なんばスカイオ7階 コンベンションホール(大阪市中央区)で、「ホラーにふれる展 -映画美術の世界-」が7月25日から開催されます。
満足度90%以上を達成した東京ソラマチ(R)で大好評だった展示会が、ついに大阪にて開催決定。本展は、ジャパニーズホラーとして世界からも人気を集める日本のホラー映画の美術に焦点をあて、恐怖が息潜める 「映画セットとその裏側」へと没入できる新感覚の展覧会。会場内では、来場者が作品を「見る」だけではなく、好きなように「撮る」、「触る」など、鑑賞者自身の身体を使って、本物の恐怖を体感できる仕掛けが満載です。


ホラーにふれる展 -映画美術の世界-
会場:なんばスカイオ7階 コンベンションホール(大阪府大阪市中央区難波5-1-60)
会期:2026年7月25日(土)~8月23日(日)
開館時間:10:00~18:00(最終入場は17:30)
休館日:会期中無休(30日間)
入場料(当日券):
大人 2,400円、高校生以下 1,900円
※3歳以下無料
※高校生以下は、2008年4月2日以降生まれの方が対象
※土日祝および特定期間は日時指定チケットの購入が必要
アクセス:
南海電鉄「なんば駅」直結
地下鉄御堂筋線「なんば駅」より徒歩約7分
地下鉄千日前線「なんば駅」より徒歩約10分
地下鉄四つ橋線「なんば駅」より徒歩約15分、ほか
詳細は、ホラーにふれる展公式サイトまで。
スクリーンの中に入ったような非日常体験を
会場内にある美術作品はすべて、日本の映画界で長年活躍してきた美術監督がディレクションしたもの。映画美術にはスクリーン越しでは分からないさまざまな仕掛けや工夫が施されています。映画美術は撮影が終了すれば壊されてしまうものですが、本展では、そのような普段見ることができない美術作品が展示されます。


見て楽しむ映画美術
通常、美術セットは撮影が終了すると取り壊されてしまいます。そこで本展では、普段は一般の方が決して立ち入ることのできないその禁断の空間が、特別にデザイン・再現されます。複数のシチュエーションに合わせ、細部まで徹底的に作り込まれた空間は、まるで本物が目の前に現れたかのような圧倒的な臨場感と巧妙さを放ちます。
さらに会場内には「美術ノート」コーナーも併設。ホラー映画の舞台裏や、知られざる映画美術のプロフェッショナルな仕事の数々が紹介されます。
なお、会場内の作品は、お好きな順番で、何周でも回ることができます。






撮って楽しむ
会場内の展示はすべて写真・動画撮影OK。特別なフォトスポットとして、記念撮影ができる美術作品が展示されます。「昭和50~60年代」を時代設定に作り込む今回のセットは、どこか懐かしくも不穏な世界観の中での撮影が楽しめるでしょう。ほかにも、ご自身の影や手を写し込むなど、工夫次第でユニークな写真が撮れる仕掛けも用意されています。

触って楽しむ
本展では、造形物に直接触れたり、持ち上げたりと、普段はできない体験が可能です。一見、アスファルトや鉄、コンクリート、石に見えるものでも、実は本物の素材は使われていません。予算の都合や加工のしやすさ、そして扱いやすい重量などを考慮しながら、知恵と工夫を凝らして作られているのです。是非、手でふれて、どんな素材でつくられているのかを確かめてみてください。スクリーン越しでは分からない、映画美術の工夫を体感いただけます。


本展の最大の魅力は、映画のスクリーンという境界線を取り払い、観客自らがその「不穏な空間」に足を踏み入れられる点にあります。撮影終了とともに本来であれば消え去ってしまうはずの美術セットが、細部に至るまで圧倒的なクオリティで再現されており、映画美術監督たちの知恵と超絶的な技巧を間近に観察できるでしょう。「お化け屋敷のように突然脅かされるのは苦手」というホラーファンや、映画・演劇の舞台裏、空間デザインに興味がある方にとっても、じっくりとその世界観に没入できる貴重な機会となりそうです。昭和の面影を残すどこか懐かしくも恐ろしいセットの中で、映画美術のプロフェッショナルが仕掛けた本物の恐怖を体感してみてはいかがでしょうか。(美術展ナビ)
