数カットに2時間以上かかる濃密な撮影

    【画像】『仮面ライダーゼッツ さよならのミッション』撮影現場の様子

    この日の撮影場所は、都内にある地下駐車場です。仮面ライダーやスーパー戦隊シリーズなどを見ている方なら「なんか見たことあるかも」と思う場所ではないでしょうか!

    駐車場にキャストの皆さんが入ると、まずは監督、スタッフ、キャストによるこれから撮るシーンの段取りの打ち合わせが始まります。キャストの皆さんはすでに衣装に着替えています。
    その間、50人以上はいるであろう現場のスタッフさんたちは、黙々と入念に撮影準備を行っていました。

    打ち合わせが終わると、駐車場でねむと莫が小鷹と対峙するシーンの撮影が行われました。テストではうまくいったものの、本番になってからねむと莫が駆け込んでくる際のスピード感が、テスト時よりも足りないと監督からの指摘が。小鷹との絡み方やタイミングも、テストがいちばん良かったとの説明があり、5回ほどやり直す場面が見られました。

    ねむと莫をバイクで追ってきた仮面ライダーノクス。その仮面ライダーノクスが変身解除した後の小鷹のシーンを撮影。
    ねむは「莫が白昼夢の世界を…?」とつぶやき、そのセリフと歩き始めるタイミングを数回試してみます。

    莫の「これは全て俺の犯行だ」というセリフの後に、車が数台莫の前を走り去るシーンでは、実際に何度も車が走るスピードを変えながら試してみます。車が過ぎ去った後に「莫が消えている」というシーンのため、今井さんは移動しながら素早くしゃがみ、消えたように見せかけていました。

    この後「おもしろいことヤッてんな、莫ちゃん」というセリフとともにジークが現れます。出番までずいぶんと時間のあった天野さんですが、ずっと腰に武器をつけたまま現場を歩き回り、ジークとしてそこに存在していました。
    そしてこれはこの映画でジークが初登場するシーンなのですが、実は撮影したのはクランクアップの日だったんです。たった一言でしたが、天野さんの存在感はすごかったです!

    現場にはキャストが待機する簡易的なスペースがあり、出番に向けてそこで待つようでしたが、あまりキャスト同士で話はしていない印象でした。たまに居合わせても、小さな声でほんの少しという感じ。あとで今井さんにそのことを聞いてみたところ、ゼッツのメンバーはあまりおしゃべりな人がいないということと、この日みんなが静かだったのは「その後にあったオールアップのコメント撮りのことを考えてたからかもしれないです(笑)」とのことでした。

    そしてこの日は誕生日が近い天野さんへのバースデーサプライズでケーキが用意されていました! 「またみなさんと一緒に仕事ができるまで、『俺のこと忘れんなよ!』」と、キャスト・スタッフみんなにお祝いされてうれしそうに叫ぶ天野さんでした。しかし今年48歳になるとは思えないほど若々しいビジュアルです……。

    Share.

    Comments are closed.