2024年に誕生から70年を迎えた「ゴジラ」。数々の映像作品の中で、手掛ける監督によって異なる存在として、描かれてきた。国内外のアーティストが「ゴジラとは、何か」という問いに向き合い、その答えをアート作品として発表する特別展「ゴジラ生誕70周年記念 ゴジラ・THE・アート展」が、神戸ゆかりの美術館(神戸市東灘区)で開催されている。2026年9月6日(日)まで。

展示風景 TM & (c) TOHO CO., LTD.
1954年に第1作が公開された「ゴジラ」。以来数々の作品が制作されてきた。戦争や水爆に対するアンチテーゼだったり、ヒーローだったり、その時代を映す、人知を超える存在として描かれてきた。

小谷元彦「the One ―呉爾羅 (仮設のモニュメント6)」TM & (c) TOHO CO., LTD. (c) Motohiko ODANI
そのゴジラについて、現代のアーティストはどのように捉えているのか、現代ではどんな存在なのか。横尾忠則や福田美蘭、O JUNなど国内外の第一線で活躍するアーティストたちが独自の解釈でゴジラを表現した作品約80点が会場に並ぶ。その表現は様々で、それぞれの「ゴジラへの思い」が込められている。

横尾忠則「ゴジラの日本」TM & (c) TOHO CO., LTD. (c) Tadanori Yokoo
今展を企画した東宝株式会社の宮崎豪氏は、「世代や性別によってゴジラに対するイメージも違う。これまでの積み重ねが現代のゴジラを作り上げている。いろいろな表現がありアウトプットがある。まさにそれがアート。ゴジラは唯一の答えがない存在。見ている人にとってのゴジラとは何か、展示を通して考える機会になれば」とし、「それが次の時代のゴジラにつながると思います」と話した。

TokyoBuild 「The Pharmacy」 TM & (c) TOHO CO., LTD.

展示風景
ゴジラは、今年11月3日(火・祝)に新作映画『ゴジラ-0.0』が公開されるほか、7月14日(火)から16日(木)には、OSシネマズミント神戸で、第1作『ゴジラ』(1954年)、『ゴジラVSビオランテ』(1989年)、神戸でロケが行われた『ゴジラVSスペースゴジラ』(1994年)の特別上映会も予定されている。
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