田中真紀子氏
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     田中真紀子元外相(82)が、27日放送のBS12トゥエルビ「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん」(月曜後9・00)にゲスト出演し、昭和の名優とのエピソードを明かした。

     父は元首相の田中角栄さん。93年7月の衆院選で初出馬、初当選し、01年の小泉内閣では女性初の外相を務めた。12年の衆院選で落選後、政界引退状態にあるが、時にテレビ番組に出演。歯に衣着せぬ発言で政治家を斬る“真紀子節”は健在だ。

     芸能界とはほとんど接点がないという。交流のある芸能人について問われると、歌手の森進一と元妻・森昌子の名を挙げ、思い出話を語った。

     聞き手のエッセイスト阿川佐和子さんが、さらに交友関係を引き出そうとすると、真紀子氏は察したように「高倉健さん?」と答えた。

     ある日、真紀子氏の元に電話が掛かってきたという。「電話が国会にかかってきて、“高倉健です”って言って」。ところが、芸能界にうとい真紀子氏は「“私、そんなの知らないからいい”って」断ろうとしたという。

     「秘書が“本人の声で間違いないから、出て下さい”って言うから、出て“何ですか?”って言ったら、“私、俳優を生業としています、高倉健と申します。実は私、田中角栄さんのことをずっと尊敬していて、一度、お墓参りに行かせてください”って。“(墓のある新潟県柏崎市の)西山町でダメでしたら、目白のご自宅に伺います”って」

     昭和を代表する名優からの申し出にも、真紀子氏には馬の耳に念仏だった様子。「ダメです。他のご用件は?」と、まさかの塩対応を明かした。慌てた高倉さんが食い下がる。「“ちょっと待ってください。僕は田中角栄さんのことをずっと思っていて…”、“思っていたらいいじゃないですか、勝手に”って」。とりつくしまもない真紀子氏の応対ぶりに、笑福亭鶴瓶も「ちょちょちょ…乗ってあげなはれや!」とツッコミを入れた。

     角栄さんの命日には、高倉さんから毎年、線香が届いたという。真紀子氏は「本当に好きだったんですって。“世間は誤解している。あんな立派な人はいません”って」と明かした。

     高倉さんのロケ中には、ホテルの部屋を用意してくれ、面会を希望されたという。「“いつうかがっていいですか?”って言うから、“来なくて結構です”って。そんなのめんどくさい、来たら」と、真紀子節が炸裂。どこまでもつれない対応だった。

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