08年、朝日放送「おはよう朝日です」に出演した(左から)真弓明信氏、宮根誠司、板東英二さん
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     元プロ野球中日投手でタレントとしても活躍した板東英二(ばんどう・えいじ)さんが22日、慢性心不全のため死去した。86歳。旧満州(現中国東北部)生まれ。葬儀は家族で執り行われた。フリーアナウンサーで親交の深かった宮根誠司(63)が本紙の取材に応じた。板東さんとの別れを惜しみ、その卓越したトーク力について語った。

     高校野球、プロ野球、芸能界でずっと第一線を走り続けた板東さんは唯一無二の存在。「ミヤネ屋」で訃報を伝えましたが、僕の中では元気な印象のまま明るく見送ることができました。

     甲子園での武勇伝やプロ野球で長嶋さんや王さんとのエピソード。出てくる名前や出来事がビッグ過ぎて、どれだけ聞いても飽きなかったですね。何しろ話術が巧み。推測ですが、大阪で上岡龍太郎さんや横山ノックさんからトークを学ばれていたんだと思います。貧しい時代や戦争を経験したからこそ、“ユニホームを脱いだからにはタレントとして飯を食べていく”という強い覚悟を板東さんに感じていました。それがタレントとしての力を押し上げたのだと思います。

     現代では考えられないぐらい24時間全国を飛び回って働かれていました。商売のためなら年下の社長に頭を下げ、食事の場では自ら取り分け役をやるぐらいの根性でした。「現金がちゃりんちゃりんと鳴るのはいい音やな」と笑うちゃめっ気もありました。そんな人柄も仕事を広げていった。素敵なオヤジでした。(フリーアナウンサー)

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