テレビ番組やドラマへの出演が減った芸能人が、ユーチューブに続きTikTokで姿を見せている。左から俳優イ・ドンゴン、ソンフン、歌手MCモン。TikTok画面キャプチャ(c)MONEYTODAY

    テレビ番組やドラマへの出演が減った芸能人が、ユーチューブに続きTikTokで姿を見せている。左から俳優イ・ドンゴン、ソンフン、歌手MCモン。TikTok画面キャプチャ(c)MONEYTODAY

    【07月30日 KOREA WAVE】韓国芸能人の活動の場が、ユーチューブからTikTokへと広がっている。短い動画だけでなく、ライブ配信でファンと直接交流し、新たな収益源として活用する動きが目立つ。

    飲食番組で衛生面を巡る騒動後、長く活動を休止していた俳優ソンフンは、リアルタイムの食事配信でTikTokに登場した。離婚後、16歳年下のモデルとの交際説が浮上した俳優イ・ドンゴンもライブ配信を始め、「韓国だけでなく海外の人ともリアルタイムで交流できる良い機会」と語った。

    TikTokライブでは、視聴者が仮想の「ギフト」を送り、配信者が収益を得られる。クリックB出身のキム・サンヒョクは、収益が多い日には数百万ウォンに達する人もいると明かした。フォロワー80万人を持つ俳優パク・シフについては、収入が5億ウォン(約5500万円)ではないかとの説も出ている。

    7月24日時点で1コインは約18ウォン(約2円)。ギフトは1コインから4万4999コインまであり、バラは約18ウォン(約2円)、ライオンは約50万ウォン(約5万5000円)、ユニバースは約80万ウォン(約8万8000円)で送れる。ギフトは配信者に即時付与され、返金されない。

    配信者はギフトを「ダイヤモンド」に交換し、現金化できる。実際の換金率は非公開だが、利用者の間では約35%が配信者に渡るとされる。さらに、1分以上の動画に対し再生数に応じて収益を支払う「クリエイター・リワード・プログラム」もあり、韓国語コンテンツの報酬は従来の2倍に拡大された。

    多くのファンを持つ芸能人は、TikTokライブで収益を上げやすい。配信者同士が共演する「ライブマッチ」では、ファン同士の応援競争が激しくなり、1回の配信で数百万ウォン相当のギフトが飛び交うこともある。

    TikTokライブは、地上波のような厳しい規制や、ユーチューブのような高度な編集技術を必要としない。配信後の動画を再視聴可能にするか、消去するかも選べるため、発言を巡る後日の騒動を抑えやすい面もある。

    過去の騒動で活動が難しくなった芸能人もTikTokでファンと接点を持っている。学校暴力問題が浮上したBlock B出身のパクキョン、飲酒運転でテレビ出演が難しくなったLeessang出身のキル、兵役を巡る疑惑で批判を受けたMCモンらが配信に登場した。MCモンはTikTokを始めた理由について「隠れたくなかった」と話している。

    視聴者からは、作品でしか知らなかった芸能人と直接話せることで身近に感じられるとの声がある。一方、即時に寄付できる仕組みについて「ファンに金を使わせるための手段ではないか」との批判もあり、「インターネット配信で稼ぐ配信者と何が違うのか」と指摘する声も出ている。

    それでもTikTokライブを始める芸能人は増えている。芸能活動を休止しているSECHSKIES出身のコ・ジヨンもアカウントを開設し、ファンとの交流を始めた。

    (c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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