2026年7月18日

    PCから投稿

    鑑賞方法:映画館

     小説の「死のロングウォーク」を読んだのは、かなり前だったので、内容的にはあまり記憶に残っていない。特にストーリーもなく、ただ歩いているだけという話なので、荘園たちの会話の内容はもちろん、ラストさえもはっきりとは憶えていなかった。ただ、その斬新なゲーム(レースなのかな)と、スティーブン・キング(この時の名前はリチャード・バックマン)の残酷で無惨な表現だけは印象に残っていた。それがキングらしいと言えば、キングなのだが。その小説をどのように映像で表現するのか、という興味で映画館で鑑賞した。
     小説と同じように、参加者が次々に命を落とすシーンは残酷で無慈悲なのだが、それでも映画には感動が残った。やはり興行を考えたためなのだろうが、個人的には小説よりも、映画の方が良作に感じた。ただ、残酷なレースを淡々と描くのでは、映画として成り立たせるのは難しいだろう。それでも、この映画がキングの原作であることは、端々に感じることができる。最近鑑賞した「サンキュー、チャック」もキングのファンタジー系のホラー短編なのだが、やはりキングらしかった。キングの原作は、かなりの確率で映画になるのだが、どれもが佳作になっていると言っていい。原作を読むと、これが映像になるのか疑問を抱くのだが、不思議と映画として成立している。やはりアメリカ人は特有のヒロイズムを持っているからだろうか。なかなか他の人種では難しいような気もする。

    Japanese dragonet ロングウォーク

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