PARK SEOK JOON
――先日、クリエイターさんたちと一緒に、メンバーが曲作りしているスタジオを少し見学させてもらったんですが、まさに今言った通りの雰囲気でした。YE CHANが、英語で直接コミュニケーションを取っているのも印象的でした。みんな、コミュニケーションはばっちりですか?
SEONG IL:僕は大丈夫です。ボディランゲージが得意なので(笑)。どの国に行っても、コミュニケーションはできる自信はあります。
――頼もしい。ちょうどその話題に繋げて、「海外でのエピソード」を聞いてもいいですか? 最近行った場所での、印象的な出来事や、面白い経験とか、ありますか。
SEONG MO:僕、あります。一番記憶に残っているのはマレーシアで、僕はサルが大好きで、「サルがたくさんいる洞窟」というところに行って、バナナをあげたり、セルフィーを撮ったり、すごく楽しい思い出でした。みなさんにもお勧めです。
SEONG BIN:(日本語で)僕はロンドン。ロンドンで、僕たちの曲をファンの皆さんが一緒に歌ってくれたのは、すごく嬉しかったです。

L⇒R:KIM DO GYUN、NAM SEONG MO、HWANG SEONG BIN
――今年の春、ヨーロッパツアーの時ですね。82MAJORのファンは世界中にいますから。
SEOK JOON:僕はタイです。タイの街なかで、パンチマシーンっていうんでしたっけ? パンチして点数を測るゲームがあって、みんなでやったんですけど、SEONG ILさんがパンチを空振りして、点数が一番低かったんです。その時の罰ゲームが、タイの屋台でよく売っているサソリを食べるというもので、食べてもらいました。
DO GYUN:お疲れ様です(笑)。
――うわぁ。お味は?
SEONG IL:味は……覚えてないです。とにかく、新鮮な経験でした(苦笑)。
SEOK JOON:マレーシアに行った時に、ドリアンを食べました。みんなが「すごく臭い」というので、気になって食べてみたんです。これも面白い思い出なので、とても記憶に残っています。
DO GYUN:(日本語で)僕は、ヨーロッパで、パリにいい思い出があります。YE CHANさんと僕が、ホテルでルームメイトでした。朝6時くらいで、めちゃ早い時間で、YE CHANさんがクロワッサンを、僕のために買ってくれました。とてもおいしかった。
――YE CHAN、いい人。ちょうど今、YE CHANがちょっと席を外しているので、代わりに誰か、YE CHANのエピソードを教えてくれますか。
SEONG MO:アメリカツアーに行った時に、YE CHANさんの故郷であるカナダのトロントに行ったんですが、その時に本当にすごく楽しんでるのが感じられて、ウキウキしている感じがして、それがすごく印象に残ってます。
――あ、YE CHANさん帰ってきました。今、あなたの話をしていたところですよ。トロントの話。
YE CHAN:ああ! そうですね、僕は、アメリカもそうですし、ヨーロッパもそうですが、ツアーでいろんな都市へ行くと、そこの場所や建物、風景がとても素敵で、何よりもファンの皆さんそれぞれの特徴が、国によって違っていて、とても楽しいので、もっともっとたくさんツアーを回りたいなと思いました。

L⇒R:CHO SEONG IL、YOON YE CHAN、PARK SEOK JOON
――日本はどうですか? 今まで、何か面白い経験は?
DO GYUN:(日本語で)日本は、いつも面白いです。いつも楽しい。
SEONG IL:日本に来ると、必ずドン・キホーテに行くんですが、初めて行った時に、欲しいものがいっぱいあって、全部買ったら3万円になってしまって、びっくりしたことがあります(笑)。
DO GYUN:同じ時、僕は、1000円買いました(笑)。
――ドンキで3万円って、いったい何を買ったんですか(笑)。
SEONG IL:食べ物とか、クーリングアイテム(冷却グッズ)とか、目薬とか、クレヨンしんちゃんのTシャツとか、とにかく全部買ったんですが、しんちゃんのTシャツが一番高かった気がします(笑)。
――楽しそう。そして日本のファンはおとなしい、礼儀正しいと、海外アーティストに言われることが多いですけど、82MAJORのみなさんはどう感じていますか?
SEONG MO:静かで礼儀正しいというイメージはもちろんあるんですが、僕たちが「これをやってください」と言ったら、それに全部応えてくれるので、とても情熱的なところがあると思います。
SEONG BIN: (日本語で)僕はアニメが好きだから、日本のファンの皆さんがいつも僕を見たら、こういう(ナルトの「十字」ポーズ)ふうに挨拶してくれるので、僕も同じポーズで返したりします(笑)。
SEONG MO:ステージで歌っている時は静かに見てくれるんですが、歌い終わった瞬間にすごく大きな歓声をあげてくださるので、それがすごく嬉しいです。
――これからも日本でのエピソードを、いっぱい増やしてください。では次の質問、「今一番やりたいこと」は?

HWANG SEONG BIN(ファン・ソンビン)
SEONG BIN:僕は、日本のアーティストと一緒に、何かコラボしたいです。

PARK SEOK JOON(パク・ソクジュン)
SEOK JOON:今すぐやりたいのは、ご飯が食べたいです(笑)。
――あはは! すみません、お昼どきにインタビューしちゃって。もうすぐ終わりますから(笑)。
SEOK JOON:それは冗談ですけど(笑)。日本に対しての思いをもう少しお話しすると、僕は中学生や高校生の時から日本のアニメが大好きで、日本に遊びに行きたいなとずっと思っていたので、日本のさまざまな文化を体験してみたいです。

YOON YE CHAN(ユン・イェチャン)
YE CHAN:僕は今、何よりも音楽に集中したいと思っています。もっと作曲をたくさんしたいですし、たくさんの方と会って、いろんなジャンルの曲を作ったり、聴いたりしながら、新しい音楽をたくさん作っていきたいなと思っています。

NAM SEONG MO(ナム・ソンモ)
SEONG MO:僕は、早くまた日本でコンサートをやりたいです。
――それはもう、大歓迎です。楽しみにしています。

KIM DO GYUN(キム・ドギュン)
DO GYUN:僕がやりたいことは、井上尚弥選手に会いたいです。そして、格闘技の試合を、日本で見たいです。
――DO GYUNくんは格闘技好きですからね。きっとチャンスがありますよ。

CHO SEONG IL(チョ・ソンイル)
SEONG IL:僕は、日本のダンスアカデミーに行ってみたいなと思っています。ダンスといえば日本というイメージがあって、ダンスに強い国ですし、いろんなコンテンツだったり、コンペティションだったり、日本のダンサーの活躍がすごくて、いろんな大会で優勝したりしているので。日本のダンスアカデミーに行ってみて、その雰囲気を直接感じてみたいと思っています。
――勉強熱心ですね。素晴らしいです。じゃあもう一つ、「今、お気に入りの音楽」について、教えてもらえますか。アーティストでも、曲でも、ジャンルでも、何でも。
SEOK JOON:「CIRCLES」のように、イージーリスニングできる、聴きやすい曲に最近ハマってます。ビートはすごくインパクトがあって、でも歌詞はすごく繊細で、そういう曲が好きです。たとえば、Dominic Fike(ドミニク・ファイク)や、Blxst(ブラスト)とか。あと、シューゲイズにも最近ハマっています。
SEONG BIN:(日本語で)僕は、最近のJ-POPの中では、King Gnuさんが大好きです。あとは、最近発売された、The Kid LAROI(ザ・キッド・ラロイ)のアルバムを聴いています。
YE CHAN:最近いつも聴いているのは、ラッパーのSmino(スミノ)です。そして、ここ数年ずっと聴き続けているアーティストは、SPARTA(スパルタ)、Nate Sib(ネイト・シブ)とかですね。本当はもっとたくさんいるんですけどね。僕のプレイリストは50時間ぐらいあるので、1日中聴いても終わらないです(笑)。なので、毎日違うアーティストの曲を聴いています。
SEONG MO:僕はR&Bをたくさん聴きます。プレイリストを作ってくれる機能を使って、一人のアーティストを集中して聴くというよりは、R&Bというジャンルをずっと聴いている感じです。
DO GYUN:ジャンルはR&Bですけど、最近は日本の曲、J-POPもよく聴きます。優里さんの声が好きで、よく聴いています。
SEONG IL:Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)、Aminé(アミーネ)をよく聴きます。ジャンルはR&Bが好きですね。
SEOK JOON:米津玄師さんもよく聴いていますよ。

――みんなすごいですね。幅広くて新しい、それぞれの音楽の趣味が、82MAJORの曲に繋がっていくんだなと思いました。次の曲、次のコンサートを、本当に楽しみにしています。最後に、日本のファンへ向けてのメッセージをもらえますか。
SEONG BIN:(日本語で)また呼んでくださいね! (謎のジェスチャー付きで)待ってるよ~。
――ちょっと待って。何ですかそのジェスチャーは(笑)。
SEONG BIN:(日本語で)今、韓国で流行っています。パラパラです。
――そうなんですか? 覚えておきますね。
SEOK JOON:日本に来ると、毎回いい思い出ばかり作って帰るんですけど、これからもっと来れるように頑張ります。
YE CHAN:今回の来日は、曲作りもできましたし、ファンのみなさんにも会えて、とても学びのある時間でした。これからももちろん来ますし、日本の82DEの皆さんには、常に会いたいと思っているので、また絶対に来ます。
SEONG MO:こうして日本に来られるのも、日本の82DE(※ファンダム名)の皆さんがいつも待っていてくださって、応援してくださる、その愛のおかげだと思うので、これからもたくさん来れるように、変わらずにずっと応援してほしいです。
DO GYUN:(日本語)僕たちは、日本に来た時は、いつもいい思い出を作ります。ここから僕たち、頑張っていきますので、また会いに来てください。愛してます。
SEONG IL:日本は本当に近いので、これまでにも何度も来れましたし、何よりも皆さんの応援のおかげでここまで来れたと思うんですが、そう遠くない未来に、ぜひ日本の皆さんと東京ドームでお会いできる日が来れるといいと思っています。
――大きな夢をみんなで叶えましょう。今日は本当にありがとうございました。また会いましょう。
全員:ありがとうございます!

取材・文=宮本英夫 撮影=菊池貴裕
【82MAJOR 各種情報】
【82MAJOR プロフィール】
グループ名「82MAJOR」は韓国の国番号「82」と「MAJOR」を組み合わせたもので、『韓国を超え世界でメジャーになる』という自信と抱負が込められている。2023年10月韓国デビュー。
メンバーはNAM SEONG MO(ナム・ソンモ)、PARK SEOK JOON(パク・ソクジュン)、YOON YE CHAN(ユン・イェチャン)、CHO SEONG IL(チョ・ソンイル)、HWANG SEONG BIN(ファン・ソンビン)、KIM DO GYUN(キム・ドギュン)の6人。メンバー全員が楽曲制作に携わる。ファンダム名は「82DE」(エティテュード)。
– 日本公式サイト:https://82major.jp/
【82MAJOR JAPAN OFFICIAL FANCLUB 82DE】
-コンテンツ:入会特典グッズ(※年額コースのみ)、会員限定コンテンツ(MOVIE・GALLERY・Q&Aなど)、最速先行受付、プレゼント企画 など
– URL:https://82major-fc.jp/
