本チャートは、紙書籍・電子書籍・図書館貸出を統合した総合書籍チャート“Billboard JAPAN Book Hot 100”から、文芸書籍を抽出し、ランキング化したもの。

     前週に引き続き首位に輝いた『夏帆 The Tale of KAHO』は、文芸誌『新潮』2024年6月号から2026年3月号にかけて全4回にわたり掲載された作品に、加筆・修正を加えてまとめたもの。26歳の絵本作家・夏帆が主人公の物語で、村上春樹の長編小説で女性が単独の主人公となるのは初となる。当週は店舗、EC、SNS指標で1位、電子書籍指標で11位を記録し、二週目の首位を獲得した。

     2位には松下龍之介『一次元の挿し木』が続く。二百年前の人骨のDNAが四年前に失踪した妹のものと一致するというミステリー作品で、同作が原作となるドラマ『一次元の挿し木』が7月5日より放送スタート。ドラマの効果もあってか、当週は店舗とSNS指標で3位、EC指標で5位を記録し、前週の6位から順位を上げた。

     20位にはキュルZ『夜は猫といっしょ 9巻』が初登場。同作は2026年7月8日に発売され、当週は電子書籍指標で1位、EC指標で4位を記録した。

    ◎【Hot Bungei Books】トップ10
    1位『夏帆 The Tale of KAHO』村上春樹
    2位『一次元の挿し木』松下龍之介
    3位『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈
    4位『イン・ザ・メガチャーチ』朝井リョウ
    5位『777 トリプルセブン』伊坂幸太郎
    6位『魔女と過ごした七日間』東野圭吾
    7位『汝、星のごとく』凪良ゆう
    8位『BUTTER』柚木麻子
    9位『ファイア・ドーム 上巻』辻村深月
    10位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈

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