トム・ホランド、フレッド・アステアTom Holland and Fred Astaire

    Photo: Dominik Bindl/FilmMagic, John Kobal Foundation/Getty Images

    この夏、注目の超大作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』と『オデュッセイア』のプロモーション活動に大忙しのトム・ホランド。次回作でハリウッドのミュージカル映画黄金期を築いたフレッド・アステアを演じる彼は、すでに準備を始めているそうだ。「プロモーションツアーが終了したら、すぐにダンススタジオに戻るつもりです。先日からリハーサルを始め、何度か練習しましが、高揚すると同時にフレッドに誇りに思ってもらえるためには、すべきことが多くあると不安も感じました」とTV番組『Good Morning America』で明かした。

    ハリウッドでミュージカル映画が全盛だった1930年代から1950年代にかけて活躍したアステアは、ダンサーから俳優に転身。『トップ・ハット』(1935)や『有頂天時代』(1936)、『イースター・パレード』(1948)、『バンド・ワゴン』(1953)、『パリの恋人』(1957)などで洗練されたステップを披露し、世界を魅了した。そんなレジェンドを伝記映画で演じるにあたり、トムは「スタントダブルを使わず、自らすべてのダンスを披露します。さらにダンスシーンをワンショットで撮影する」という。アステアなら「そうしたであろうから」だ。

    ロンドンのウエストエンドで上演されたミュージカル舞台『ビリー・エリオット~リトルダンサー~』でブレイクしたトムは、ダンスと無縁という訳ではない。しかし、フレッド・アステアを演じることは、さまざまな意味で挑戦だと感じているようだ。翌日に出演したTV番組『Live With Kelly and Mark』では、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』と『オデュッセイア』で、若手としてのキャリアがひと段落したとして、「次の章では、究極の挑戦、本当に怖いと思えることを見つけたい」とコメント。

    そして、『ビリー・エリオット』の練習をしたロンドンのダンススタジオに再び足を踏み入れたと明かし、こう続けた。「先日、最初のダンスリハーサルをしましたが、ワクワクすると当時に課題が多いことを痛感して恐怖を覚えました」「『ビリー・エリオット』の後、ダンスを辞めたことを後悔していたので、再びタップシューズを履く機会を得たのはうれしい」「この挑戦にとてもワクワクしています」

    Text: Tae Terai

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