自己紹介

     

    はじめまして。私たちは、京都光華大学キャリア形成学部でファッションや地域課題、商品企画について学んでいる3年生の学生チームです。

     

    今回、私たちはファッションデザイナーの浜井弘治さんにご協力いただきながら、繊維産地で生まれる「残糸」を使ったTシャツづくりに挑戦しています。浜井さんは、日本を代表する若手ファッションデザイナーの登竜門として知られる「第61回装苑賞」を受賞後、株式会社三宅デザイン事務所に服飾デザイナーとして入社されました。その後独立し、現在は「うるとらはまいデザイン事務所」を主宰されています。

     

    大学の授業やゼミのなかで、服ができるまでの流れや、ファッション産業が抱える課題について知り、私たちは「服をつくること」は、ただデザインを考えるだけではないと学びました。糸や生地といった素材がどこからきているのか。誰がつくっているのか。使われなかった素材はどうなるのか。そして、私たちはどんな服を選び、どんなふうに着続けていくのか。そうしたことを考えながら、今回のプロジェクトに取り組んでいます。

     

    まだまだ経験の少ない私たちですが、だからこそ、社会の課題を自分たちの目で見て、自分たちなりに考え、形にしてみたいとおもい、今回チャレンジに挑戦することにしました。このTシャツを通して、残糸のこと、ものを大切にすること、そしてファッションの新しい可能性を、多くの方に届けたいです。

     

     

     

     

    プロジェクトを立ち上げたきっかけ

     

    このプロジェクトを始めるきっかけになったのは、「残糸」の存在を知ったことでした。

     

    残糸とは、生地や服をつくるときに余ってしまう糸のことです。私たちは最初、余った糸と聞いても、少し残ったものをまた別の商品に使えばよいのではないかと思っていました。でも、実際にはそう簡単ではありませんでした。

     

    残糸は、在庫として持っているだけで企業の資産として計上されてしまうため、保管することが負担になる場合があります。そのため、まだ使える糸であっても廃棄されてしまうことがあります。また、再利用される場合でも、「油仕事ですぐ汚れるから、色は何でもよい」という理由で、主に工業用軍手に使われることが多かったそうです。それを知ったとき、私たちはとてももったいないと感じました。

     

    残糸は、決して価値のない素材ではありません。色もあり、質感もあり、本来なら服やなにかの製品になるはずだった糸です。それなのに、余ったという理由だけで捨てられたり、限られた使い道にしか活用されなかったりすることに、強い疑問を持ちました。

     

    そこで私たちは、残糸を「余りもの」としてではなく、「新しい価値を持つ素材」として見直したいと考えました。ファッションが好きな人にも、サステナブルな暮らしに関心がある人にも、「これなら着たい」とおもってもらえるTシャツをつくりたい。そのおもいから、このプロジェクトをはじめました。

     

    残糸を価値ある一着へ!学生が挑むサステナブルTシャツ開発

     

     

    プロジェクトの内容

     

    このプロジェクトでは、繊維産地で生まれる残糸を活用し、日常的に長く着られるTシャツを制作します。

     

    私たちが大切にしているのは、「サステナブルだから着る」だけではなく、「デザインがよいから着たい」と思ってもらえることです。そのために、デザイナーの浜井弘治さんにご協力いただき、学生だけでは気づけない視点を学びながら、デザインや素材の活かし方を考えています。

     

    今回つくるTシャツでは、次のような点を大切にしています。

     

    まず、性別を問わず着られるジェンダーフリーなデザインです。男性用、女性用という分け方にとらわれず、誰でも自然に着られる一枚を目指しています。次に、流行に左右されにくいことです。一時的に流行して終わる服ではなく、来年も、その先も着たいとおもえるような、シンプルで長く使えるデザインにしたいと考えています。そして、残糸を使っていることが妥協にならない品質です。「余った糸だから仕方ない」ではなく、残糸だからこそ生まれる色や風合いを大切にしながら、きちんと日常で着られるTシャツに仕上げたいとおもっています。

     

    ご支援いただいた資金を、50着のTシャツを制作するための、残糸の購入費用、Tシャツの制作(縫製)費用、応援してくださった方への発送費用として大切に使用させていただきます。

     

    私たちにとってこのプロジェクトは、商品をつくって終わりではありません。社会課題を知り、企画を考え、デザイナーや産地の方々と協力し、実際に商品として届けるところまで学ぶ実践の場でもあります。支援してくださる皆さまには、完成したTシャツだけでなく、私たちが悩みながら、考えながら、形にしていく過程も一緒に見守っていただけるとうれしいです。

     

     

     

    目標金額:25万円

    目標金額の使途および実施する内容:ご支援いただいた資金を、50着のTシャツを制作するための、残糸の購入費用、Tシャツの制作(縫製)費用、応援してくださった方への発送費用として大切に使用させていただきます。

    ※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、自己負担するなどして、必ず予定していた規模の実施内容の通り実行致します。

     

     

    Tシャツの紹介

     

     ◇デザイン

    首元・袖口・裾に施された白いラインで適度な抜け感をだしています。
    肩のラインが少し落ちたデザインで、リラックスしたシルエットに仕上げています。
    身幅にゆとりを持たせたラフなフォルムで、締め付け感のないストレスフリーな着心地です。

     

     

     ◇素材

    コットン100%(栃木県で作られたコルフウエア向け生地制作のための残糸を使用します)
    日本製(山口県の縫製工場で製造します)

     

     

     

     

     ◇サイズ・カラー

    サイズ:フリーサイズ(身幅:116cm / 肩幅:56cm / 着丈:70cm /袖丈:15cm)
    カラー:グリーン / グレー / パープル / ネイビー

     

     

     

     

    プロジェクトの展望・ビジョン

     

    私たちは、このプロジェクトを一回限りのTシャツ制作で終わらせたくないと考えています。今回の挑戦を通して、残糸という素材に新しい価値を見出し、繊維産地の課題を多くの方に知ってもらうきっかけをつくりたいです。

     

    ファッションは、毎日の生活にとても身近なものです。だからこそ、一枚の服を選ぶことが、社会の課題を考えるきっかけにもなります。「安いから買う」「流行っているから買う」それだけではなく、「長く着られるから選ぶ」「背景に共感できるから選ぶ」「つくる人や素材を大切にしたいから選ぶ」そんな選び方が、もっと自然に広がっていけばと考えています。

     

    また、私たち学生にとっても、このプロジェクトは大きな学びになります。教室で学んだことを、実際の商品企画やものづくり、販売、広報につなげることで、社会の仕組みを学ぶ経験になります。将来的には、残糸を使った商品づくりをTシャツ以外にも広げたり、地域の企業や産地の方々と連携した取り組みに発展させたりしたいです。そして、大学生でも社会課題に向き合い、具体的な形にすることができるということを、多くの人に伝えたいです。捨てられるはずだった糸が、誰かに長く愛される一枚になる。その小さな変化を、皆さまと一緒につくっていきたいです。

    Share.

    Comments are closed.