オンワードHDが「ファッション情報源」を調査 SNS疲れが広まる、AI活用が拡大

    オンワードHDが「ファッション情報源」を調査 SNS疲れが広まる、AI活用が拡大

    オンワードホールディングスは2026年7月2日、全国の10代から70代の男女614人を対象に「ファッション情報源と価値観の変化に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。調査によると、ファッション情報の収集手段は従来の雑誌からSNSや動画コンテンツへと移行してきたが、近年ではSNSに対する「情報過多」や「信頼性の低下」などを理由に、利用者の間でいわゆるSNS疲れが広がっていることが分かった。

    SNS疲れを感じていると回答した人は全体の47.2%に上り、その理由として「情報が多すぎて自分に合うものが見つけにくい」(61.7%)、「広告やPRが多く信頼できない」(47.2%)、「インフルエンサーへの信頼度が下がった」(44.1%)などが挙げられた。こうした背景から、SNSを利用する層の中でAIを活用した情報収集への移行が進んでいるという。


    ▲47.2%がSNS疲れを経験している


    ▲「情報が多すぎて自分に合うものが見つけにくい」が61.7%で最多

    調査では、ChatGPTやGeminiなどのAIをファッション情報収集に利用している人は17.1%となった。SNS疲れを感じている層ではAI利用の増加率が49.3%と、疲れを感じていない層の2.4倍に上った。SNS疲れをきっかけに「AIを使うことが増えた」と回答した人が最も多く、AIが新たな情報源として利用されている。


    ▲5年間でSNS・動画・AIが台頭  雑誌7.3pt 減、AI利用は新たに17.1%が活用


    ▲SNS疲れを感じている層の37.6%がAIを使うことが増えた


    ▲32.4%が1年前に比べてAI利用を拡大している


    ▲SNS疲れあり層のAI増加率49.3%に対し疲れなし層は20.6%

    ファッション情報を収集する目的については、「自分に合う最適な服やコーディネートを見つけるため」が46.4%で最も多く、「購入の判断材料として」(35.7%)、「失敗しないための情報収集」(28.5%)が続いた。「憧れの人やスタイルを参考にするため」は12.2%にとどまり、従来の「流行」「憧れ」重視から「自分に合う最適解」を求める実用的な志向への転換が進んでいることがうかがえる。


    ▲ファッション情報を収集する目的は「自分に合う最適な服やコーディネートを見つけるため」が46.4%で首位

    この5年間で、SNSの利用率は33.1%から49.3%へ、動画コンテンツは30.1%から42.2%へと増加した。一方、ファッション雑誌の利用率は41.5%から34.2%へと減少し、雑誌離れが進んでいる。雑誌を参考にしなくなった人の移行先としては、「動画コンテンツ」(50.0%)、「SNS」(46.4%)、「ECサイトのレビュー」(42.2%)が上位となった。


    ▲ファッション雑誌を参考にする頻度は「減った」が50.1%


    ▲移行先は「動画コンテンツ」が50.0%

    オンワードホールディングスは、こうした調査結果を踏まえ、今後は「憧れを届けるだけでなく、その人にとっての最適解を提案できるブランド」を目指し、商品開発や情報発信、デジタル体験の強化に取り組むとしている。

    ※本記事の制作にあたってAIを活用しています。

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