夜をのぞき見チャンネル YouTubeより
2026年7月26日、元AV男優の志戸哲也氏はX上で、妻で元AV女優の加美杏奈氏が出演した恋愛リアリティーショー「テクノブレイク」の制作側に対し、公開質問状を投稿した。
番組では既婚者である事実が紹介されず、独身であるかのような立場で出演し、性的行為を含む内容が有料販売されている点を「極めて遺憾」と指摘。
自身は脳梗塞の後遺症で障害認定と要介護認定を受けており、精神的苦痛が大きいと訴えている。
現在離婚調停中だが婚姻関係は続いているとし、弁護士と相談の上で対応を検討中と表明した。
公開質問状と志戸氏の主張
志戸氏は7月26日付の投稿で「テクノブレイク御中」と題し、出演者「キャバ嬢杏奈」の法律上の配偶者であることを明かした。
番組では既婚事実に一切触れられず、最終的に性的行為を伴う内容まで有料配信・販売されているとして、配偶者として強い遺憾の意を示した。
昨年4月以降、脳梗塞の後遺症により障害認定と要介護認定を受け、現在も後遺症と向き合う生活を送る中で動画公開により言葉では表せない精神的苦痛を受けたと説明。
婚姻中の出演者を既婚者であることを伏せたまま恋愛リアリティー番組に出演させ、夫が存在するにもかかわらず性的行為までした内容を販売している点について、制作倫理上および法的な観点で見解を求めた。
回答がない場合は関与者全員に対し然るべき措置を取る可能性を示唆している。
翌27日には「婚姻中に第三者と性行為があれば、たとえ仕事であっても不貞行為とみなされる」と補足し、制作側が既婚と知っていたのか、リスクを想定していなかったのかなど複数の点を確認したいと述べた。
テクノブレイク 御中
私は出演者「キャバ嬢杏奈」の法律上の配偶者です。
番組では既婚者である事実には一切触れられず、独身であるかのような立場として出演し、最終的には性的行為を伴う内容まで有料配信・販売されています。… https://t.co/WFZE5AjE7l
— 志戸哲也 (@sido_tetsuya) July 26, 2026
志戸哲也氏と加美杏奈氏の経歴
志戸哲也氏は1979年生まれの元AV男優で、個人AVメーカーの運営やポーカーハウス経営にも携わってきた。
加美杏奈氏は1996年生まれの元AV女優で、アイデアポケット専属として活動し、2023年に引退した。
その後は夫のポーカーハウスを手伝っていた時期もあるが、現在は大阪・北新地のエースグループ系列(進撃のノアが社長を務める)でキャバ嬢として活動している。
2人は約9年前、加美氏が志戸氏の作品に素人として応募・共演したことがきっかけで知り合い、加美氏が長年アタックを続けた末に交際に至った。
2025年2月28日に結婚を発表。結婚条件として志戸氏側の不倫を見て見ぬふりすることや、離婚時の慰謝料請求をしないことを約束したとされる。
結婚から約1カ月後の2025年3〜4月頃、志戸氏が脳梗塞を発症。
後遺症として視野障害や高次脳機能障害などが残り、障害認定と要介護認定を受けた。
志戸氏は認定後、妻側が夫婦としてのサポートや会社運営を投げ出したものと主張し、現在は離婚調停中だ。
テクノブレイクの番組概要
テクノブレイクは丸の内OLレイナがプロデュースする快楽恋愛リアリティーショーだ。
通常の恋愛リアリティーショーの形式を取りつつ、カップル成立後の性的行為までを描く点が特徴である。
参加者は男女混成で共同生活を送り、デートや告白を通じて相手を探す。
マッチングが成立すると一夜を共にし、性的行為に至る流れとなる。
恋愛や共同生活のパートはYouTubeで無料公開され、性的行為を含む本編はFantiaなどの有料プラットフォームで販売される。
月額約1500円のプランで「快楽の間」や「絶頂の間」といったコンテンツを視聴できる仕組みだ。
シーズン2は2026年7月18日頃に公開され、ヒカルがコメンテーターとして参加する「5対5」スタイルが話題となった。
加美杏奈氏は「キャバ嬢杏奈」として出演し、自己紹介では職業に触れる程度で婚姻状況は紹介されなかった。
他の参加者の中には人妻であることを明示するケースもあった。
ネット上の主な反響
志戸氏の投稿は公開直後から注目を集めた。ニュースサイトも速報的に取り上げられ、反応では妻本人の責任を重視する意見が目立つ。
「出たいと言って出演したのは女性自身」「番組側に直接の問題があるのか」との指摘がある。
一方で制作側の既婚事実非開示や、リアルな恋愛を標榜しながら性的コンテンツを販売する姿勢への疑問も上がる。
丸の内OLレイナが関与する案件全般に懐疑的な声や、離婚調停中の公開質問状という形式が適切だったのかを問う冷静な意見も見られる。
制作側は本稿時点で公式の反応を示していない。
制作背景と倫理的な論点
テクノブレイクは丸の内OLレイナが自身の活動の集大成として企画したもので、感情が乗ったリアルなプレイをストーリー性のあるアダルトコンテンツとして提供することを目指している。
YouTubeで認知を広げ、有料配信で収益化するモデルを採用し、AV女優やインフルエンサー、一般人を混在させたキャスティングが特徴だ。
倫理面では、既婚者が婚姻状況を伏せたまま性的行為を含む内容に出演し、それが有料販売された点が最大の論点となっている。
日本の民法上、婚姻中の第三者と性的関係を持つことは不貞行為に該当し得るため、仕事であっても配偶者への精神的苦痛が問題視される。
制作側が婚姻状況を確認・開示する配慮を欠いていた可能性や、既存の家族関係に影響を及ぼすリスクをどう管理するかが問われている。
障害を抱える配偶者への影響も加味され、リアリティーショーとアダルトコンテンツを融合させた新フォーマットが抱える同意、開示、第三者への配慮といった課題が浮き彫りになった形だ。
今後の制作側対応や法的展開が注目される。