19世紀末、ヨーロッパ、アフリカ、南米やカリブ海など、世界の多様な文化が出会う港町ニューオーリンズで生まれたジャズは、ミシシッピ川を上って全米に広まりました。ジャズはやがて海を越え、世界各地の文化と結びつきながら、常に新たな芸術を創出してきました。
ニューヨーク、パリ、ロンドン、イスタンブール、ソウル……。世界を代表する都市には、その地域を象徴するジャズフェスティバルが存在します。それらはジャズのレガシーを大切に継承しつつ、地域固有の文化や最先端のシーンを柔軟に取り込み、現在進行形のジャズを発信して次世代へとバトンを渡し続けています。
さまざまな音楽ジャンルや地域文化を吸収しながら進化してきたジャズは、即興(アドリブ)を重ねていくスタイルにより、国境も文化も超越します。そのダイバーシティ(多様性)に満ちあふれた音楽は、演奏する側だけでなく、聴く側の想像力と創造力をも豊かに育むものです。
「次世代を生き抜くパワー」を持ったこの音楽文化を、確実に未来へと繋いでいくことを願い、2027年5月、東京から世界に向けて発信する新たなジャズフェスティバル「MET JAZZ TOKYO」を始動します。
新たなフェスティバルの名称「MET」には、国際都市「METROPOLITAN」東京において、国境や世代を超えて人と人、人と音楽が「MEET(出会う)」する場を創出したいという願いが込められています。

MET JAZZ TOKYO FESTIVAL (略称:MET JAZZ TOKYO)
日程:2027年5月28日(金)〜30日(日)
会場:NHKホール、LINE CUBE SHIBUYA (渋谷公会堂)、WWWX / WWW、渋谷区文化総合センター大和田 ほか
主催:MET JAZZ TOKYO実行委員会
企画・プロデューサー:八島敦子(エイトアイランズ株式会社)
https://www.metjazztokyo.com/

アンバサダー:上原ひろみ
世界中で、様々なジャズフェスティバルに参加する機会をいただく中で、フェスを通して、様々な街や人と出会ってきました。ジャズに憧れる若者達、彼らを包み込むミュージシャンたち、初めて触れる音楽に目をキラキラさせる子供たち、ジャズの多様性を、街と共に楽しむオーディエンス、音楽が紡ぐ人の繋がりを目の当たりにしてきました。そんなフェスが東京で誕生したら、とても嬉しいです。
上原ひろみ

Co-アンバサダー:小曽根真
音楽は世界中の人の心を繋いでひとつにできる素晴らしい言語。その中でもJAZZは一瞬にしてステージと観客席を「ひとつ」にしてしまう魔法のことば。曲が始まれば、そこから先は今までに誰も行ったことのない未知の世界が広がり、プレイヤーたちは全身全霊でその奥に向かって駆け抜けて行く。それぞれの個性と熱い思いがぶつかり合って「融合」ではなく「共存」する。そこで生まれるエネルギーこそがJAZZ。その「喜び」を、ここから始まるMET JAZZ TOKYOで一人でも多くの方に届けたい。
小曽根真

Co-アンバサダー:石若駿
子供の頃、誰かと共に音を奏でる喜びと楽しさを知ったのがジャズという音楽でした。ジャズのお陰で心がオープンになりたくさんの人と繋がることができました。その瞬間の即興的な演奏により、奏者間の音楽に対する愛や、思いやる気持ちが通い合うことで、その様子が聴衆に伝わり、愛の循環があること(ましてやその先の社会へも!)がジャズの魅力のひとつだと思っています。そんなわくわくする体験ができるのがMET JAZZ TOKYOになると思います。また東京のジャズが世界に拡がっていきます!
石若駿
クリエイティブ・ディレクター:菅野 薫
ロゴデザイン/アート・ディレクター:上西祐理