IVEのアン・ユジン(c)news1

    IVEのアン・ユジン(c)news1

    【07月15日 KOREA WAVE】韓国のガールズグループIVEのアン・ユジンが、ソウル市瑞草区方背洞の再建築マンションの分譲に当選したことが分かり、批判が広がっている。多額の資産を持つとされる有名アイドルが、当選すれば大きな含み益が見込まれる物件を取得したことで、住宅を持たない実需層の喪失感を強めたとの指摘が出ている。

    分譲業界によると、アン・ユジンは9月に入居予定の方背5区域再建築物件「THE H 方背」の分譲に当選した。

    同物件には分譲価格上限制が適用されており、近隣の新築マンション相場と比べると、当選によって約18億ウォン(約1億9800万円)の含み益が期待されるという。方背洞の周辺新築マンションの売り出し価格は40億ウォン(約4億4000万円)程度となっている。

    当選が伝えられると、オンラインコミュニティーやSNSでは、アン・ユジンや現行の住宅分譲制度を批判する投稿が相次いだ。市場価格より安く供給される物件に見えるものの、実際には分譲価格そのものが高く、多額の現金を持つ人しか申し込めないとの指摘だ。

    住宅分譲に3回落選したという30代の市民は「芸能人は融資を受けなくても住宅を購入できるほどの資力があるのに、なぜ分譲まで利用して安く買おうとするのか」と不満を示した。

    子ども2人を育てる40代の無住宅者は「結婚していない20代が当選するのは納得しにくい。著名人として社会的責任を考えてほしい」と話した。

    一方で、今回の問題は特定の有名人の当選より、現行制度の構造的な問題を示しているとの声も上がっている。

    あるネット利用者は、分譲価格上限制について「民間分譲で現在適用される地域は江南3区と龍山区程度に限られる」とした上で「分譲価格が30億ウォン(約3億3000万円)を超え、住宅担保融資も最大2億ウォン(約2200万円)に制限されているため、事実上、住宅を持たない自己資金富裕層だけが申し込める構造だ」と指摘した。

    さらに「最低でも28億ウォン(約3億800万円)以上の現金を持つ人しか分譲価格上限制の対象物件に近づけず、一般の市民は制度が適用されないマンションを通常価格で購入している」と批判した。

    現在、25億ウォン(約2億7500万円)を超える住宅への住宅担保融資は最大2億ウォン(約2200万円)に制限されている。

    (c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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