大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でエミリア・クラーク演じるデナーリス・ターガリエンに贈られた3つのドラゴンの卵が、競売にかけられることが分かった。米Entertainment Weeklyが伝えている。

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    実際に撮影で使われた3つの卵が箱付きで登場

    米HBOで2011年から2019年まで放送された『ゲーム・オブ・スローンズ』。そのシーズン1の撮影で使用された、のちに「ドラゴンの母」となるデナーリスが手にした3つのドラゴンの卵と、それらを収める木製の宝箱がセットで市場に出ることになった。オークションは7月15日に開催される。

    これまでにも撮影前の試作品であるドラゴンの卵が1個あたり5万~10万ドルで落札された例はあったが、今回は実際の撮影で使用された3個セットであり、それらを収める木製の宝箱付き、さらにHBOから現在の所有者までの所有履歴が完全に証明されている点から、さらに高額になると見られている。

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    この3つの卵は、シーズン1第1話でイリリオ・モパティスがカール・ドロゴとの結婚祝いとしてデナーリスに贈る形で初登場。その後も、第2話でカール・ドロゴの天幕の中、第6話でデナーリスの兄ヴィセーリスが卵を盗もうとする場面などで映し出された。そしてシーズン1最終話で3つの卵は孵化し、ドロゴン、レイガル、ヴィセーリオンという3頭の幼いドラゴンが誕生した。

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    なお、競売を主催するヘリテージ・オークションズによると、今回セットになっている木製の宝箱は、実際に撮影に使われたものではなく、予備として制作されたものと考えられている。

    このセットの現所有者であるアレックス・ロブソンは、2011年にHBOが実施したコンテストで当選し、卵を受け取った。以来15年間、大切に保管してきたという。

    「当時あれほど世界中で話題になっていた作品の小道具が、自分の家にあるなんて本当に信じられませんでした。私はまだ18歳でした。卵は安全に保管するため部屋の奥へしまい、時々取り出して眺めていました」

    そんなロブソンは、自宅のリフォームをきっかけに収納スペースを整理した際、卵を手離すことを思いついた。「私は作品の大ファンですが、卵はほとんど倉庫にしまったままでした。だったら、もっと大切にしてくれる人の手に渡る方がいいと思いました」

    2024年に『ゲーム・オブ・スローンズ』の試作品のドラゴンの卵が出品されるのを見たロブソンは、自身が所有する品の価値を改めて実感した。「私の卵は試作品以上の価値があります。実際に撮影で使われた3個セットで、しかも贈り物用の宝箱まで付いているんです」

    現在HBOで放送中の『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』では、ドラゴンの卵という小道具自体はより多く作られるようになり、画面にもよく映り込んでいる。しかし、その後の時代を描いた本家では、ドラゴンの卵はこの3つしか存在しなかったため、確かに希少性は高そうだ。

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