吉沢亮× 横浜流星 競演

    歌舞伎に魅せられた男が芸を極め  伝統を受け継ぐことができるのか? 美しくも哀しい──芸道への邁進を描いた傑作映画

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    出典  出典 ©︎吉田修一 朝日新聞出版 「国宝」|©︎2025映画「国宝」製作委員会(左・映画東宝 IMAXシアター)

    監督  李相日(リサンイル)  「フラガール」「悪人」「許されざる者」「怒り」「ブルーハーツが聴こえる」「流浪の月 」
    脚本  奥寺佐渡子 ドラマ  「リバース」「わたし、定時で帰ります。」「川のほとりで」「最愛「下剋上球児」/ 映画 「コーヒーが冷めないうちに」「グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇」「望み」
    原作  「国宝」 吉田修一著  同作家の他作品 「悪人」「怒り」「楽園」など他多数メディア化

    国宝 (175分)

    ★★★★★★☆  星6つ

    日本公開  2025年6月6日

    韓国語表記  국보

    英語表記  Kokuho

    視聴方法  プライムビデオ
    ※ アマプラでprime会員は視聴できますが、プラウザ(Chrome・Edge・Safari)のバージョンが最新でないと視聴できません  2026年7月12日現在

    Amazonプライム 「国宝」

     

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    ほぼネタバレなし

    あらすじ

    1964年長崎の任侠の一門 立花組長が銃殺される。雪の中で舞うように倒れる父を目撃した立花喜久雄(吉沢亮)。

    親を亡くした喜久雄は、そこに居合わせた上方歌舞伎の名門‘丹波屋’の当主 花井半二郎(渡辺謙)にスカウトされる。

    ‘丹波屋’に入ると、半二郎の実子で歌舞伎の英才教育を受けている俊介( 横浜流星)がいて実力差に戸惑うが。喜久雄は天賦の才と努力で俊介のよきライバルとなっていく。

    (2026.そら豆)

     

    感想

    血筋に勝る 優れた才と

    芸への渇望!!

    歌舞伎の世界に身を投じる
    青年の生きざまを描いた

    近年最も有名な

    名作映画を

    ──わたしは今ごろ鑑賞〜😮ゴメン

    (もうレビューは出尽くしている・・・需要あるのか)。

    国内外で絶賛を浴び、受賞しまくった
    映画 「国宝」をアマプラ配信ありがとうな。

    噂で聞いたとおり歌舞伎の厳しく優雅な世界観には息をのみました。

    幽玄美を 大衆向きに 友情・成長まで盛り込んで 制作してあり、格式高い歌舞伎には あまり触れたことがない私でも見やすかった。

    女方を演じる喜久雄(演・吉沢亮) の優美な所作と色気がすごい。舞台を降りれば大股ひろげて「疲れたー疲れたー」とソファにドカっと座りこむ普通の青年になるギャップ🤭

    そんな、歌舞伎オンとオフのメリハリもうまかったよね。

    外で友とじゃれあいながら演技練習するシーンが何回かあって。喜久雄はビシバシ叱られても叩かれても「楽しい」って、どんだけ歌舞伎愛。スポ根のノリで気づいたらハマってたのかな。

    私の韓ドラ愛と同じで、14歳から64歳まで好きなことだけ一筋に打ちこみ極められるって幸せな人生だと思う(さらっと自分を同列に並べたね)。

    ただ、韓国ドラマ「21世紀の大君夫人」とよく似た感想で。

    映像美は素晴らしいぃ〜けど感情描写が抜けて時々シーンが飛ぶので、私は喜久雄と俊介の人物像がよく分からなかった。

    主役2人がケンカするエピソードがあり→ 一瞬で仲直り。あれれ〜いつの間に?

    原作を割愛してあるのか、女性関係もかーなーり あっさり。女性側の感情もものすごく薄いです。モテ喜久雄には男っぽい面もあることは分かった。

    芸の頂点を目指す物語である一方、私には2人が本当は何を目指していたのか少し見えにくかったです。

     

    原作小説と映画の興行収入について

    吉田修一作家の小説→映画化は「悪人」」怒り」に続き三作目、どれも李相日(リサンイル)監督とタッグを組んでいます。

    原作小説は濃厚で映画はその中の芸道に焦点を絞った作品。

    これ実話?と調べたけどフィクションでした。

    リンク

     

    映画の興行収入

    今作の李相日(リサンイル)監督が在日コリアン3世と知り、韓ドラファンの私はなぜか親しみが湧きました。

    製作費は12億円。

    歴代興行収入8位の208.3億円という日本映画界で快挙を成し遂げた(ちなみに1位と2位は劇場版『鬼滅の刃』)。

    それだけでなく、第49回日本アカデミー賞で最優秀賞をはじめ10冠を獲得しました👏

     

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    『国宝』予告編と主題歌

    映像のどこを切り取っても美しい。

    www.youtube.com  『国宝』予告【6月6日(金)公開!】

     

    主題歌   「Luminance」-🎤 原摩利彦 feat. 井口理

    感動を呼ぶ 幻想的な曲、リピリピ。

    www.youtube.com  主題歌MV】 映画『国宝』|主題歌「Luminance」原摩利彦 feat. 井口 理(King Gnu)

     

    キャスト

    ※青が演じた役者で年齢はドラマ公開当時

    主要キャスト

    立花 喜久雄

    長崎の任侠一門→歌舞伎の修行 花井 東一郎、喜久ちゃん

    父親  立花 権五郎(永瀬正敏)・・・立花組の組長
    義母  立花マツ(宮澤エマ)・・・前妻との約束を守り喜久雄を堅気に

    吉沢亮 /子役 黒川想矢(15歳)  年齢31歳、身長171㎝
    そもそも超美形、女方の艶やかな衣装を身に纏うと息をのむほどの優美さだった。ドアップのポスターも見惚れる。

    出演作品 ドラマ「なつぞら」「ばけばけ」「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」「半沢直樹II」「青天を衝け」「PICU 小児集中治療室」/ 映画 「キングダム(シリーズ)」「ブラックナイトパレード」「ババンババンバンバンパイア」

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    出典 ©︎吉田修一 朝日新聞出版 「国宝」|©︎2025映画「国宝」製作委員会

    大垣 俊介  =半弥 ↑

    上方歌舞伎の名門‘丹波屋’の御曹司、俊坊

    母親  大垣幸子(寺島しのぶ)・・・浄瑠璃一門出身

    横浜流星 /子役 越山敬達(16歳)  年齢28歳、身長 174㎝
    吉沢亮と対等の演技。イケメン御曹司の中身は少しチャラく優しく掴みどころのない人物像で演じにくかったのでは。

    出演作品 ドラマ 「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」「私たちはどうかしている」「わかっていても」「イクサガミ」「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺」/ 映画 「線は、僕を描く」「ヴィレッジ」「春に散る」「正体」「片思い世界」「汝、星のごとく」

     

    花井 半二郎 ↗︎ (3代目)→花井 白虎(4代目)

    ‘丹波屋’の当主で歌舞伎役者、大垣俊介の実父

    渡辺 謙 年齢65歳、身長184㎝

     

    福田 春江

    喜久雄の幼馴染で恋人、ホステス→俊介の妻

    高畑 充希 / 子役 根本真陽  年齢33歳、身長158㎝
    岡田将生、今作で第49回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞を受賞しました。

     

    その他のキャスト

    藤駒(見上 愛)・・・祇園の芸妓、喜久雄の愛人
       -娘 綾乃(瀧内公美/ 子役 森千紘)・・・喜久雄の婚外子

    早川 徳次(下川 恭平)・・・長崎の任侠一門の組員、喜久雄の幼馴染の徳ちゃん

    梅木(嶋田 久作)・・・三友の社長、歌舞伎の興行を仕切る
      -竹野(三浦貴大)・・・三友の社員

    多野源吉(芹澤興人)・・・花井家の手代で源さん

    吾妻千五郎(4代目中村鴈治郎 /歌舞伎役者)・・・上方歌舞伎の重鎮・役者
      ー娘 彰子(森 七菜)・・・喜久雄の女?

    小野川 万菊(田中 泯 80歳)・・・歌舞伎の人間国宝、女形

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    出典 出典 ©︎吉田修一 朝日新聞出版 「国宝」|©︎2025 映画「国宝」製作委員会|東宝映画

     

    キャストの感想

    吉沢亮と横浜流星といえば、
    仮面ライダー友達コンビ(2012年)🤝で呼吸もピッタリ。

    比較されるプレッシャーはあっただろうけど、これで実力を世界に知らしめたよね。女方が同時出演の2人の演技が揃っていてキレイでした。

    吾妻千五郎役に ガチの歌舞伎役者 4代目中村鴈治郎 が!歌舞伎ファンも鑑賞する映画、プロ目線の指摘・指導はありがたい存在。

    冒頭から撃たれた喜久雄の父親役 永瀬正敏と、俊介の父親役 渡辺謙の演技はさすがベテランの重み。

     

    最後に

    舞台で白雪が舞うシーンは幻想的でしたが。

    父親の銃殺シーンと重なるようで・・・喜久雄の心中は騒がしかっただろうな。

    彼がここまで歌舞伎にのめり込んだのは、あの雪の日のトラウマを舞台で消し去るためか、亡き父に自分を魅せるためか。

    喜久雄がいなければ俊介が‘丹波屋’も襲名も楽々と継承していただろうけど、そう甘くないってことか。

    努力が血筋で奪われるならなんのための努力なんだ?と思いますが。

    喜久雄は芸で堅気になれたけど、芸に人生をささげたよね。

     

    ★6つ(満点は★7)   そもそも映画は苦手なので、これがドラマで 主人公の歌舞伎役者としての苦悩を濃厚に描いてあればなぁ なんて考えながら観ていました。

    恋愛の真相や喜久雄の気持ちを知るには原作を読むしかありませんね。

     

     

    ネタバレあり感想

    ⚠️ネタバレありですよ?⚠️

    2冊にわたる小説を175分の実写化は無理があったのかダイジェストみたいでした。

    それにしても喜久雄の悪魔の取引は残酷だったね。

    セリフ「歌舞伎以外なにもいらない」

    これ娘に「俺おまえいらない」と言ったも同然、幼子にキッツーと思ったわ。

    そこで喜久雄の女性関係をまとめますと・・・。

    ①春江・・・喜久雄の幼馴染で彼女

    ②藤駒・・・芸妓、娘 綾乃を育てる

    ③彰子・・・歌舞伎の重鎮の娘

    喜久雄がプロポーズしたのは①のみ。

    それなのに①が俊介と家出はあまりに唐突で不可解だったけど、春江の寂しいが積み重なった結果でした。

    ②の母娘はそれでよかったのか?と不思議。実は喜久雄は一人娘を置いて 泣く泣く芸能の道を選んだんじゃないかな。2人に謝れと思ったけどね。

    ③は気の毒だけど名家の娘として喜久雄に利用されただけだったのに気丈な娘だった。

    こう書くと、喜久雄は男としては最低だな。

    人か芸かで 芸を選択した代償なのか、喜久雄は生涯独身でした。

    心中ではたびたび葛藤があったはず、喜久雄の激情の人生は映画の尺では描ききれないほど深いものだったのではと思います。

     

    参考文献  namu.wiki/w/국보(영화)

     

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